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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  ホースメン 《ネタバレ》 最初の30分過ぎぐらいまでは、それなりに面白く観れたんですよ。チャン・ツィイーが出てきて、自身の犯行である事を明かしていく。でも、このチャン・ツィイーのキャラがどうにも薄っぺらい。いつも笑っていることで、狂気を表現したかったのかもしれないけど、そのせいか親への恨みや寂しさといったものが全然感じられない。そしてまた、話の流れからブレスリンの息子が事件にかかわっていることが容易に想像出来てしまう。なのでラストも衝撃がなく、「あぁやっぱりね~」という感じ。まぁなんにせよ、この団体の行為にはちっとも共感が出来ない。よほどのマゾ集団としか言いようがなく、こんなので家族の大切さを訴えられても、独りよがり過ぎて説得力はなかろう。[DVD(字幕)] 4点(2012-07-23 10:11:59)

62.  11:46 《ネタバレ》 カナダ製のクリーチャーホラー。ハリウッド製ホラーに比べると全体的にもっさりしてて、スピード感緩急感に乏しいかなとは思うのですが、かなり気色悪いメイクや老若男女区別なく次々に人が死んでいく展開など、他にはない独特な怖さがありました。とにかくもう、刺す!刺す!刺す!そして流血。刺すという行為と血みどろに、やたらと制作者の強い意志が感じられる。最後の最後に奇怪な宇宙人みたいのがワラワラと出てきて終わるわけだが、これは幻覚ということなのか。一見単純なお馬鹿宗教ホラーだと思っていたのだが、実は色々と伏線を張ったストーリーになってるんですね。他の方のレビューを見て納得。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-26 00:23:10)

63.  CUBE ZERO<OV> 《ネタバレ》 シリーズで一番お金かかってそうですが、正直これは駄目でしたね。このCUBEを誰が作ったのかとか、どんな風に運用してるのかとか、裏側を明かすことにどれほどの意味があるのか。CUBEの中で繰り広げられる人間ドラマが面白かったわけで、CUBEの裏側は謎であるからこそ良いんです。それを明かしたところで、単にCUBEの魅力をなくしているだけではないかと。そしてやたらとグロい!特に最初に犠牲になった人なんてあまりに酷いわぁ。[DVD(字幕)] 4点(2012-06-19 20:28:36)

64.  サイレントヒル 《ネタバレ》 大ヒットした同名ゲームの映画化。ゲームのほうは正直一度もプレイしたことありませんが、それでもこの作品の並々ならぬ映像へのこだわりは切に感じとる事が出来ました。ローズが、サイレントヒルに初めて足を踏み入れたときの、灰が降る神秘的な街の雰囲気や地下のおどろおどろしい雰囲気、気色悪く不気味なクリーチャーの数々、火刑のショッキングなシーン、そしてラストの自宅へ戻ったときの温かい日の光、色々と印象深いショットが多く、ある意味お化け屋敷的な面白さがあります。ただ、そういう素晴らしい映像とは裏腹に、ストーリーが圧倒的につまらない。このサイレントヒルとは一体なんなのか、というミスリアスな雰囲気が序盤はあったんですが、狂信的な集団による狂信的な行いというのが終盤になって台詞で語られ、そのアホな組織と対峙して終幕。なんというか、この世界設定をそのまま紹介しただけというようなお話で、ドラマ性に欠けるし、特に父親の存在がほとんど無意味でしたね。そんなわけで、映像最高!ストーリー最低!の両極端な映画というのが感想です。それにしても、婦警さんはなにも悪いことしてないのに、あまりにも不憫過ぎますね、、、、。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-07 22:32:06)

65.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 これは掘り出し物でしたねぇ。TSUTAYAオンリーのレンタルというのがもったいないくらい。クセのある2人組のおっさんが、若者達に殺人鬼だと勘違いされ、ありえない展開へと突き進んでいくわけですが、若者たちがおっさんらを倒そうとして運悪く死んでしまうその様がありえなさすぎて笑えます。おっさんらも、なんの悪気もないのに素振りが変過ぎて殺人鬼だと間違われちゃう様が滑稽でこれまた笑えます。見ている側としては、「んなアホな!」「なんでそんなもの持ちながら挨拶するん!」「チェーンソーふりまわしすぎやで!」と、いちいちつっこみたくなるわけですが、そのアホらしさが上手い事笑いへと転嫁されていて作り手の妙を感じます。女性が苦手なタッカーが、一人の女の子を助けて心通わすことでだんだんとキャラが変わってラストのハッピーエンドになるまで、そのやりとりが微笑ましいんですよね。ただのコメディホラーなだけじゃなく、恋愛ものとしてもほっこりするいい作品になってます(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-04 20:44:11)

