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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  トータル・リコール(2012) ちょっとでも映画を観る人であれば、トータルリコールと聞けば、すごい形相をしたおばさんが輪切り状になりその中からすごい形相のシュワちゃんが出てくる、有名なあのシーンが頭に浮かぶと思います。 シュワちゃん×バンホーベンという濃×濃で生まれたあの映画は映画としての出来不出来はともかく、記憶に残るという意味では相当なレべルの映画だったことは間違いないわけで。 で、それだけ印象深い映画をあえてリメイクしようっていう勇者、それはワイズマン×コリンファレル!! …いやそれ無理ゲーなのでは… 悪趣味全開で映画史に残るレベルで印象深いあのトータルリコールを薄×薄でリメイク! いやそれどうすんだよ…と誰しも思うわけですが、やはりというかそれしかないというか、すっきりスタイリッシュ系の普通の映画となりました。 リメイク映画の難しいところはオリジナルと比較される事だけではなく、観客の多くがそもそもプロットをあらあら知ってるというところにもあります。 ストーリーにどんでん返し等あっても最初からネタ割れしてるわけで、もうそれなんて無理ゲーなの? だがしかしそれがリメイク映画というものなのです。宿命なのです。 そして、前作と比較される上ネタばれもしてるという非常に厳しいという条件だったことを考えれば、このリメイク版はまぁまぁ成功してるんじゃないでしょうか。 しかし強烈な個性を失って普通に見られるようになった結果、見た事すらすぐ忘れるような凡庸な映画になってしまっているのも事実。いやつらいですね。 結局のところ2019年の今トータルリコールと聞いて思い浮かべるシーンは、100人が100人、やっぱりあの「おばさんが輪切り(略)シュワちゃん(略)」のシーンなわけで、まぁそれこそがこの映画の評価を端的に表してるではないでしょうか。 そういう意味ではとても可哀そうな映画だと思います、はい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-20 22:57:46)《改行有》

22.  ポンペイ ヒロインよりその侍女の方が美人でおっぱい大きくて魅力的っていうのは、ストーリー構成上大問題なんじゃないでしょうか? しかも人間的にも魅力的に見えるっていう…これ普通侍女の方に惚れるんじゃないの? という事で根本的なところに問題を抱えた映画だと思います。[地上波(吹替)] 6点(2019-11-29 23:54:26)(笑:2票) 《改行有》

23.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 このジョンウィックのシリーズがどうもイマイチ面白くない理由について考えてみたのですが、結局、主人公の行動原理、行動の根拠等々が僕には理解できないからなんですよね。 たとえばラスト近くのホテルで「ずっとここにいても毎日違うメニューが食えるよ」と嘯きつつ軽く挑発してくるアイツに対し、その後ろで昔からの恩人も必死に止めてるのにも関わらず、あっさり殺しちゃいますよね。 ただ身勝手で周りの事考えてないだけっていう。 「彼は殺し屋だから」で済む問題じゃないと思うのです。 そうなると主人公に感情移入そんな映画、どうしたってそんなに面白いとは思えないのです。 一作目はまだよかったんですよ。 あの犬が殺されたらそりゃ皆殺しですよね。 それはわかります。 「たかが犬だろ」とか言われたらそりゃもう業腹なわけでそれは理解できます。 しかしこの2作目の彼はどうにも不可解で…どうしてこんな事になっちゃったんでしょうか…[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-04 23:17:54)《改行有》

24.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 キングコングというと古典的なアレのリメイクなんだろうなぁ…と思い込んでいて全く観る気ははなかったんですが、いや全然別物じゃないですか! 際立つ特徴は監督の演出。 洋画邦画にかかわらずあまり映画では見かけないような映像&演出で妙にかっこよくギャグの演出もキレてるなぁ…と観ている途中ずっと思っていたわけですが、なるほど、最近多い「日本のアニメゲーム大好きです」系の監督さんだったんですね。 そのあたりにインスパイアされたと思しき映像だったからこそ同じものを観て育った日本人の自分的にドンピシャだったんだと思います。 とはいえガスマスクして日本刀を振り回すシーンなんかは完全にやりすぎで「どうなの?」と思ったりするんですが、最近のアメリカ娯楽映画には似たシーンがちょいちょいあるので(例えばゴーストバスターズ2016でのホルツマンのバトルシーン)多分あちらでの流行りなのかな?と思ったり。 怪獣映画として十分に及第点の出来で、端的に面白い!と思いました、はい。[地上波(吹替)] 8点(2019-06-10 19:45:49)《改行有》

