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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2598
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  アポロ13 「月へ人類を送る」 あのJFKの号令から端を発した「アポロ計画」。NASAの大事業のハイライトはもちろん、 1969年のアポロ11号による「月面着陸」だろう。 しかし、今尚NASAの組織内において、最たる価値を持つ功績として掲げられているのが、この「アポロ13」の“事故”からの“生還”であるという。 宇宙開発という大事業において、重要視するべきものは、その価値観において多岐に渡ると思う。 「月面着陸」という大目的の達成は、もちろんその一つであると思うが、同時に、「事故死」という最悪の失敗を避けることも、「成功」と同等の価値を持つ成果だと思う。 そういう意味で、NASA史上最大の“危機”を最大の“栄誉”に転じさせてみせた、飛行士たちをはじめとするアポロ13のスタッフの功績は、偉大であり、その人間模様を緻密に描き出した今作の素晴らしさを唯一無二のものにしていると思う。 久しぶりに観たが、何度観ても、ラストの交信再開のシーンには、心がふるえる。 [映画館(字幕)] 10点(2009-06-12 22:59:52)(良:3票) 《改行有》

62.  チョコレート(2001) 非常にテーマ性の深い濃密なドラマであり、同時に極めて濃厚なラブストーリーであるということをまず断言したい。恋、焦がれ~の模様を描く一般的なラブストーリーとは明らかに一線を画すが、ここまで真摯に人間自体の奥深さを描き出したラブストーリーは他にない。淡々と心を通わせ、濃厚に絡み合う途方もなく傷ついた二人の男女の極めて本能的な恋模様に息を呑む。アカデミー主演女優賞を受賞したハル・ベリーの熱情的でシリアスな眼差しは印象深く素晴らしかった。しかしそれ以上に、ビリー・ボブ・ソーントンの自然な存在感が圧巻だった。[映画館(字幕)] 9点(2009-06-09 16:12:52)

63.  カポーティ 人物の伝記映画は、観るタイミングが難しい。 創られたエンターテイメント性が期待できないことと、描かれる「事実」に対する鑑賞者の知識量が、観賞後の感想に多分に影響してくるからだ。 フィリップ・シーモア・ホフマンという決して派手さのない俳優を主演に配し、アカデミー主演男優賞まで穫ってしまったことは、映画ファンとして興味深く、随分前から観たいと思っていた。 しかし、描かれる人物“トルーマン・カポーティ”に対する知識がほとんど無かったことが、食指を鈍らせていた。 カポーティ本人がどんな人物かは知らないが、映画世界の中で独特の人物像を創り上げ体現していた主演俳優の演技は、賞に値するものだったと思う。 全編通して、作品自体にも質の高さを感じたし、あまり抑揚がないテンポで展開しつつも、観る者を巧く引き込む語り口を備えていた。 ただし、もう少し主人公であるカポーティの心情を深く描きとる必要があったかもしれない。 主演俳優は独特のキャラクターの中で絶妙に押し殺した感情を表現できていたと思うが、描写自体がどこか軽薄な感じがあり、感情を移入することがあまり出来なかったことも事実。 カポーティという作家が、残虐な殺人事件を題材に書き上げたノンフィクション小説「冷血」。 そのタイトルが示すものは、殺人を犯した犯人のそれなのか、はたまた本を書くために事件とその犯人を冷静に見つめ続けた作家のそれななのか。 そういうことを考えると、単純に感情移入を許さず、その人物の本質を各々に見出すための余白を残した映画であるとも言える。[DVD(字幕)] 6点(2009-05-22 23:49:03)《改行有》

64.  JUNO/ジュノ 16歳で妊娠をしてしまった少女の等身大の姿が、いろいろな意味でとてもナチュラルに描かれた映画だった。 少女のある種とても生々しい感情や葛藤をダイレクトに描きつつ、映画としての核心は、少女を含め「妊娠」という現実に直面した周囲の人々の“不完全さ”を、時に辛辣に、時にあたたかく表現している。 結局、大人になりきれないのは、十代の少年少女たちだけではなく、「大人」そのものも、同じように未成熟であって、だからこそ幸福に結びつく事もたくさんあるということが、この映画の真意ではないかなと思った。 この映画の中で描かれるすべてのことが正しいなんて思わないけど、人間なんてものは、ああやって間違ったり、悩んだり、泣いたりしながら、少しずつ成長して、生きていくものだと思う。 目新しい奥深さはないけれど、展開されるストーリー以上に、物語るものは大きい映画だ。[映画館(字幕)] 8点(2008-06-14 18:20:22)《改行有》