66.  血のバレンタイン 《ネタバレ》 う~ん、これは「13日の金曜日」の二番煎じですよねぇ。かぶり物と持ち物を炭鉱バージョンに変えたってだけで。それでいて、全然グロくない。「衝撃のスプラッターホラー」などと書かれてありましたが、どこにそんなスプラッターなシーンがあったのかしらと首を傾げます。後で各映画サイトを見たら、どうやら販売されたDVDにはそういうシーンが一律カットされてるみたいですね。どうりで間の抜けた映画になってるわけだ。やはり完全版で出さなきゃ、ファンは怒るんじゃないかなぁ。エンディング曲はなかなか良かったけどね。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-28 15:03:08)

67.  PUSH 光と闇の能力者 《ネタバレ》 冒頭の、超音波を発して水槽を割り敵にダメージを与える男2人組のキャラの濃さとアクションが見もの。「お、なかなか良さそうな滑り出しじゃん」なんて思ったのですが、それ以降は全くもってつまらない。ストーリーに惹き付けられるものがないので退屈この上ないと感じ、再びアクションシーン到来。今度は超能力で銃を空中に操り撃ち、人を吹き飛ばす。これまたすげぇ!と思ったもののやはりアクションが終わるとまた陳腐なストーリーに終始する。長い中盤をなんとか乗り越え、いよいよラストの見せ場である。工事現場でドラゴンボールばりに人を吹き飛ばす。これがなかなか格好よい。しかし思ったのだが、主人公の超能力のほうがどうにもショボい。敵のほうが力が強いように見える。そして腑に落ちない敵の死に方。もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ。ダコタ・ファニングちゃんは、「宇宙戦争」以来に見たけど、すごく大人っぽくなってたね。相変わらずの演技派でした。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-26 20:08:38)(良:1票)

68.  ファイナル・デッド ダーク・ウォッチャー 《ネタバレ》 全く期待してなかったのですが、B級ながらも謎解きサスペンスものとしてそれなりに観る事が出来ました。 あの影の化け物って、「LOST」の煙の化け物に似てましたね。 ただ、その影の化け物のCGがおもいっきりショボいんで、 そこをもう少しお金かけてくれればぐんと良くなったのにな~なんて思ったり。化け物の種明かしについては、まぁ若干首をかしげるところもありますが、あの男が医師だったという展開は予想出来なかったし、 まずまずのシナリオ運びだとは思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-22 11:04:00)《改行有》

69.  狩人と犬、最後の旅 《ネタバレ》 まずなにより、カナダのロッキー山脈を舞台にしたこの美しい風景が素晴らしい。雄大で静かで、まさに母なる大地と言う感じですよね。確かに自然には厳しい面もあるけれど、そこで住む人間は自分のペースで生活することが出来る。主人公ノーマンの気持ち、よくわかりますよ。淡々としていて、ストーリー自体もハラハラするようなものはないのですが、一人の老狩人の生き様や暮らしをそのまま描きとるというこのこの作品のスタンスなのだろうから、そういう意味ではリアリティあって成功はしていると思います。氷の湖が割れて落ちるシーンとか、崖から転落しそうになる犬たちなど、どうやって撮影したんだろうと感心する場面もあるし、夜の室内でのシーンがおそらくはろうそくの明かりだけで撮影しているんだと思う。その暗さにもリアリティを求めているのが伝わってきて好感持てます。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-18 21:13:55)

70.  クライモリ デッド・エンド 《ネタバレ》 前作よりも、グロ度と馬鹿馬鹿しさがパワーアップしていすま。ただ、前作よりはハラハラドキドキ感が減っているかな。そんなわけで、個人的には前作のほうが好きだけど、これはこれでそれなりに楽しめました。明確な主人公がいないので、誰が生き残るのかというのが最後までわからなく、そういう意味でもワイワイ盛り上がれます。今回登場する奇形一家は、前作よりもまだ見た目は酷いわけでもなく、食事のシーンも皆で「アーメン」と言ってお祈りしちゃうぐらい普通の家族として描かれてる。でも、女の笑い声がちょっと怖かったね。ラストでミンチになった時にはスカッとしましたわ。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-12 00:20:09)(良:1票)

71.  ゲスト(2009) 《ネタバレ》 最初のうちは、「あ~、これはお父さんがワルのパターンやな」なんて思っていたので、見事に騙されたわけですが、でもこのオチがわかった途端「あ~、またそのオチかぁ、、、」と思っちゃったのも事実。お父さんの大人シーンを目撃しちゃうとか、姉が自分のせいで死んでしまうとか、少女の心に負荷がかかってああなっちゃったというのはわかるんだけど、結局あのオチだとなんでも出来ちゃうといいますか、巧みさがなくなっちゃいますよね。女殺人鬼が同じ病棟にいたというラストはまぁよかったけど。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-10 12:13:11)(良:1票)