25.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 《ネタバレ》 前作の前日譚として真摯に作ろうという姿勢をヒシヒシと感じるのはとてもいいと思います。 私は(続けて観られる環境だったため)これを観たあと続けてオリジナルを観たのですが、想像以上に見事につながっていて、あぁほんとに前日譚としてちゃんと作ろうとしたんだなというのがよくわかりました。 さて、それはいいんですが、しかししかし、結局のところやってる事がほとんど同じなのです。まぁそうならざるを得ないんですが、やってる事がほんとに同じなんですよね。変わってるところは前作以上にアクションホラーに振ってるところで、まぁ時代の進歩でそれが可能になったんですが、しかしそれはこの映画の本筋として違う方向性なわけでもっとジワジワくる推理物のような怖さじゃないと……と文句は書いてますが、ほんとにそんな感じで撮ると本当に同じものになってしまいます。 じゃぁどうすればよかったのか…と聞かれると、結局こうするしかなかったのかな…と思ってしまう、ちょっとかわいそうな映画だと思います。 ちなみに最後に助かったように見える女主人公のその後が気になるわけですが、ノベライズ版だと見事に最後はThingになってますので結局助からなかったようですね。[インターネット(字幕)] 7点(2018-09-21 11:23:48)(良:1票) 《改行有》

26.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 映画の展開がとても冗長で退屈です。 一応「サスペンス」や「ミステリ」ジャンルの映画だと思いますが、そうであるならもっと話に緊迫感をもたせて観客に興味を持たせてくれないといけません。 映画を観ながら、あまりに退屈で登場人物達に全く興味が持てないんですからサスペンス映画としては致命的です。 だって興味が持てない人がどうなろうと、ぶっちゃけどうでもいいじゃないですか。 そしてオチ、映画の途中で夢の中のように不自然でつじつまが合わない事が多く発生するので「なんかそういう事なんだろうな」と思ってたら案の定そういうオチ。 てか結論出てから先も長い。 この情緒的な雰囲気展開いる?? 最後に姉出す必要ある? …とまぁ、いちいちダメなところばかりが引っかかるダメ映画でした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-01-28 22:04:47)(良:1票) 《改行有》

27.  エスター 《ネタバレ》 映画の序盤でババくさい服を着てるエスターを見て「これ、実はこの子が40歳とか50歳だとかいうオチだぞ」と適当な事を言いながら観ていたのですが、いったんそう思っちゃうと実際このエスターが40歳かそれ以上にしか見えなくなってくるから恐ろしいものです。 という事で、私、映画中「実はこの子は40歳過ぎのおばさん」という目線で映画を観ていたわけなんですが…結果はご存知の通り。 「33歳です」 えええ!若すぎない?? 33歳であのババくさいドレスはおかしくない? すでに勝手に40過ぎだと思ってた自分は、エスターが若すぎる事に衝撃を覚えたのです。 いやそこじゃなくて、まさか自分の適当な予想が正解だったなんて!、と、本来そっちに驚くべきだったんですが、すでに自分の中で勝手に40過ぎだと思い込んでたので、逆に若すぎる事に驚いてしまったわけですね。 ある意味衝撃の映画でした。 さて演出面、地味でジワジワくる映画にも関わらず、特に序盤、ホラーっぽい音や鏡の定番演出で無駄に脅かす安い演出はいかがなものかと思いつつ、しかしそういう小技が地味に恐怖心を高めてくれているのも確かで、中盤あたりではすでに「かなり怖い」気分になってました。 実際、エスターがたとえばシスターを殺すときの「やるときゃとことんやる」姿はガチで怖く、これ、数あるサスペンスホラーの中でも相当怖いレベルの映画になっていると思います。 個人的には、やや地味すぎてかったるい展開が自分好みではない事と、何より(偶然ですが)オチが予想できた事であまり高い評価にはならないのですが、一般的にはこの映画がサスペンスホラーとしてかなり高く評価されている事は至極当然だと納得できる、本当にかなり怖い秀逸な映画だったと思います。[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-03 02:22:58)(良:1票) 《改行有》

