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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 海の上のピアニスト 《ネタバレ》 「世の中が怖い。外に出るくらいなら、死んでやる」。ラストで主人公が言ったことは、要するに、こういうことです。この監督は、現実のせつなさ・やるせなさを表現することが、とても上手だと思いますが(「ニュー・シネマ・パラダイス」は、その珠玉)、この映画は、閉塞感が強すぎて、イマイチでした。主人公は、世の中を見ることなく、ただ、ひきこもっているだけなのに、世の中に絶望している。多くの人が共感できるのは、そういう人間像ではなく、自分の殻を破ろうと努力したけれども、挫折してしまった人なのではないかな。[DVD(字幕)] 6点(2005-05-03 22:28:43) 2. フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 私は中学生時代に「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」シリーズ全作を観たという、どうしようもない暇人ですが、回を重ねるごとにマンネリ化した両作品に対し、この作品は面白かったです。フレディのノリも、ジェイソンのマザコンっぷりも、健在でしたし(『13金』恒例の無意味なエロシーンも……)。ただ、『13金』お約束の、ラストのどんでん返しがなかったのが残念です。最後に生き残った二人が、ジェイソンに桟橋から湖に引きずり込まれるのを、ドキドキしながら待っていたのに!!6点(2004-04-10 20:00:06) 3. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 《ネタバレ》 「理想の相手と結ばれてしまうと、そこで満足してしまって、才能を開花させ夢を叶えることができない。だから、本当に好きな人とは、一緒になることができなくて正解だったのだ」…そう思えるようになる映画です。ちょうど、初めて観たのが失恋した時で、とても癒されました。もちろん、この考えはただの自己正当化なのかもしれません。でも、どうしようもない時に、前向きに考えられるようになることは、とても大切なことだし、実際にあのタイミングで観ることができて、本当によかったと思います。さらに、この映画のもっと良いところは、ただ癒されるだけじゃなくて、「(主人公のように)夢にむかって努力することで、いつか再び、めぐり会える日がくるのかもしれない」と思えることですね。過去の辛さを薄れさせてくれるだけでなく、これから前に進むために必要な『希望』を与えてくれるんです。……そして最後に、この映画の一番素晴らしいところは、どんな苦しみも、アルフレードのように自分を愛し見守ってくれる人が、思いやってくれたからなのかもしれないと、思いなおせること。それは、恋にかぎらず、苦しい時ほど忘れてしまいがちで忘れてはいけない視点だと思います。10点(2004-03-08 00:55:08)(良:1票) 4. オープン・ユア・アイズ 《ネタバレ》 最初の方に、テレビで冷凍睡眠の話をしていた時点で、オチが読めた。読めちゃうと、つまらないこと、この上なかった。3点(2004-01-24 04:25:01) 5. フェノミナ ゲーム「クロックタワー」の原作らしいが……単体として観れば、ただグロいだけの映画だと思う。古い「13日の金曜日」と、全体的な雰囲気が似ていた。要するに、つまらないということ。3点(2004-01-24 03:47:23)
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