72.  霊視(1999) 《ネタバレ》 キーファー・サザーランド目当てで観てみました。ホラーの要素はほとんどなく、トーリー的には古典的な推理もの。男の犯人はなんとなく察しがついたけど、女の犯人は予想出来ませんでした。なんというか、推理サスペンスとしても、オカルトものとしても、今ひとつ踏み込めていないという感じがします。霊視の力が宿るシーンは単に穴に落ちるだけでぱっとしないし、終盤、男に地下室へ追いやられるシーンでは、壁を崩すとなにか白い煙が吹き出して助かるシーンもいまいちよくわからない。霊視とかナシでバリバリの推理サスペンスにするか、霊視を出すならもっとオカルトチックな展開や映像にするほうが良かったのではと思う。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-31 20:05:31)

73.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 これは素晴らしい作品です。10年に1本ぐらいの傑作と言ってもいいぐらい。ツチ族とフツ族というのは、見た目の違いなど無い同じ民族だったのに、ベルギー人によって明確に区分けされ、それによって両者が対立してしまうわけですね。支配人が「白人を信じて全てを模倣してきたのに裏切られた。私はバカだ」と吐き捨てる様に言う台詞がありますけど、それは彼個人の心情を吐露していると同時に、白人によって長らく植民地支配を受けてきた黒人全体の気持ちを代弁してもいるのだと思います。日頃、世界の平和を訴えるはずの政治家は「ルワンダは票にならない」といって助けない。人間の本質とは何かを考える上で、性善説と性悪説の二つがあるけど、人間は基本的に利己的で、その本質を隠すために偽善の皮をかぶっているのかな。この作品を観ていると、人間とは本質的に性悪なのかなと考えてしまう。圧倒的な数の悪人に対し、善い人達のなんと少ないことか!!見終わった観客が、なにかしらの後ろめたさを感じたとき、それこそが、この作品の意図するものなのでしょう。記者が語った「たとえこの映像が世界中に流れても、ほとんどの人が、怖いねぇ、と言ってディナーを続けるだろう」という印象深い言葉があります。そう、結局は傍観者なのです。そしてこの言葉は、この作品をエンターテイメントとして消化し、「怖いねぇ」と言って終わらせる観客たちにむけて語られているのでしょう。 自分の無力さ、ある種のやるせなさをひしひしと感じてしまう。[DVD(字幕)] 9点(2012-03-03 19:30:21)

74.  ナイト ミュージアム2 《ネタバレ》 実を言うと前作はまだ見てなかったので、いきなり色々と動き出すキャラや主人公と仲の良いキャラなど予備知識が若干必要だったかなと思うところもあり、その点は反省。まぁいずれにせよ、ストーリーはあってないようなもので、この作品はストーリーの面白さうんぬんではなく、劇中出てくる様々なキャラクターと主人公との絡みやユーモアさを楽しむためのものであり、そんな彼らを紹介してみせていくためだけのストーリー展開でしかありません。歴史博物館を舞台に、なにも難しく考えることなく、いろいろな歴史上の人物を伝えていくという意味においては、ファミリー映画としてこれ以上ないぐらいの設定だと思います。全体としてゆる~い笑いが続いていき、僕としてもクスクスと楽しめたシーンは多々あります。前半に登場したキャラたちが、後半に悪い奴らを倒すために結集して闘うシーンは愉快そのもの。パイロット役を演じたエイミー・アダムスのキュートさもまた見どころの一つでした。[地上波(吹替)] 6点(2012-02-05 22:31:42)

75.  リピーターズ 《ネタバレ》 全く期待せずに観たのですが、思いのほか面白く鑑賞する事が出来ました。落雷を受けて、毎日同じ日が繰り返されるようになるという設定は割とありきたりではありますが、一方は善に目覚め、もう一方は暗黒面に転がっていくその様がリアルに描かれていて共感出来る。自分だったらどうするかな~と考えるとより面白い。それと女の子が可愛い。[DVD(字幕)] 6点(2012-01-01 17:18:23)

76.  赤ずきん 《ネタバレ》 人狼の描写といい、少女漫画っぽい恋愛の描き方といい、どことなく「トワイライト」に似てるなと思ったら、監督が「トワイライト」の人だったのね(笑)。それなら納得です。愛する人が、噛まれた事で狼になっちゃう。それで離れようとするもやっぱり一緒になるって展開が即視感ありありなんですが、この監督さんはこういう展開が大好きなんだろうな~。要は、「赤ずきんちゃん」のお話を、「トワイライト」ベースでやりましたっていうことですよね。全てにおいて可もなく不可もなくな出来でしたが、個人的には衣装なりセットなりがこ綺麗過ぎてリアリティがないのが残念でしたね。童話だからリアリティは要らないよと制作者は考えてるのかもしれないけど、全体が嘘くさく感じちゃって今一歩入り込めなかったのも事実。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2011-10-21 22:34:26)(良:1票)

