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【製作国 : チェコスロバキア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ひなぎく 《ネタバレ》 ひどい映画。 だが、共産主義の国が、自由とはなに?と問うた映画と思えば、意味がある。 自由になれば、あんなこと、こんなこと、出来て楽しいな?あれ?あれ?え?これで幸せなの? そんなラスト。 「自由」についての考察が足りないといえば、そうなのだが、制作されたのは、1966年。 この2年後に、チェコでは、「プラハの春」事件が起きる。 民主化への波が来るのだが、ソ連によって、あっという間に潰される。 今の時代には、あまりにもいろんな考えがアップデートされておらず、 何も知らずにみると、不快なだけの映画。 ただ、あくまでも、これはイチ男の意見です。 追伸)その後、この映画について書籍にて調べました。 チェコでは、1989年までの社会主義時代、すべての映画が国家予算で創られており、 この映画の食べ物を粗末にするシーンなど、国会で是か非か真面目に議論されたらしいです。 しかし、労働者には受けが良かったらしく、作家のミラン・クンデラも擁護して、 1968年のプラハの春を準備したと言われているそうです。[ビデオ(字幕)] 7点(2025-03-22 00:02:06)《改行有》 2. ファンタスティック・プラネット 《ネタバレ》 チェコのアニメーション。 業界では、有名な作品ですよね? なにかアニメ雑誌読んでた時に、取り上げられてた記憶があります。 音楽とアニメの絵が一致してて、面白かった。 異星人の感じが、洗練されてなくて、素朴でいいです。 追伸)チェコでは、1989年までの社会主義時代、すべての映画は国家予算で創られており、 この映画が政治色が強いのも、うなずけます。[DVD(字幕)] 7点(2023-07-23 22:00:24)《改行有》 3. イカリエ‐XB1 《ネタバレ》 チェコの映画。1963年の映画。 2001年(68)やソラリス(72)よりも前である。 スタートレックのヒントになった映画でもある。 チェコの国立映画学校出身の人材が60年代より活躍はじめる。 チェコヌーヴェルバーグである。 この映画もそのひとつである。 ストーリーは宇宙に人類以外の生命体があり、ダークスターやなぞの星雲の 宇宙の未知の脅威より、イカリエを救ってくれることで、新たな生命体との 遭遇を果たすという話である。 最後のその生命体の惑星の都市は、まるで広島の焼け跡のようであったことは、 僕の考えすぎか・・[DVD(字幕)] 7点(2020-04-19 20:51:17)《改行有》 4. 闇のバイブル/聖少女の詩 《ネタバレ》 これは面白い!若い時に鑑賞していたら、絶対、影響を受けたと思います。それほど完成度が高い!こういう映画がもっといっぱいあってもいいと思うくらい、少女の気持ちを表していそうです。(男だから、分からないんですが・・笑)ストーリーは難解で、挑んでみたのですが、やはり分からなかった・・。これは男から見た女の子の世界なのか、女性から見ても納得のいく女の子の世界なのか、ちょっとその辺の話を女性としてみたいと思うのは、下衆な気持ちなのでしょうか?[DVD(字幕)] 8点(2016-01-17 15:46:19)
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