65.  ジャンパー 《ネタバレ》 「ジャンパー」なんて至極“単純”なタイトルを掲げるだけに、ストーリーの深みなど端から期待すべきではないし、期待はしていなかったのだけれど、想像の範疇を超えて、薄っぺらい映画だったと言わざるを得ない。 そもそも主人公のキャラクター自体に、一つの映画を率いるだけの魅力や深みが備わっていないことが、最大の問題だと思う。 ストーリーの深みなんてなくても、主人公のキャラクター性だけで娯楽映画として成功している映画は沢山ある。要は、観賞後に何も残らなくともせめて鑑賞中は繰り広げられる映画世界に“楽しみ”を見出せられることが重要なのだが、映像の派手さのわりにどうにも痛快性に欠ける映画だった。 ただただ繰り返されるのは、ジャンパーという特殊能力者とそれを追う組織との“追いかけっこ”。それならそれで、ひたすらに“追う者”と“追われる者”との対決を描き連ねればまだシンプルなB級娯楽として仕上がったかもしれないが、映像的な見せ場は、能力者同士のやり取りが中心でストーリーの核心に触れてこない。 これではただ世界中の色々な場所でロケーションを繰り返し、格好良く仕上げたプロモーションビデオである。 なんかコレ、端から三部作構成にするつもりらしいが、“ジェイソン・ボーン”シリーズのような成功を期待しているとしたら、酷く浅はかな話だ。[映画館(字幕)] 2点(2008-03-22 02:46:12)《改行有》

66.  300 <スリーハンドレッド> 予告編その他を見る限り、もう完全に“CGを駆使したバトルシーン”のみが「売り」の映画であることは明らかだった。 新感覚の映像世界を見せつけてくれる映画は基本的に好きだし、予告編を観ても興味は膨らんだが、いかんせん“バトルシーンのみ”でどうやって2時間の尺を紡ぎだすのか、下手をすれば“大コケ”している映画なのではないかと一抹の不安を残しつつ、オープニングを迎えた。 まず一言……、「スゴイ」。 本当にほぼ9割近くバトルシーンで映画を撮り切っている。そしてその映像感覚は、触れ込みどおりに“新しく”、“凄まじい”。 隆々とした見るからにむさ苦しいスパルタの豪傑300人が、己の誇りと威信にかけて国を守るために立ち上がる。その美学は、まさに西洋版武士道に他ならない。 バックグラウンドなどほとんど描かず、「攻めてきたから攻め返す」、至極シンプルで明確な理由で圧倒的な大軍の前に向かい立つ。その単純だが、あまりに潔い姿に奮える。 ジェラード・バトラーの濃すぎる風貌を筆頭に、相当に悪趣味な敵国王や怪物じみた巨象の襲来等、明らかにマンガ的な遠慮のないビジュアルセンスが、益々映像世界の特異感を強め、素晴らしいオリジナリティを生み出していると思う。 嫌いな人はとことん「無理」だろうが、好きな人はとことん入り込む映画だろう。 ストーリーなどあってないようなもので、ひたすらに血と汗が入り混じった凄まじい「熱気」を浴びせ続けられる映画だ。当然、こういう映画もあって良い。[映画館(字幕)] 9点(2007-06-09 19:43:30)《改行有》

