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コメント数 304
性別 男性
自己紹介 つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。

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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  ノスタルジア 《ネタバレ》 過去の記憶や思い出は、言語や色彩を持たない映像の断片であり、現在は意味や原因を持たない事実と結果の連続なのかもしれない。 意志を持たない過去と現在を繋ぐ映像の持続の中で、観客はただ、ドメニコは焼身自殺を遂げることが出来るのかを、アンドレイはロウソクの炎を消さずに温泉の底を横断できるのかを、ラストの奥行きも高さもある画面にどのようにして雪を降らしているのかを考えながら、映画と自分の間で絶えず更新される現在を純粋に見守ればいい。 その楽しい時間が終わってしまえば、「映画を観た」という記憶は過去のものとなり、この文章を書いている間にも刻一刻と稀薄に断片化され、捏造されていくのだろう。 その時、思い出されるのは前述したような言語も色彩もない美しい映像の断片達であるのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2017-10-14 22:36:46)《改行有》

2.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 弱さや醜さの象徴となっているキチジローの存在(踏み絵はすぐ踏むが、神は信じていて、その都度自責の念にかられる弱き者)が、現代の日本に生きる自分に一番近いような存在に感じた。 この話では一人浮いている彼がいる事で、この物語が遠い世界の話ではなくなった。 それは言葉で言ってしまえば簡単である、「信じ抜く事」の困難さを彼を通じて改めて見せつけられるという形にも繋がっていた。 オープニングとエンディングを自然の音(人間の営みに振り回されず、存在する意味に悩む事も語る事もせず、ただそこに存在する海、鳥、風、草など)で包括したのも興味深い。 牢屋の柵を使い限定された視野を通して、ロドリゴそして観客が拷問を見せられるシーンは、視界が良好でない彼の心情描写にもなっていただろう。 気になる点で言えば、ロドリゴが踏み絵を行う場面。第三者(神かロドリゴの内なる声か)のボイスオーバーを被せる、足のクローズアップ、スローモーションで地面に倒れこむという一連の流れは少し鈍重で直接的すぎる表現だったように感じた。 ラストの十字架への極端なクローズアップも、意図的すぎるように思える。[映画館(字幕)] 6点(2017-01-29 00:48:56)《改行有》

3.  サンドラの週末 《ネタバレ》 自分を犠牲にしてまで相手に尽くす事ができるか。という、答えの出ない問い。 本作はその問いを投げかける。そして、主人公は自分の生活、復職を犠牲にして、自分を守ってくれた人を最後に守る。 否定のしようのない立派な行動と結末。 だがその不変的な問題に対する、暴力的にも思える圧倒的な正論が、困窮してるようには見えない主人公一家共々どうしても上辺だけの浅薄な結末に思えてしまう。[DVD(字幕)] 4点(2016-07-01 02:02:12)(良:1票) 《改行有》

4.  ドイツ零年 《ネタバレ》 エドモンドの表情や行動からは、何も読み取ることは出来ない。カメラも何かを強調することなく、ただ出来事を映し続ける。そこにいるのは、子役でも子供でもない、一人の人間。 そして迎える自殺という結末。 観ている側に想像出来るのは、出来事の積み重ねがその結果を引き起こしたのではないか?と想像することだけ。 よく何かが起こると「あの人がそんな事をする人だとは、思わなかった」という言葉を聞く事がある。 本当のリアルというのはそういうものであり、第三者はいつも何かが起こった後から想像する事しか出来ないものかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2016-05-27 17:28:21)《改行有》

5.  ヤコペッティの残酷大陸 特定の人物に焦点を当てず、奴隷制度全体を写すことで客観性、残虐性、そしてその闇の深さ、広さがより現実的に見えてくる。観ている側が感情移入するなどという甘い自己陶酔を一切許さない徹底的な突き放したつくり。流れ続ける美しい音楽。 本を読む黒人の青年とバカンスを楽しむ白人の対比。やった側は忘れても、やられた側が忘れる事はない。これは今も昔も万国共通、どんな境遇でも変わらない事実であると思うし、その事実を再確認し、今までより深く認識しただけでもこの映画を観た価値があると思った。[DVD(字幕)] 9点(2016-01-25 19:36:47)《改行有》

