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1. 天使と悪魔
《ネタバレ》 原作は読んでます。
冒頭から、ラングドンが呼ばれる先がCERNではなくバチカンだったりとか、原作とは違いますけど、うまく端折ったなという感じです。
スピーディーになっていて映画向きになっています。
原作のいい点をつなぎ合わせて、複数の登場人物の役どころを一人に集約したり、セリフを別の登場人物に言わせたり話の整合性をうまくとった感じで脚本の勝利という気がしました。
ユアン・マクレガーがなかなかの好演で、カメルレンゴのイメージ通りでした。
さらに深く読みたい方は原作もおすすめします。
信仰と科学の折り合いについての問題がもう少し深堀りされていて、カメルレンゴの心情が理解できるかも知れません。
イルミナティの歴史や、反物質については事実とは異なるところもあるそうですが、そこはパンフレットにも明記されてることですし、エンターテイメントと割り切って楽しめばいいかと思います。[映画館(字幕)] 9点(2009-05-17 22:01:19)(良:2票) 《改行有》
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