|
1. ロード・オブ・ザ・リング
ロールプレイングゲーム世代にはエルフやホビットなど種族の特性も理解した上でストーリーになじめるので、原作を知らなくても楽しめる。善と悪、目的、起承転結、全てがはっきりしていて分かりやすい。途中、CG合成が安っぽく見えるシーンもあるが、全体的に見ればまぁまぁ、ストーリーや人物設定は文句なし。8点(2004-01-18 22:41:16)
2. ラスト サムライ
《ネタバレ》 ハリウッドが作った日本が舞台の映画としては最高レベル。現実的な時代考証を抜きにして言えば、「武士道」たるものを、フォレスト・ウィテカーのゴースト・ドッグより言葉少なによっぽど分かりやすく表現しており、純粋にエンターテインメント作品として見ても、スピード感溢れる殺陣、格好良すぎるヒーロー達、メリハリのあるストーリー展開、すべてにおいて完成度が高く、見ていてゾクゾクする。武士を、日本人を、大きな勘違い無しにここまで格好良く描いた映画を他に知らない。
最後まで感動できるポイントは、上から渡辺謙、トム・クルーズと並ぶスタッフロール。ストーリーと絡めて理解できる配慮。 10点(2004-01-07 23:11:39)《改行有》
|