28.  サイレント・ワールド2011 《ネタバレ》 低予算のオーストラリア映画で、実際映像的にも内容的にも大した事はありません。 一瞬で凍り付く女の子とかもはやギャグです。 「寒気」の恐怖を扱ってるわけですが、設定面での整合性のなさがひどく、同じような低温に襲われたときに室内で瞬間冷凍される人もいれば、一方ではセーターを着て「ちょっと寒いね」くらいでしのげてる人もいて、これじゃ危機感もなにもあったもんじゃありません。 とりあえず、いくらなんでも氷点下60度の寒気がきたくらいであんなに一瞬で人間は凍らない、とだけはお伝えしたいと思います。 とはいえ、ストーリー展開やキャラクター設定は定番のベタベタで誰もが想像する通りに最後まで話が進むので安心して観る事はできます。あと人が凍るシーンでは間抜けさに笑えたりもしますし、そういう意味では暇つぶしにはいいのではないでしょうか。[地上波(吹替)] 4点(2017-07-19 12:36:36)《改行有》

29.  スリザー 《ネタバレ》 非常にオーソドックスでよくできた(あくまでこの手の映画としてよくできた)悪趣味B級コメディホラー映画。 この映画、スリザーに寄生されるグラントグラントさんが映画中ずっとひどい扱いでなかなか可哀そうです。 若くきれいな嫁をもらったもんだから「財産目当て」「不似合いな夫婦」とまわりに陰口をたたかれ、実際、嫁にはずっと夫婦生活を断られ続けて…そんなグラントグラントさんですが嫁への愛は本物です。 嫁にセックスを断られてふてくされて欲求不満で飲みにいった先で会う若い女に誘われても、嫁への想いがあるからちゃんと断るのです。 あそこは、不倫しても誰にも文句言われないとこだよグラントさん。 何しろ嫁には長期でエッチ拒否されてるんだから、あそこで不倫してもしょうがない。 なのにきっちり誘いを断るグラントさん。なんて純愛派なんでしょう。 あぁそれなのにそれなのにスリザーに寄生されてあんな事になってしまいました。 そして最後も嫁への愛が裏目に出るっていうね… 言ってみればこの映画、グラントグラントさんの純愛物語だったといえなくもありません。 あと、通常この手の映画のタイトル、モンスター名は、人類が勝手につけた名前であるのが普通なのですが、この映画は違います。 何しろ臨死体験(ちょっと違う)した娘が読んだ記憶の中にあった本人の名前ですからね。 この手の映画では非常にめずらしく、この「スリザー」というのは本人が自称している名前なのです。 (だからどうした、って話ではありますが)[地上波(吹替)] 7点(2017-07-05 00:41:16)(良:1票) 《改行有》

30.  300 <スリーハンドレッド> ガチムチの半裸の男達が熱くぶつかり合う、ある意味わかりやすい映画…というかPV? 観た感想としては、うーん、矢が結構痛そう? これは映画としてどうこういうのは野暮で、好きな人が観ればいいんじゃないか、と。 続編はややテーマがぶれる印象があるので1作目の方が面白いと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-11-20 00:05:44)《改行有》

31.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 タッカーとデイルと言いつつ、主役はデイルの方。 おっさんに見えるけど26歳らしい(20年前の事件の話のときに俺はそのとき6歳だって言ってるから) ホラーコメディとしては秀逸な1本で「痛い描写は無理だから」という人以外の万人におすすめできる映画だと思う。 誰かが書いていたけど、この映画、しばらくは大学生目線で話を進めてタッカーとデイルが実はいい人だというネタバレはもう少し後の方がよかったと思う。特に予備知識なく観る場合は、その方が絶対面白いと思うし。 アリソン役のカトリーナボウデンは、ホラー映画のヒロインらしい適度な露出の服装でなかなか魅力的なんだけど、2011年にアメリカエスクワイア誌が選ぶ最もセクシーな女性に選ばれたんだとか。なるほどね。[DVD(字幕)] 7点(2016-11-15 15:57:32)《改行有》

