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1. キングダム・オブ・ヘブン
おおお、思ったよりずっと面白かったです。サラディンとボードワン4世にカリスマ性があって、この2人の駆け引き、そして敵なのにお互いを認め合ってる感じが良かったです。英雄は英雄を知るんですね。主人公の選択や優先順位の勘違いにイライラさせられましたが、一応史実に合わせないとならないと思うので、歴史に文句行っても仕方ないって事で諦めます。でも最後村に帰れるのはおかしい・・・[映画館(字幕)] 7点(2005-05-27 21:53:59)
2. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
リメイク版(ドーン~)を見て、オリジナルの偉大さを再確認。
やっぱりゾンビは全力疾走しちゃいかんです。「動きが鈍い」という
弱点があるからこそそこにつけこんだり、舐めてかかって失敗したりして
ドラマが生まれるんだし。
この映画もそうだけど、傑作と言われる映画はジャンルに関わらず
「人間」が上手く描かれていますね。ラスト、希望など無いはずなのに
命ある限り先に進もうとする彼らの姿に涙。(TV)8点(2004-09-05 01:03:02)《改行有》
3. レッド・バイオリン
《ネタバレ》 私にはとても面白い映画でした。塗料の謎解きとかちょっとぞくっと
しました。
サミュエルの役の人はバイオリンを芸術品として捉えていて、
その価値も分からない金持ちの手に落ちてしまうのが許せなかった
んでしょうね。レッドバイオリンは自分を分かってくれる、
収まるべき場所に収まったのだと思います。
他の文化を描く時には多少の誤解は付き物ですが、この映画は
そこは上手くクリアしてると思います。
中国が上手く描かれているのに日本は誤解されている・・という
感想が結構多いですがそれは日本人の目から見ているからであって、
中国人にしたら「なにこれー」かもしれないなと思ったり。(ビデオ)
7点(2004-08-15 13:13:07)《改行有》
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