77.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 カーチェイスのシーンもそれなりにスピード感あって良かったと思うし、娯楽作品としてはまずまずの出来でしょう。妻が実は敵側の人間だというのは割と最初の段階でわかったけれど、主人公もスパイだというのは想像出来ませんでした。そういう意味では評価したいのですが、ただ後になって振り返ってみると凄く粗のあるシナリオだなと感じるのも事実です。主人公が記憶喪失になったのなら、仲間のスパイ達はまず彼に事情を説明するのが普通だと思うのですが、そんなことは一切しないし。特に残念なのは「愛する妻がなぜ私のことを知らないのか」という面白そうな展開から始まって、その妻役の女が自爆して終わっちゃうという、そのオチがもったいないと思うんですよね。主人公が、本物だと思っていた記憶が実は妄想とわかった時はもっと悲しさを描くべきだし、妄想で愛していた女性と対峙するシーンがあれば、ぐっとくるような内容にいくらでも出来たんじゃないかと思うんです。主人公が独りぼっちで、しかも異国で周りは言葉が通じない中で真相を突き止めようとする様はポランスキーの「フランティック」を思わせるシチュエーションで、サスペンスとしてもなかなかいい雰囲気に思えたのに。ジョエル・シルヴァー製作の映画はみんな娯楽に徹した大味映画ばかりだけど、この作品は「入り口」が興味を引く題材だっただけに、少しもったいなかったな、ていう気持ちもあるわけです。[レーザーディスク(字幕)] 6点(2011-09-23 22:48:53)(良:2票)

78.  トイレット 《ネタバレ》 この監督さんの作品は初めて観たのですが、なかなか独特な雰囲気がありましたねぇ。最初のほうは、オタクで淡々としたキャラの主人公にちょっとやんちゃな妹、ひきこもりの兄というその構成と語り口がいかにも紋切り型で、なにかのアメリカ映画の真似事のようにしか感じなかったのですが、全編に渡ってちりばめられるユーモアが凄く独自性があるなと思いました。クスクス笑っちゃったし、見終わった後はほんの少し元気を分けてもらったような気分。冷静に振り返って考えてみると、中身やメッセージ性はほぼゼロの内容なんだけど、しいて言えば日本のトイレは世界一ということかな、、、、(笑)。便座が温かいと最高だし、ウォシュレットは特に女性には必需ですし。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-11 22:58:09)

79.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 まずはじめに、主役のベイビードールちゃんがキュートで可愛らしい。これ、凄く重要。そして脚本。ロボトミーとか、自由を欲する為に脱走を図るとかそれ自体はありふれた要素だが、設定が凄く斬新なのだ。ザック・スナイダー監督の真骨頂は、やはりあのアクションにあるわけで、それをとことんまで披露するために考えだされた、実にオリジナリティあるシナリオだと感じる。単なる妄想じゃなく、それによって彼女が見事なダンスを踊りだせるというその組み合わせが素晴らしい。そして数々のアクションシーン。これでもかという怒濤の映像を見ていると、スナイダー監督の一人の作家としての信念を感じずにはいられない。それはすなわち、「これが格好いいんだ」「格好いいものは素晴らしいんだ」という彼の考えがとことんまで貫き通されていて、それが観る者にビリビリ伝わってくるわけだ。私は、恥ずかしがることなく、直球でその信念を見せてくるスナイダー監督を素直に賞賛せずにはいられない。思えばこの作品のメッセージは、全てを決めるのはあなただ、ということである。このストレートなメッセージは、この強い信念を持ってして表現される映像だからこそ説得力を持つのだろう。余談だが、邦題とDVDのパッケージが、よくあるZ級まがいものムービーにしか見えないのは凄く残念である。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-08-30 20:46:30)

80.  スプライス 《ネタバレ》 最初の段階では、科学での一線を越えてしまったことによる手に負えないものとの恐怖みたいな、作りとしては「エイリアン」みたいな感じで入っていくんですけど、話が進むにつれどんどんと違う方向に。実際は、SFの名を借りた恋愛三人劇でしたね。ドレンは、人間の女性によく似ているからこそ、目の離れた感じとか脚の獣っぽいところとかがより不気味に見えてくる。キモ可愛い?みたいな、怖いんだけど微妙にエロいという、ね(笑)。はじめのうちは、クレイヴが乗り気でなく、エルサは母性本能のためか育てる気満々なのに、ある時からそれが逆になる。その辺かな、面白いところといえば、、、。前述したように、あくまでもSFの名を借りたよくある恋愛愛憎劇なので、ストーリーそのものはそれほど特筆するものではない。ドレンとのセックスシーンなど、妙な生々しさやブラックな笑いがこの作品の持ち味。[DVD(字幕)] 6点(2011-04-27 21:20:23)

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