32.  コロニー5 なるほどこれは「TSUTAYAだけ」シリーズだったんですね。 一般的に全く知名度ないですからね。 しかし私が観たのはテレ東の午後のロードショー。 ザ・チャンバラさんが書かれているのと同じ放送だと思います。 で、この映画の感想ですが、これもほぼザ・チャンバラさんが書いてくれているので、ニアリーイコールという事で。 この映画を270円なりでレンタルして観ていたら「あー無駄金使った」と思うとこですが、テレビで放送されてるのを流し見する分には特に何の問題もない、それくらいの映画ですかね。 褒める要素は全くないんですが、凡庸だ、という以外に目くじらたてて怒る要素もあまりありません。 それにしてもこういう映画に出てくる乱暴者集団、ときに不自然なくらい丈夫なんですが、(いい意味で?)悪いものでも食べたんでしょうかね…[地上波(吹替)] 4点(2016-11-11 22:40:06)《改行有》

33.  バンビ、ゴジラに会う うわ、こんなの登録されてたんだ! 1990年代に「イカ天」の後番組として「えびぞり巨匠天国」というアマチュア映画をテレビで流す番組があって、中には結構面白いものもあったんですが、そのえび天に出しても予選で弾かれたかもしれない映画。仮にテレビ放送まで進んだとしても酷評されたであろうアマチュア映画として評価してもレベルの低い映画です。 っていうか映画なの、これ? 自分がいつ見たのかもう忘れちゃいましたが、どこかの大学の学祭だったような記憶が… 映画のタイプとしてはばかばかしい一発ネタで、先のえび天で放送された映画でいえば「爆発五郎」(「やぁ、俺は爆発五郎!みんな俺の活躍見てくれよな!」とかっこよくあいさつした少年が走り出してそのまま爆発してしまう)のような一発ネタであり、個人的には嫌いじゃありません。 ちなみにYoutubeにフルサイズで上がってるので全編を観る事ができます。 このサイトでは上映時間2分となってますが、実際は1分30秒程度。 始まったとたんに誰でもそうなるだろう展開で終わりますから、安心して観て下さいw[ビデオ(字幕)] 4点(2016-11-09 01:08:39)《改行有》

34.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 ヴィゴ・モーテンセンが半ケツで間抜けなセックス姿をさらすシーンがあるんですが、他の映画でも彼の同じようなシーンを見た記憶が… ヴィゴ・モーテンセンって間抜けなセックスシーン担当なんでしょうか。[地上波(吹替)] 6点(2016-09-27 17:44:33)(笑:1票) 《改行有》

35.  第9地区 《ネタバレ》 以前、評判につられて観たものの、必要以上に思える(もちろん意図的な)グロい描写がいやで、レビューもせずにほっといた映画。 でもテレ東でやってたので再見してレビュー。 一言でいえば、体がエイリアンになる事で人間の心を持つようになるという皮肉な運命に翻弄されるゲスな男をグロ満載の下品な映像で描いたB級映画。 薄っぺらい人間タチより理解不能なはずのエイリアンの方がよっぽど人間らしい一面を持つというのは、いろんな人種問題への皮肉なんだろうけど、何しろ純日本人の僕はそのあたりへの感性が薄いため、公開時からいろいろ評判がいい映画ではあるけど、個人的にはなぜそんなに評価が高いのかイマイチ理解できない映画で、2回観たけどその印象は変わりませんでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-09 08:05:08)《改行有》

36.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 日本のラノベが原作って事で話題になった本作ですが、原作の基本設定が利用されてるだけでストーリーはほぼ完全に別物のオリジナル。結果としてラノベ故にどうしても厨二感が漂う原作が、いかにも普通のハリウッド娯楽SFっぽい映画に見事に作り直されていてそこは素直に感心しました。 何度も時間が戻って同じ時間を繰り返すというネタ自体はすでにいろんな映画やアニメで描かれた割と陳腐な設定ではあるのですが、そこを結構テンポよく描いていて観ている人間をぐいぐい引き込む序盤は特におすすめです。感心しないのはラストシーン。原作とはまるで違うハッピーエンドになるわけですが、「おま、いくらなんでもそれは都合よすぎるだろ」というそこだけ思考放棄したような安直で設定無視のシナリオは最悪で、正直最後の5分にはかなりがっかりしました。時系列すらおかしいという…そこがちゃんとしてれば8点はある映画だと思うんですが残念です。しかししかし安直とはいえハッピーエンドで締めてもらえれば視聴後の後味自体は悪くなく、しかもいっしょに映画見た人と「ちょ、あのラストなんなの?」と語るネタも与えてくれるわけでそういう意味では初デートあたりにとても向いた映画だといえるでしょう。という事で「デート映画に最適」という事でまとめさせていただきます。何しろ原作は主人公とヒロインがどっちか死ななきゃいけないとう事で最後は殺しあいしかも戦争も終わらないわけですから、仮にそんなラストの映画をデートで観てもデートした二人の今後が心配ですから、そういう意味では安直なハッピーエンドも悪くないと言えるでしょう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-17 02:02:35)《改行有》

