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プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  フェノミナ 作中で「虫めづる姫君」を演じているジェニファー・コネリーは撮影当時13歳でしょうか。 いやこれが確かにカワイイんですけど、彼女ばかりではなく、これだけカワイく撮ったスタッフこそ褒めてあげて欲しいところ。ブサイクさんが虫と戯れてたのでは、ゴメンね、正直、絵にならない。 ホラー作品とは言っても、あくまで連続殺人モノ。そこに、主人公の少女が虫と意思疎通めいた事をするという設定を持ち込んで、超自然的な要素を加えたのが本作の売り。虫の複眼を通した一人称映像なんて、巨大蟻の帝国以来じゃなかろうか。 だもんで、虫虫虫のオンパレード。はい、キモチ悪いです。これで終わっては単なる悪趣味映画ですが、ハエと共闘したりしちゃうあたりは、ちょっとファンタジー。犯人は一体だれなのか、そして犯人が抱えた秘密とは。 虫のキモチ悪さ以外にも、それなりに残酷描写やショック描写が盛り込まれ、突然のヘビメタはイマイチよくわからんノリながらも、不気味さはよく出ておりました。ジェニファーのちょっとトロくて不器用な感じも、作品の神秘性に繋がっていなくもなく。 ドナルド・プレザンスがムシ博士をやっていて、そこにムシ大好き少女ジェニファーがやってきて意気投合、ムシ談義を花開かせる、という展開は何だか、(無償配布の非売品化される前の)学研ひみつシリーズみたいな設定だわい、と少し思うのでした。[インターネット(字幕)] 7点(2021-06-06 17:52:08)《改行有》

2.  復讐無頼・狼たちの荒野 邦題からも雰囲気が想像できるように、マカロニウェスタン風の作品ですが、題材はメキシコ革命。革命の闘士たる奔放な男テペパの姿を、イギリス人医師の目を通して描いて、二人の間の友情とか憎しみとかが、そこに絡んでくる。物語はまったく違うんですが、この二人の相貌を見ていると何となく、『アラビアのロレンス』みたいなのをイメージしてたんじゃないかな、と思えてくる。 それだけに、ものすごーく後味が悪いんですけどね、コレ。後味悪いだけじゃなく、二人の関係への踏み込みが浅くてもうひとつ盛り上げられてない感じ。。。 敵役として登場する大佐、これがまた途轍もなく悪そうな顔をしたオッサンで、はい、そうなんです、オーソン・ウェルズなんです。ここまで悪そうな顔だっけか、というくらい、見事なハマリ役です。とはいえ、他の人でも務まりそうな役ですが、ま、一応、本作の見どころということで。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-08 09:18:12)《改行有》

3.  復讐のガンマン・ジャンゴ マカロニ・ウェスタンの主人公におけるこの「ジャンゴ」率の高さというものは、一体何なんでしょうかね。日本でどの映画会社もめいめい勝手な怪獣映画を作って「ゴジラ」を名乗らせるようなもんだと思うのですが。 本作でジャンゴを演じるは、マカロニ界のスーパー・スター・・・なのかどうなのか、普通に日本に暮らしているとなかなかピンとこないのですが噂によるとどうもそうらしい、アンソニー・ステファン。この面構え、ニヒルと言うべきか、それとも貧相と言うべきか。やっぱピンと来ないなあ。 冒頭いきなり女性が殺害されて、なるほどこれは復讐譚らしい、ということになりますが、その前の幸せな頃を描いてこそ主人公の怒りも伝わろうというところ、さすがはマカロニ、そういうウェットな要素は完全にそぎ落として、痛快娯楽に徹します。主人公自身すらもが、今自分が復讐を果たそうとしていることを、ほとんど忘れ去ってしまっており、ホンの時たま「あ、復讐しなきゃ」と思い出しているような。 そういうテキトー感がいいですね。映画の最初の方で、主人公が、いつ爆発するかわからないダイナマイトを手に、タバコの火を悠然とつける。ここで爆発したら映画がすぐに終わっちゃうので、爆発する訳ないんだけど、観てる我々はそれでも「早く、早く!」とハラハラする。そのムダな余裕は一体何なんだよ、とイライラもする。こういう映画に、ハズレはありません、たぶん。 で、あまり一生懸命復讐する気のない主人公の、一応は復讐が繰り広げられ、ガンファイトが次々に炸裂する訳ですが・・・この映画の最大の見どころは、主人公の「セコさ」です。「二人羽織殺法」とか、「両腕ダミー作戦」とか、敵を倒すことよりも、敵をダマすことばかりに腐心していて、卑怯なことこの上ないんです。アイデア満載、それも小ネタばかり。これぞマカロニ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-03 17:03:26)《改行有》

4.  増える賞金、死体の山 映画冒頭からいきなり激しい銃撃戦。北軍の部隊が悪党どもに襲われ、大量の武器と軍医の娘が奪われてしまう。その裏には、メキシコで自らを皇帝と名乗る(アホの)ロペス将軍の影が。そこで立ち上がったのが、3人の軍人と、主人公たる謎の賞金稼ぎ“コーラン”。アラーの神を信奉しているらしいけれど、本当にイスラム教徒なのかどうかは怪しいのですが。ま、ストーリーはどうでもよくって、お楽しみは映画に登場する数々のギミックです。まず、主人公愛用の若干オマヌケな日傘。これが実は、マシンガンが仕込まれているという、小学生なら大喜び間違い無しの代物。主人公第2の武器は、やたらに長いライフル銃。いや一種のバズーカ砲みたいなもんで、葉巻のような巨大な弾丸を発射し、着弾すると爆発します。軍人たちも負けじと、水筒爆弾やらパチンコ爆弾やら。ドッカンドッカン、派手にやってくれます。最後は、ハッピーエンドなのやらそうではないのやら、何とも中途半端な気分になる終わり方なのですが、製作者の意向としては基本的に、明るく楽しい痛快作、が狙いなんでしょう。さあ皆さんも頑張って痛快な気分になってみて下さい[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-05 09:10:37)

