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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ヒトラー 最期の12日間 製作側の意図がどうあれ、アドルフ・ヒトラーが特異な存在には見えない映画でした。幕僚たちを前に切羽詰ってわめき散らす姿は、中小企業のワンマン社長の姿にも似て哀れです。映画である以上、作り物(=フィクション)であることには違いないので、最後までそれに徹してくれたほうがスッキリしたんですが・・・でも、個々のキャラクターがよく立った、それぞれに背景・人間性を感じさせる良質の作品です。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-10 18:58:33) 2. オリバー・ツイスト(2005) オリバー少年のバーニー君がどうしても純粋無垢な子に見えなくて、なんだか釈然としない物語でした。仕上がりは無難だけど凡庸。個人的に19世紀ロンドンが大好きなので、予算かけて作りこんでくださってたのは嬉しかったですけど、それだけでは…。もう少し期待してたので残念でした。[映画館(字幕)] 6点(2006-02-09 13:58:12) 3. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー アンジーのアイパッチはお素敵でしたが、それだけではねー。俳優陣の演技も実(じつ)がこもってないように見えるし(それが狙い?)バカバカ映画って嫌いじゃないんですけど、この監督の嗜好と私の嗜好が合わなかったということでしょうね。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-12 15:00:46) 4. ゴスフォード・パーク 登場人物が多すぎて相関関係が把握しきれなかったのは皆さんと同じですが(何人かは区別がつかなかった・・・)最後まで楽しく観れました。役者が全員、達者なのが嬉しいですね。役作りがカッチリしていて、どのキャラをとってきても背後に彼らの人生を想像させます。俳優役さんの歌声も素敵でした。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-20 15:55:08) 5. キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 リーアム・ニーソンとジェレミー・アイアンズ、デヴィッド・シューリスがいっきに見れちゃうなんてお買い得!と思って見に行ったんですが、全員あんまりしどころのない役でしたねぇ(ため息)歴史のお勉強には悪くないと思うんだけど、心に響いてくる「物語」がなかったのは残念です。もう少し主人公の行動に、なんらかの動機があると良かったんですが。オーリは頑張ってるんだけど、どうしてもカリスマ性には欠けるというか、この人についていきたい!と思わせるものがまだありませんでした。(どちらかと言うと「ついていってあげなきゃ」とは思います)ラストの戦闘シーンはまんまヘルム峡谷がダブって、心ひそかに笑ってしまいました。[映画館(字幕)] 7点(2005-05-19 00:14:31)
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