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プロフィール |
コメント数 |
75 |
性別 |
男性 |
年齢 |
45歳 |
自己紹介 |
昭和55年・生誕。 ↓ 平成24年・レビュワー登録。 ↓ 雑感を適当に投稿しつつ現在に至る。 ↓ 今更ながらFacebookの利用を開始。 更新が忙しいのでしばらく休みます。 映画の感想も当面はそちらに書きます。 …が、気が向いたらたまに転載するかもしれません。 |
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1. ノー・マンズ・ランド(2001)
2001年公開のヨーロッパ合作映画。ボスニア紛争の前線地帯にある無人の塹壕(=No Man's Land)で起こったとある事件を巡るブラックコメディ。ボスニア・セルジア・国連・マスコミ…様々な人間が寄ってたかってもこの小さな事件すら誰も解決できない。地域紛争・民族紛争の“どうしようもなさ”を本当にどうしようもない出来事を通して切り取った佳作だと思う。そして、事件の当事者の一人である兵士が終盤に叫んだ台詞こそがこの映画の核心なんじゃないかな。
「ハゲタカが群がって…俺らの悲劇はそんなに儲かるか!」[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-07 22:13:54)《改行有》
2. 特別な一日
《ネタバレ》 ヒトラーのイタリア訪問の式典の日、子育てに追われ生活に疲れたファシスト党の主婦と、ゲイである事を理由に局を追われたラジオアナウンサーとの交流を描いた話。閑散とした団地で式典の実況が流れる中、静かに繰り広げられる2人の応酬は、不思議と緩やかなのに張り詰めている。個人的にファシズムvs自由恋愛(不倫)みたいな構図は大嫌いなのだが、単に下世話なメロドラマとして終わらせない語り口にはかなり好感が持てた。それどころか扇情的なBGMや戦闘・演説シーンなど一切無しで、反戦・反ファシズムを描き切った見事な映画。脱帽です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-27 16:47:37)
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