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コメント数 3878
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  薔薇の名前 《ネタバレ》 サスペンス映画の作り手としてのジャン=ジャック・アノー監督って、どうなんですかね。ここぞという場面で画面をゴチャゴチャさせるだけであまり緊迫感を感じないのですが。 しかしこの作品の魅力は何といっても、この雰囲気、中世の独特の雰囲気、宗教に縛られた閉塞感がもたらすアヤシげな雰囲気。ですね。 オカルトじゃないんだけど、どこかオドロオドロしくて、何が起きるか分からない。そして発生する連続殺人事件、その謎解きに挑戦するのが、ショーン・コネリー。このヒトが演じるとどんな役でもチョビっとだけ頼りなく見えてしまうのは、何故なんでしょうね。 火炙りの刑が進められるその向こうで発生する大火災、というクライマックスも見応えがあって、この時代背景、この舞台背景があってこその盛り上がりを見せてくれます。[インターネット(字幕)] 7点(2021-10-17 14:06:31)《改行有》

2.  バラキ 《ネタバレ》 『ゴッドファーザー』と『仁義なき戦い』を足して2で割っても、こうはならないとは思うけれど、でもそんな感じがする作品です。 製作の時期もちょうど両者に挟まれる形になってますね。 映画としては『ゴッドファーザー』からは何らかの影響を受けざるを得ないのかも知れないけれど、原作本が出版されたのはこちらの方が先(しかも実話)、ということなので、全体としては互いに影響し合っているのでしょう、きっと。 とは言ってみたところで、確かにマフィアの知られざる実態を描いている点からの興味には共通のものがあれど、何と言ってもコチラは主演がブロンソン。アチラのような華美な(それ故、いささか表面的な)世界ではなく、だいぶ男臭いです。ワイルドです。役どころもそれほどの大物ではなく、あくまで運転手。 冒頭、ブロンソンが刑務所で暴れて、刃物を人質に突きつけ、脱獄でもするのかと思いきや、要求は「独房に移せ」。意表をつくオープニングでツカミはOK、刑務所内ですら彼にとって安全ではなく、シャバなどもってのほか。独房にしか安全がない、という彼の状況が示されると同時に、彼のタフさも感じ取ることができますが、まあもともとブロンソンですから、タフなんでしょう。 で、そこから彼の過去が語られる、という構成。だから多少、物語性には乏しいですが、そういう彼が見てきた、経験してきた一種不可思議な世界が、特に暴力性を示しつつ(指詰めならぬマラ詰め)、淡々と語られていきます。 そしてラスト。結局、組織の中に深く入り込みそこから抜け出せなくなった男は、そこから抜け出すために真相を暴露しようとするけれど、その結果、この社会全体という、さらに巨大でさらに容赦のない組織の奥深くに閉じ込められてしまうのであった。ってなところでしょうか。[CS・衛星(吹替)] 7点(2021-09-19 13:43:07)《改行有》

3.  バレット(2012) スタローンだとかウォルター・ヒルだとかジョエル・シルバーだとか、80年代なら無敵の顔ぶれといったところですが、今更・・・というのもあって、だから逆に、どんな意地を見せてくれるんだろう、と期待もしちゃうんですけどね。 残念ながら80年代の残り香もなく、単に、スタローン、すっかりジジイになっちゃったなあ、というありきたりな感想。 とりあえず歳はくってもマッチョなところはみせておこう、と、『レッドブル』の冒頭でシュワがハダカで戦ってみせたみたいに本作でもスタローンがプールサイドで乱闘やってて、こういう肌むき出しでの乱闘ってのは、痛そうというか、怪我しそうというか、そういう生々しい感じがあるんですけどね。ただ、歳食ってまでそれをやらんでも、他に何かあるでしょうに。 前科何犯だかの主人公の、過去の逮捕時の写真ってのが次々に出てきて、いかにもスタローンの過去の映画を振り返ってるようで(これランボーそのまんまやんか、と言いたくなる写真もあったり)、こうやって年齢重ねてきました、というのはいかにもハードボイルド作品向けのおいしい「ネタ」だと思うんですけどねー。どうしてハードボイルドのまま突っ走らずに「マッチョ系スーパースター」としての顔を出そうとしてしまうんでしょうねえ。って、まあ何せ、スタローンですから。 という訳で、ジジイにしてはスーパースター過ぎて、しかしスーパースターにしてはジジイ過ぎて、しかもお約束的に登場する「相棒」役ってのがワイルドスピードに出てたパッとしない俳優なもんで、この二人で映画を持たせるのはちょっとキツイなあ、と思ってしまうのでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-19 22:29:52)《改行有》

4.  パリの灯は遠く 私も、カフカを思い起こしました。ドイツ占領下のフランスで、自分と同姓同名の人間の行方を追い求める主人公。なぜその人間を探すことにそこまで執念を燃やすのか、その理由は語られず、ただその姿が克明に描かれている点、そしてそれが徒労に終始する点、はたまた、残されたかすかな希望が絶望の裏返しである点、カフカの不条理世界に通じるものがあります。しかし、理由がはっきり語られない「同姓同名探し」が、必ずしも不条理なばかりではなく、不気味さを伴いつつもどこか切実さをも感じさせるのは、それがまるで「自分自身の影を追い求めている」ような行為として描かれているからでしょう。その点、つげ義春の『ゲンセンカン主人』のもつ怖さをふと思い出したりもします。舞台で歌われるマーラー「亡き児をしのぶ歌」と観客たちの空疎な笑い。この無責任で乾いた笑いは、ユダヤ人への弾圧という悲劇の時代における、醜悪な一場面ではあるけれども(そういやマーラーもユダヤ人だった)、それと同時に、人の生死があまりにも理不尽に、紙一重の差で決められてしまう、という滑稽さと恐ろしさに対する引きつった笑いのようにも思えてきたり。キザ過ぎる邦題とは無縁の、絶望と不安の映画です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-07-22 21:32:28)

5.  花咲ける騎士道(1952) 騎士道のキの字も感じられない、軽~いノリのアクション映画。しっかしノリは軽くてもアイデア満載、本当によく出来てます。アホらしいのについ手に汗握ってしまったり(ファンファン達の処刑の場面とか)、ひたすら楽しく、楽しすぎて、映画が終わるのが寂しくなるくらい。文句なしにオススメ。[CS・衛星(字幕)] 10点(2012-11-12 10:50:21)

6.  パリは霧にぬれて 《ネタバレ》 主人公の女性の精神状態の危うさを描く映画と思いきや、後半、真相が明らかになってくると、ノリノリのスパイ映画になっていく、という、意表をついた作品。文芸調の邦題と言い、冒頭の思わせぶりなシーンと言い、こりゃアート系の作品と思って観ていたら、まさかこんな身も蓋もない真相が待っているとは。この節操の無さが、イイですね。それにしても皆さんおっしゃる通り、ホントにフェイ・ダナウェイが綺麗です。コワイ顔のオバチャンというイメージしかなかったのですが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-25 22:14:53)

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