みんなのシネマレビュー |
| スポンサーリンク
【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
スポンサーリンク
2. 冷たい月を抱く女 《ネタバレ》 この映画は、まずは予備知識なしに観ることだね。途中まで、すっかり騙された。それに、「隣の男の子」のトリックは思いもよらなかったよ。金のためなら何でもやります! というニコール・キッドマンの役柄に説得力を与えているのは、きっとあのお婆さんだ。エンド・ロールでアン・バンクロフト(ミセス・ロビンソン!)と気付きましたが、最近たまたま「卒業」を観たばっかりだったので、この間の歳月の経過が感慨深い。そういえば、ミセス・ロビンソンの演技も説得力あったよなあ。きっとうまい女優さんなのだろう。それに比べるとアレック・ボールドウィンは中途半端で今ひとつ。キャラクタ造形の問題かもしれないけど。7点(2004-06-29 12:38:03) 3. 誘う女(1995・米) 観て損したとは思わないけど、語り口がお話作りにうまく合致していないように思えるんだな。これは編集の問題かもしれない。もっと大胆に時間をズラしまくるとか、真相はほのめかす程度にしておくとか、語り口に合った構成はいくらでもできそう。リメイク版「サイコ」を観たときも感じたのだが、ガス・ヴァン・サント監督は、手法がオーソドックス過ぎるのではないか。1960年代くらいまでの映画だったら、これでいいかもしれないけど、90年代の映画でこれではね。少しフォローしておくと、全米ネット局のアンカーウーマンになるというのは、そんなに小さな夢ではないと思うよ。5点(2004-06-14 13:07:24) 4. CUBE 全編にわたり、観客に緊張感を強いる映画。箱設計者のような感性(外の世界は生きる価値がない)を持っている人は、この映画の雰囲気にハマっていけるかも。逆に、そこが鼻持ちならないと思う人には(あの警官はそんなタイプだな)、ちょっと退屈でしょうが。終盤は勢いで持っていったようなところがあり、作りの粗さが若干みられました。が、それも映画におけるストーリーテリングの技法ということで。8点(2003-06-02 22:17:58)(良:1票)
|