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1. 微笑みに出逢う街角
《ネタバレ》 心に秘密を抱えた女性3人が、それぞれの問題に向き合う話です。同じ街にいながら、お互いに接点はないものの、あちらこちらで交差する人生が面白い。私好みの地味な映画であり、同じ女性として、ある種の後悔、秘密を抱えているという思いは共感出来るのですが、点数はちょっと辛めで・・・理由は、ラストが弱い。それのみです。同じ街で交差していた人生を、ラストで出逢わせてしまうってどうかな・・・(あっ、だから、「微笑みに出逢う街角」なんだ・・・)
3人が再出発する空港で偶然に席を同じくして、微笑み合うっていうラストよりも、空港でもそれぞれの再出発を交差する形で収めて欲しかったと思うのは私だけでしょうか?ラスト5分までは6点でした・・・しかし、ソフィア・ローレンは70歳としては、美しすぎるほど美しいなというのが一番の感想です。あとは、マルコム・マクドウェルが刑期を終えたばかりのしょぼくれた男なのに、印象に残ったかな。
名前が出て来ないけど、ソフィア・ローレンの夫役や公園でのお喋り相手の男性も名優ですよね。私は30代半ばなのですが、私より若い人には向かない作品かもしれません。もちろん、若くても経験してきた事、今ある状況によっては受け入れられるかもしれませんが・・・[映画館(字幕)] 5点(2005-07-19 23:23:22)(良:1票) 《改行有》
2. 海を飛ぶ夢
《ネタバレ》 主役、脇役、みんなの目の演技だけで、泣かされてしまった感じです。「尊厳死」・・・こういった宿題をもらったような気になる作品(答えは各自の心の中に・・・みたいな)は嫌いではないのですが、あれだけ家族の愛がありながら死を切望するラモンには、「家族のために生きろ!」とスクリーンに向かって叫びたくなりました。フリアは生きる事を選択しましたが、心が通じたラモンをも忘れています。 そのラモンがフリアへ宛てた手紙の言葉には切なくなりました。 痴呆でこのまま身体機能をも衰えていく中で生きていくフリアと、自死を選んだラモン。 どちらが良いとか幸せとか簡単には言えないです。 そう思わせる事こそ、この映画をいいと思った理由かもしれません。[映画館(字幕)] 9点(2005-06-17 16:53:17)
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