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プロフィール |
コメント数 |
32 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
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1. ライフ・イズ・ビューティフル
かなり面白くない。
かなりコケ具合。
そのコケ具合を誰かに言いたい。
別名。しょぼ映画[映画館(字幕)] 3点(2005-04-20 03:21:34)《改行有》
2. レッド・バイオリン
《ネタバレ》 バイオリンの演奏は鳥肌が立ちそうなくらい素晴らしいのですが、如何せん肝心のストーリーが・・・・・・。孤児院で育った
少年のパートは面白かったんですけど、他がね・・・・。世界中のロケーション、様々な時代を舞台にしているわりには、壮大さに欠け、正直面白くなったですね。バイオリンの製作過程も、血をニスに混ぜ、髪のハケで塗るなんてまったく予想通り。普通のおっちゃんとちょっと精神不安定気味の信心深い奥さんからこのバイオリンの起源が始まったって言われても、荘厳さに欠けますよね。カード占いのおばさんもいるって?知らんがなー。人々を魅了し数奇な運命に落としいれるほどのバイオリンと言われても箔がないというか・・・・・・。最後のオチもなんだかな。サミュエル・エル・ジャクソンの行動にもっと動機付けが欲しかったです。単なる自己中心的な人間のわがままにしか見えません。4点(2005-01-30 13:52:15)《改行有》
3. モンスーン・ウェディング
インド上位中流階級の結婚式を含む数日間の愛と信頼の物語。外資が入っているし、監督が現在はアメリカ在住ということもあってか純正インド映画とは趣が異なり全てが洗練されてスタイリッシュ。でも、純正のインド映画らしくないからダメだなんて否定は絶対にしたくありません。今の日本だってサムライ・チョンマゲ・ハラキリの国ではありませんからね。伝統的なインドらしさも残しつつ、グローバル化やボーダーレス化、情報化、ポップ音楽が流行り、性に対してもオープンになり、めまぐるしい発展を遂げる現代のインドをよく反映した仕上がりになっていると思います。わが子を愛するがゆえに口うるさくもなり厳しくもなる、父の苦悩。ウェディングプランナーとメイドとの恋、等等。
こういう色々な話を同時進行で進める作品って大抵どれかがおそろかになっていて、あの話はこうしたほうがいいとか、あの話は余計だったなんて感じることが多いんですが、この映画は全ての話をうまく丁寧にまとめており、誰も、どの話もおろそかにされていない。この監督のやさしいまなざし、姿勢が作品の全てに満ち満ちていたと思います。
映画を観てこんなにうっとり幸せな気分になったのは久しぶり。ラスト雨の中の婚礼シーンは一緒に踊らずにはいられなかった人が沢山いるんじゃないかと思います。私も踊っちゃいましたよ(笑)。
(DVD特典に歌踊りのシーンだけのセレクションがあると良かったな。サントラだと音楽だけだけど、やっぱり踊りと一緒に楽しみたいから。)10点(2004-11-21 00:52:37)《改行有》
4. ニキータ
ベッソン作品の中で一番好きな映画です。後半のだれる感は否めないですが、前編を貫く暗く重い雰囲気の中にもスタイリッシュさ、可笑しさ、もの哀しさが心地よくて、何度も借りて繰り返し観たのを覚えています。「好き」という気持ちは経験的にわかっていましたが、「愛」については無頓着な私にはわからない年頃でした。しかし、乱暴で粗野で傍若無人なニキータが、人一倍寂しがり屋で、愛に飢え、渇望している姿は、子供心にも感覚的に共感するものがあったのかもしれません。この頃借りた他の作品群と配給会社が同じだったらしく、新作映画紹介で『赤い航路』と合わせてやたら見掛けたように思います。「泣き虫の殺し屋」というキャッチコピーも好きでした。私が初めて観たフランス映画だったのかもしれません。特別な思い入れのある作品です。[ビデオ(字幕)] 9点(2003-07-26 22:25:33)
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