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1. 第9地区
《ネタバレ》 新感覚SF。アパルトヘイトへの皮肉の要でもあり寓話のようでもある。
純粋にSFとして見ても面白い。たまたまほかの作品と間違って借りてきてしまったんだけどこれは大正解でした。最初は何かのパロティなのかなと勘違いするようなチープさでしたが、途中からぐいぐい引っ張られていって気がつくと、最後までつんのめるようにして見ちゃいました。理屈抜きに、ぜひ見て見て欲しい。SF好きな人はもちろん、社会派好きの人にも、そういうのが総じて好きじゃないという人にも。こんなに面白い作品が日本でスルーされているとは、なんともったいない。とにかく一度見て欲しい。[ビデオ(吹替)] 8点(2011-07-17 05:49:31)(良:1票) 《改行有》
2. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 いい映画でした。すごくいい映画でした。ちょっとシナリオが荒唐無稽の部分があるのかなと思ったら、なんとほとんど実話なんですね。大変失礼しました。
映画を超えて、人生を学べる内容でした。すごく、勇気をもらいました。あと、周囲に協力させたくなる人格ってのは大きい仕事をするうえでは大切なんだなということをあらためて思い知らされました。
主人公の演技は常にすばらしい。周囲のさまざまな種類の笑顔も味がある。登場人物のキャラクターが皆すばらしい。主人公に感化されて、優しくなる。シナリオもすばらしい。レースに出場しに行って、登録ミスだったけど登録できて、結構いい記録が残せた、って言うだけの映画なのに。ものすごく起伏のあるドラマになっている。
残念だったのは、やけどをしたはずの足の外側のズボンがなんとも無かったのと、転倒して磨り減るはずの上着が無傷なこと。このあたりだけ、つくりも載っていう感じがして残念でした。本来10点なんだけど、その辺を減点して、9点。
でも、映画を超える感動をもらったのでプラス1点で、結局10点です。生涯でどれか一本選べと言われたらこれか、ロッキー6かで迷うと思う。本当に、誰にでも薦めたくなるいい映画でした。[DVD(字幕)] 10点(2007-11-06 12:38:37)《改行有》
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