37.  ポゼッション(2012) 《ネタバレ》 なんというベタ。ラストシーン、観てる人100人がまさにそうなるだろうという展開で笑えます。 ちょっと面白かったのはMRIの映像。おいおいそんな風に体の中にいるんかい!機械が不安定で不安がる家族に技師が「ときどきあるんです、大丈夫」とか言うし。あるんかい!!そんなに機械安定しない病院やだよ! あとは何人かの方が触れている女の子のみょうなエロさでしょうか。序盤の鏡の前のシーン(喉から指がでてくるやつ)の後姿やグレーのコットンパンツがナイスです![CS・衛星(吹替)] 6点(2014-11-20 22:33:53)《改行有》

38.  コレクター(2012) 《ネタバレ》 オチまでは4点くらいの映画だったけど、ある意味斬新なラスト10分に+1点。 いやいや普通の映画はそうはしないでしょうwてか次回作あるわけ? 「殉職した刑事の娘が真犯人を追う!」みたいな? でもこの映画の出来から考えるとそもそもあまり面白くなさそうで観る気がしないわけですがw 誘拐された娘が可愛くないのが致命的だし、ジョンキューザック演じる主人公の刑事が無能すぎるのがもう…尋問とか全部自分から失敗してまんがな!!関係者から話もっとちゃんと聞き出せよ、ゴラ!娼婦とか相手怒らせてどうする? 無能なあげくにやられてしまうという…いやそこは斬新だったけどねぇ… てか3年どころか最初のママの年齢を考えるともっと前から赤ちゃん帝国計画があったはずなのに、あの赤ちゃんの年齢がなぜ揃ってるのかよくわかんないし、2歳とか3歳とか4歳とかの子はどこいったんだよ!とか本当だったらいろいろ気になるはずなんですが…実はあまり気になりません。結局つまんないからそういう細かい矛盾や突込みどころ自体がどうでもいい事なのです。 てか原題は「factory」なんだ。ある意味正しいなぁ… [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-06 00:49:53)《改行有》

39.  陰謀のスプレマシー 《ネタバレ》 偶然、ロサンゼルス決戦を見たすぐ後に観たので、アーロンエッカートまつりに。 まさかの割れアゴ2連発。 んーアゴ以外に何か書こうと思ったけど、なにしろこれと言ってウリがない映画で、とにかくとても地味。 元恋人らしい女CIAとかただの狂言回しだし、脚本の「練られてない感」がかなり残念。 こういう地味なサスペンスは「そうだったのか!」とか「なるほど!」なんて感じの謎ときがあってこその映画だ思うんですよね。 なーんか残念です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-28 17:45:17)《改行有》

40.  2012(2009) 《ネタバレ》 エメリッヒが大好きなディザスター物となれば、この映画で何を観せたいかは明白だし、その点において、非常に評価できる映画だと思います。 話は…ここで死んでもらわないと困るゴードンはともかくタマラあたりは殺す意味がないからさすがになんだかなぁ…という想いは残ります。まぁ現実なんて、死ぬときは理不尽でもなんでもあっさり死ぬわけで、そういう意味では正しいのかもしれませんが…それにしてもキューザック一家自分達で壊して自分達でなおして「やったぞ!」感を出されてもなんだか少し違う気がします。まぁやらないよりはやったほうがいいんですが。 でもそんな事はこの映画においてはどうでもいい事なんです。とにかく地震噴火津波の大盤振る舞い。それを見せる事がこの映画の目的だしキャラクター達はそれを引き立てるだけの役回り。人間の話なんかどうでもいいのです。そして、そういうシーンを見せるという点においてはこの映画は見事に成功してると言えるでしょう。でも、それって結局映画というよりアトラクションですよね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-24 19:13:09)(良:1票) 《改行有》

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