5.  プロジェクトV(バイオント) 史上最悪のダム災害 先日こーんなタイトルの映画を夜中に放送してたので、あー、このタイトルからするときっとパロディ映画か何かだな、たまにはこんなダメそうな映画でも観てみようかなーと思って観てみたら、これが意外にもシリアスな作品、実際に起こった災害にもとづくパニック映画、いやいや、パニック映画ですらなく、なぜこのような人災が起こったかを描いた社会派サスペンス風の映画でしたなあ。どこに焦点をあてようとしてるのやら、イマイチとりとめがなく、淡々と時間が過ぎていってしまい、「おいおい、いつまでたってもなんにも起こらないよ~、そろそろハデなスペクタクルシーンでも見せてくれよ~」とか思ってたら、最後の最後にダム津波が発生。その後のテロップを見て、あ~実はこんな悲惨な事件だったのか、ずいぶん不謹慎なこと考えちゃったなあ、とちょっとヘコんでしまったじゃないですか。ヒドイざんす。[地上波(字幕)] 6点(2005-10-20 23:43:57)(良:1票)

6.  フレディVSジェイソン ビッグネーム同士の夢の対決。↓すでに皆さんが色んな対決になぞらえてるので、書く事無くなっちゃったよん。えーと。やはりこの、ノーレフェリーのグダグダな死闘、でも観ててつい止められなくなるあたりは、「アントニオ猪木対マサ斎藤の巌流島決戦」ってとこではないですかね(2人とも不死身である点まで同じだ)。今回の勝負は、ホーム&アウェー方式の2番勝負、ってな趣向で、「夢の中」と「クリスタル・レイク」でそれぞれ戦う訳ですが、まーこの二人、ホームでは強いが、アウェイではからきしダメ。ウチ弁慶とはこの事か。それでも実は見ごたえあったりするから、さすがです。脚本は、なるほど確かに練られてます。でも練り過ぎてトロトロになっちゃった。細かい描写はジャンジャンすッ飛ばして話が進んでいくんですが、性急過ぎてゴチャゴチャした感じ、どうもまとまりません(リズム感が欠除してます)。でもフレさんとジェイさんをうまくチャンポンに登場させ、なかなかうまくバランスが保たれてはいます。バトルだって悪くないですよ、コレ。互いに相手の持ち味を引き出し、相手の技を受けきり、最後には自分が勝つ・・・これはもう「名勝負数え歌」に入れてよいでしょう(←それ何?)。そうそう!脚本にも素晴らしい点が。それはあの、最後折り畳まれてしまうチョー無神経男の存在。こんな無神経、見た事ないよ。実にスバラシイ。こういう出来過ぎた無神経からやっつけていただくと、映画観てても心が痛みません。はっはっは。一種のパロディでありまた一種の免罪符ですな。では最後に問題。『フレディVSジェイソン』『エイリアンVS.プレデター』、この中で実在しないプロレスラーはどれ?(笑)6点(2004-11-05 01:07:14)

7.  ふたりのトスカーナ この映画、ウマいんです。流れがいい。しかしそれゆえ、ショッキングなラストが、やや、とってつけたような感じがして、もう少しウマい映画的処理ができなかったかなあ、と思えるのですが・・・。親を亡くした少女2人、伯父さんのもとに引き取られるんですが、このヒト、見たところ何とも気難しそう。ホントはこの姪たちには深い愛情を持って色々気を配っている事が、映画では示されているんだけど、彼女たちの前での伯父さんはあくまで威厳ある厳しい人。一方彼女たちの方はというと、これまた伯父さんを慕っており、伯父さんのためなら何とやら、で、アレコレ余計な事をしちゃう。当然のごとく伯父さんに怒られる。このスレ違いが、たまらなくユーモラスなんですが、それでいて何だか切ないんですね。もう首吊って死んじゃいたいワ、といいつつも死に切れず、首にナワかけて泣きながら歩いてくる、そのナワ、よく見ると、縄跳び(!)なんですね。何とも切なくて可笑しい。さて当の伯父さん、何故か教会に行こうとしない。伯父さんバチがあたるんじゃないかと、これまた彼女たちの不安のタネ。しかしこの、教会に行かない理由、実はラストへの大きな伏線になっているんですね。というわけで、一見、子供達の活き活きした姿を描いた、のほほんとした映画に見えますが、いやはやどうして、なかなか巧みに練り上げられた映画であります。8点(2004-05-14 23:03:13)

8.  フェラーリの鷹 ださカッコよく、ださ素晴らしい珠玉のカーチェイス映画。どんな内容かというと、強盗団の乗るシトロエンと刑事の乗るフェラーリが戦うという、まあ、『TAXi』のシリアス版だと思っていただければ・・・って言うか、『TAXi』は設定からクライマックスシーンに至るまで、コレの完全なパクリですよ。こらベッソン出てこい! マンガのように出来過ぎたナイスなストーリー展開、まるで日本映画を観ているようで、燃えてきます(いやマジで)。しっかしフェラーリってこんなクルマだったのかーー。8点(2003-11-08 22:02:25)

9.  豚小屋 へたウマ監督パゾリーニがまたまた荒野を舞台にした一本。チョウチョも人間もホントに食っちゃえ!なのに「豚小屋」の話は何も描かれず尻すぼみ。というわけで、よく考えると「ハンニバル」の先駆的作品です(どこが?)。6点(2003-05-11 12:46:18)

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