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プロフィール |
コメント数 |
11 |
性別 |
女性 |
年齢 |
41歳 |
メールアドレス |
lookbackinanger@msn.com |
自己紹介 |
ずっと更新サボってたんですが落雷してやる気を起こしました。 某大学2年でごじゃいます。 お腹すいてます。いつも飢えてます。 小津安二郎を怒涛に研究するのが春休みの課題です。
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1. フェリーニのローマ
フェリーニってつくづく映画界の天才だなぁということを再確認する為に持って来いな作品。まぁ道からオーケストラリハーサルあたりまでは本当に凄いから何でも良いのだけれど。私はローマという場所に一度もいったことがないし、何のノスタルジアもないわけだけれど、何故こんなにもこの映画のローマに魅了されてしまうのだろう。不思議である、フェリーニは本当に映像の魔術師だ。個人の体験を全人類共通的な感覚にしてしまうのだから。古代、戦争時代、現代とローマの姿を追っていくその手法、構成の仕方の本当に上手く作られていることったらない。練り上げられたセリフ、内容等のオリジナリティー性もスバラ!ラストのローマの町を若者たちがバイクで疾走して行くシーンが纏め方として凄すぎる。天才。教会ファッションショーとかお馴染みお笑いポイントも忘れてません。でもそのお笑いですら映画として不可欠な要素なのだからやっぱり凄い。10点(2004-03-06 03:20:04)
2. 一票のラブレター
先日新文芸座にて見てきました。イラン映画はかなり好きで期待して見たら見事当たったという感じです。面白かった。中盤までイラン社会の内包する(イランだけじゃない?)問題、法律やら選挙やら政治上の矛盾点を描き出した社会派映画の様相を呈しているにも関わらず幕切れは一票のラブレターというセンスですか・・素敵です。非常にセンスがありかつリアルな映画でした。イランの島の風景も雰囲気が良かったし主人公の女の子と兵士もはまり役でした。イラン映画は地味だけれど良質なものが多くブームはちょっと去っちゃった気もするけどまだまだ眼が離せないです。8点(2004-03-06 02:59:42)
3. サテリコン
《ネタバレ》 感覚的に嵌ってしまった映画なので説明の仕様がない・・・。とにかく凄い、何が凄いかってこんなにエグイテーマを扱っているにもかかわらず、作品として上品なところが凄いのです。幻想的な清潔感を失っていないところが凄いです。ラスト付近でうとうとして魔女を待ってるエンコルピオの前を白い鳥が歩いていくシーンが好きです。
10点(2003-09-14 02:03:19)《改行有》
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