67.  アンダーワールド/エボリューション 「吸血鬼VS狼男」という構図も、圧倒的に美しく強い女ヒーローという要素も、もはや「ベタだ」と言えてしまうほど、ありふれたアクション映画の“ジャンル”である。 しかし、この映画のシリーズには、他を寄せつけない唯一無二のポイントがある。 それは、「闇の美しさ」である。 タイトルが示すとおり、この映画はほぼ全編通して“闇”の中で繰り広げられる。主人公が吸血鬼なのだから仕方がない。 闇を描き連ねるあまり、ただただ画面が“真っ暗”になってしまっている駄作は多々ある。 しかし、今作は、見事に闇の世界の美しさを革新的なほどの映像美で映し出す。 藤子・F・不二雄の短編漫画で、吸血鬼に支配された世界における暗闇の美しさと素晴らしさを描いた作品があるのだが、まさにそれを思い出した。 吸血鬼から見た闇の世界は、これほどまでに美しさに溢れているのか、と思わせる。 そして、その美しい闇の中に、前作から引き続きケイト・ベッキンセールのまさに透き通るような美しさが映える。(実はもうそれだけで、及第点) ただ、往々にしてよくあることだが、前作の大ヒットによって、製作費が潤沢になり過ぎ映画全体がやや「大味」になってしまっていることは否めない。ストーリー自体も、前作ほどスマートではない。 しかしまあ、ヴァンパイアたちによる悪趣味なほどに美しい、文字通り“血で血を洗う”戦いには、充分に見応えがある。 [DVD(字幕)] 7点(2006-09-13 18:24:11)《改行有》

68.  ピーター・パン2/ネバーランドの秘密 大々的に劇場公開されたので、近年ビデオ映画として多発されている他のディズニー映画の安易な続編とは一線を画すものを期待していたが、内容はビデオ映画の域を出るものではなかった。拍子抜けさせられるほどの短さはおいといても、あの内容の薄さはなかったと思う。50年前に作られたオリジナルは、ディズニー映画史に残る大傑作であるが、今作はその味わい深さが微塵も反映されていない。「ネバーランドの秘密」という邦題をつけながら、ネバーランドの魅力を映し出す描写はほとんどなく、こけおどしのみに終始したこのタイトルに腹が立つほどである。前作のような小気味いいミュージカルシーンも一切無く、フック船長やスミー君のキャラクター性も極めて薄くなっている。だいたい、フックの敵であった時計ワニが不細工な巨大タコになっているのはどういうわけだ?どうせなら、大人になってしまったウエンディとピーターパンとの交流を描いた方がまだ物語に深みが出るように思う。CGを使った映像的な迫力や空を飛ぶシーンに爽快感はあったが、内容が伴っていないのでそれすらもシラけて見える。ほんとに文句を言い連ねたらキリがない。オリジナルが好きな人ほど、大いにがっかりさせられることは間違いない。1点(2004-02-06 19:40:04)

69.  コンフェッション(2002) ジョージ・クルーニーの初監督作品というよりは、チャーリー・カウフマンの脚本作品という期待を膨らませて観に行ったのだけれど、どうにもバランスの悪い愚鈍な展開に面白味を感じることはなかった。サスペンスなのか、コメディなのかあまりに中途半端だったと思う。逆に映像センスや個々のキャラクターの演出などには興味を引くものがあり、ジョージ・クルーニーの非凡な監督センスだけは見受けられる結果となった。3点(2004-02-05 19:04:24)

70.  ゴールデンボーイ(1998) 互いに心に闇を持った少年と老人のどろどろしい心理攻防に息を呑む。最近のサスペンス映画にはめずらしいスピード感に頼らないじっとりとした展開が秀逸だった。陰影際立つ映像美も良く気持ちを途切らさない。生まれたばかりの心の闇を表現したブラッド・レンフロも良かったが、奥深い年輪さえ感じさせる心の闇を持つ老人を演じたイアン・マッケランの鬼気迫る存在感が凄かった。ラストに盛り下がってしまうのは残念だが、作品としては高いクオリティを見せる。7点(2004-01-30 22:09:37)(良:1票)

71.  シン・レッド・ライン 伝説的映画監督の復活作&超豪華キャストという触れ込みで期待は相当大きかったけど、あまりに退屈な出来栄えに愕然としてしまった。映像美的にはさすがに目を引く部分はあるけど、ストーリーにあまりに起伏がないというか、物語性自体が欠如してしまっている印象さえ受けてしまった。3点(2003-11-18 15:25:04)

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