6.  食人族 《ネタバレ》 残虐で悲惨な映像、生死が懸かる極限の状況下で、人間の尊厳、もっといえば生物としての尊厳を問うというイーライ・ロス監督の作品で描かれているテーマと共通するものを感じた。 教授たちのクルーと若者達のクルーの対比。若者達の心情を表すかのような残虐シーンで流れる不釣合いな音楽、そして若者達が追い詰められるにつれ変化する曲調など、とても丁寧に作りこまれていた。 観てはいけないものを観てしまったという感覚、原住民に対するレイプシーンでチラチラ写りこむ男性、カメラを通してみているこちらが被写体に見返される恐怖など、POV映画であることの利点、魅力を備えた、画期的で歴史的価値のある映画でもあると思う。 自分は監督の倫理観、道徳観の善し悪しは別としてこれほどまでに映画に対して情熱を持って撮っている姿勢には感銘を受けたし、筋の通った至極真っ当な映画であると思う。 ただ教授がテーマを言葉で発してしまう最後の場面は少し余分であったように感じた。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-18 22:56:35)《改行有》

7.  太陽はひとりぼっち ただそこに在る無機質なものに囲まれ、一分一秒に一喜一憂しながら人生をかけ、いつ終わるとも知れない恋に、戸惑いを感じながらも身を任せる。 どれだけ愛しあってもその愛が無くなればただの他人。その人にとってはいないものと同じ。それでも、ただ無機質のように存在する事が出来ない為に、また他の誰かに認識されることを求め、生きていくんだと思いました。[DVD(字幕)] 6点(2009-11-09 18:53:41)《改行有》

8.  地獄に堕ちた勇者ども 人間の欲望は炎のように燃え続けるということなのでしょうか。カメラワークと色の使い方が印象に残りました。いい意味で気味が悪かったです。[DVD(字幕)] 4点(2009-01-29 23:22:51)

9.  サスペリア(1977) 色の使い方と音楽はよかったものの、ストーリーやラストがいまいちでした。なんとも言いがたい独特の世界観は恐ろしかったです。[DVD(字幕)] 5点(2008-12-22 11:21:37)

10.  欲望(1966) 《ネタバレ》 何かが起こりそうで結局何も起こらない映画。公園での写真の真相の追求から話が広がるかと思ったら、いっこうに話が広がらない。その不条理さや若者のあさましさなどが作品の魅力的な部分なのでしょうが、自分は映像は素晴らしいとは思ったものの中身に魅力を見出す事ができませんでした。そもそも中身なんて最初から存在しなかったのか?とさえ思う有り様。考えれば考えるほど作品の魅力から自分から遠ざかって行っているような感覚です。[DVD(字幕)] 4点(2008-03-12 20:01:22)

11.  カビリアの夜 《ネタバレ》 見た後にこの作品の事を調べているとテーマが魂の救済という事を知り自分の考えとのギャップに焦り、もう一度作品やテーマについて考えてみると確かに、カビリアがさすがに今回の件で男という生き物に対して幻滅してもう簡単に騙される事がなければ、もしくは誰も信じず好きになる事がなければ魂は救済されたと言えるかもしれません。はたまた森で出会った陽気な人達との関わりで心が救われるかも…。しかし、そのどちらもが一瞬の救いで、彼女の今までの行動を考えるとまた男に騙されないとは必ずしも言い切れません。ただ最後の彼女の笑顔からはこの先何があっても生きていけるであろう強い生命力を感じ取れ、思えばその予感だけで十分でその強さを持っている事が本当の意味での魂の救済になるのかもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2008-03-05 20:27:23)

12.  甘い生活 《ネタバレ》 どうでもいい人達のどうでもいい内容の話で全ての言動は、最後のポニーテールの少女の美しさや尊さを引き立たせるためだけの役目でしかありませんでした。入り江を隔てた隙間がマルチェロ達と少女の住んでいる世界の差。向こう側に行こうと思えば行けた距離と水位であったにもかかわらずマルチェロは行こうとしなかった。それによって、彼が友人の死や日頃の退廃的な生活によって人と向き合い会話をしようという、記者にとって大切なものを失ってしまったという事が表れていた気がします。また、死してもなお何かを見続けようとする魚と友の死から目をそらしドンチャン騒ぎをして現実を見ようとしなかったマルチェロの対比。悲惨な描写ばかりでしたが、ラストの少女の満面の笑みからはそれらの憂鬱さを全て吹き飛ばすほどの力強い美しさ、希望を感じ、それが唯一無二の救いになっていました。今作が初めて観たフェリーニの作品でしたが彼が「映像の魔術師」と呼ばれている理由が少し分かりました。[DVD(字幕)] 5点(2008-02-12 11:03:16)

13.  ノー・マンズ・ランド(2001) 事件は現場で起こっているんですね…[DVD(字幕)] 7点(2007-06-14 15:57:25)(良:1票)

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