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プロフィール |
コメント数 |
86 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
日本人なので邦画好き! 淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。 不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・
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1. アポロ18
《ネタバレ》 「何か」がいる、その正体らしきもの、「何か」と接触した者の運命は、あまりにも使い古された感じです。要するにあの映画とこの映画をくっつけて、記録映像風に仕上げたわけで、意外性はあまりないです。
これを見て誰も本当にあったかもしれないと思わないので、記録映像風にせず、B級映画として、普通の撮り方でも良かったのではないかと思います。
とはいえ、映像表現はよく出来ていると思います。エンドロールを観ていてフジフィルムの名前が出てきたのは、この古いフィルムの質感を出すために日本の企業が貢献しているであろうという誇らしさを感じます。
それにしても人類とは異なるものの表現って、どうしてハリウッドではこうもワンパターンになってしまうのか。つまりこの映画は気楽に楽しむB級映画ということです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-11-01 01:58:48)《改行有》
2. 遊星からの物体X ファーストコンタクト
《ネタバレ》 この映画単体で見れば、モンスター映画としてかなり面白かった。あの映画をそのままリメイクしてもあの演出には絶対に勝てないし、後日談では収集がつかなかったであろう。前作に勝てないからこそ、前作に敬意を払って似たようなシチュエーションで映像的には
スケールアップした前日譚にしたのは、最も賢い選択だったと思う。自分のようなおじさん世代としては結果は分かりきっているのだが、若い人にはかなり楽しめるのではないかと思う。
そもそもカーペンターの演出では、「物体」が現れる前から登場人物は特に仲が良いわけでもなく、確執もあるような雰囲気が後々疑心暗鬼として効いてくる所が優れているのだが、この映画は怪物が現われる前にホラー映画定番のパーティやっちゃったりして、普通にホラー映画です。
音楽も前作のシンプルなモリコーネの曲が絶妙に恐いのだが、まあ、音楽も普通のホラー映画です。
あの円盤の中は見せないからこそ想像力をかきたてて恐いと思うのですが、そこまで見せちゃう所は普通のハリウッド映画です。
前作よりも警戒心なくホイホイ物体に変化しちゃうのは、「物体」が前作ほど人間を学習していないからだと好意的に見ましょう。
前作に愛情があるからこそ限りなくつっこみたくなるのですが、おじさん世代は進化した特撮を楽しみ、似たようなシチュエーションを懐かしむのが良いのではないかと思います。そもそもカーペンターのような映画はカーペンターにしか作れませんから。
前作を知らなければ、かなり面白いと思います。
なにより作っているスタッフが前作を愛しているのが如実に感じられました。
[映画館(字幕)] 7点(2012-08-19 00:30:33)(良:1票) 《改行有》
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