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【製作国 : ニュージーランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. 世界最速のインディアン 《ネタバレ》 こんなジイサン隣に住んでたら迷惑だなあと思いつつも憎めない主人公をアンソニー・ホプキンスが名演技で見せる。無駄に歳を重ねていない主人公の素直で爛漫な人柄が功を奏したのか素敵なロードムービーとなっています。ロジャー・ドナルドソンも大人になったってことでしょうか?クライマックスの塩平原での超速レースは心も熱く足も熱い(笑)!やっとたどりついてスッタモンダの末に出場したレースでの映像は男でなくても熱くなるでしょう。永遠の少年ともいえるこの熱いジイサンの物語、良い映画です。[映画館(字幕)] 8点(2007-03-24 01:11:37) 3. キング・コング(2005) 《ネタバレ》 え?ヒロインにナオミ・ワッツ…?彼女がジェシカ・ラングのようにお色気攻撃をするのか!!??あの地味さで…などと心配していましたが、彼女の地味さが逆に時代背景の雰囲気にマッチしておりました。 あまりに有名な作品をあのPJがリメイクということで楽しみにしていたのですが、案の定バクハツしちゃってますね。「ROTR」ではえらく優等生ぶっていたPJ監督ですが、今回は莫大な制作費ももらって好き勝手やり放題、大暴走のハチャメチャ映画になっております。もう「ハムナプトラ」も顔負けの好き勝手CGてんこ盛りでお腹いっぱいになりますね。 こういう映画は突っ込んじゃいけません。素直に監督のオタクぶりと映画に対する「偏愛」を楽しむべきでしょう。髑髏島のオークそのまんまの原住民はホラー全開!徐々に盛り上げていきます。そして中盤の山場のコングVS恐竜戦は早すぎるカット割でもはや状況把握不能。勢いで突っ走りますが気づいたら17人もご臨終されてました(T_T)/~おそろしや。 全体的にリアルよりは雰囲気を重視した特撮映像は地味ですが、よくこれだけの長時間映画をデジタル処理したなって思います。それだけに、クオリティの劣る場面はとても目立ちます(笑)。もはやスタッフもやっつけ仕事だったのでしょうか。 クライマックスお約束、あのエンパイアステートビルで孤高の雄叫びをあげるシーンを見ると、「ああ、キングコングを見てるんだ」とようやく実感しました。 ドリスコルとよりも、もう少しアンがコングに話しかけるシーンがあったら良いなって思いましたが、充分に感情移入できるコングに仕上がっていると思います。セントラルパークで遊ぶ最後のひとときのコングに胸が熱くなりました。PJにはぜひ「GODZILLA」を製作していただきたいなって日本人として思います。偉大なるオタク監督PJに7点。減点したのはちょっと長すぎたのと、あまりにはっちゃけすぎたことに対してです(笑)。[映画館(字幕)] 7点(2005-12-23 23:29:12)(笑:1票) 4. ラスト サムライ 下積み経験四十余年。もうじき定年を迎えられるボブ・福本清三先生にこの10点を捧げます。彼こそLAST SAMURAIです。10点(2004-01-15 18:07:23) 5. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 よくここまで創るなあ・・・って圧倒されますね。撮影に関してもクレーンやヘリを惜しげもなく使い、CGIだけではなくミニチュアも駆使したVFXは素晴らしいです。あまりデジタル臭さも感じないし。今回はフロドが指輪の力に負けそうになるという点が前作との大きな相違点だと思いますが、いつも「ビックリおめめ」一辺倒のイライジャ・ウッドの演技には飽きてしまいました。また、フロド自身があそこまで指輪にとりつかれていくなら、常に聡明で賢明な行動をとる(崖からは落ちたけど)サムが持つべきだと突っ込みたくもなります。ということで、主人公に感情移入しにくかったのでこの評価です。3時間の長丁場を見せ切る演出力、映像と音響のパワーはド級のものがありますね。ゴラムの存在感は「SW」シリーズのヨーダに匹敵するものでしょう。同時進行型のドラマ展開にして、ラストに壮大なる戦闘を用意した物語も素敵でした。朝陽の中のガンダルフ登場シーンは、もろ源平一ノ谷合戦ですね(笑)。最後になりますが個人的には劇中に出てくるアルファベット表記の地図や、距離をマイルで表現するのはどうも気になります。7点(2003-05-11 20:33:09)
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