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2. ウォッチメン ザック・スナイダーとタイラー・ベイツ・コンビということで期待したが、期待通りの映画であった。シリアスなヒーローものとして「ノーラン・バットマン・シリーズ」以降の流れに乗っているとは思うが、出来事をシリアスに扱う前者に対し、こちらは登場人物達が徹底的にシリアスであり、リアルである。ヒーローの葛藤を扱うという意味では前者よりも成功していると思われる。とは言え、設定なり前情報が無い限りほぼ理解できない内容なのは言うまでもない。その意味では決して万人向けではなく、ファン向けの映画だと言える。というわけで、アメリカン・コミックのファンとして8点を献上。ロールシャッハが格好良すぎて痺れた。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-23 11:36:23) 3. 第9地区 《ネタバレ》 実に、面白かった。現代の世界にエイリアンが普通にいます的な設定や、ヨハネスブルグという街とオランダ名の主人公も斬新だった。また、異種族の間に横たわるであろう緊張感が無いのも面白かった。それ以上に主演のシャールト・コプリーが実に名優だ。久しぶりに俳優らしい俳優を見た気がする。この人に仕事が来ないようであれば、映画産業も終わりだなと思えたほどだ。難しいことは何も考えずとも、純粋に心から「面白い!」と唸れる作品である。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-23 11:08:12)(良:1票) 4. ニュースの天才 題材からして重い展開やら伝えたい描写や主張、みたいなものが多く出るのかな?と思っていたけど、ただ事実を淡々と追う手法と展開はなかなか面白かった。ペーパーバッグ的な印象を感じたが、それを狙っていたのだとすれば大成功だろうと思う。ヘイデン・クリステンセンは良かった。唇を厚くすればキリアン・マーフィーみたいヨ。[DVD(字幕)] 6点(2009-02-12 20:03:08) 5. 300 <スリーハンドレッド> 鑑賞後、嫁さんが「2,3年後に『そういえばあったな』と思い出す映画」と評していたのが上手すぎて笑った。決して万人向けではないけど、敷居が高いわけでもない、しかし好事家にとっては恐ろしい魔力を秘めた超絶傑作であることは間違いないと思う。映画そのものよりも映像美と映像技術に心底惚れた。CG全盛時代に、CGだけではない表現が数多くあって、そのセンスと発想にただ驚嘆。オラクルのダンスシーンの布の動きはどうやって撮影したのか今もってわからない。水の中で撮影したのかな。もちろん映画本編も面白い。ベイツの楽曲が神過ぎる。こんな“使える”コンポーザーだったとは思ってもみなかった。自分のメクラぶりに恥じ入るばかり。全体的なデザインという意味では同じミラー物でもシン・シティより遥かに洗練されているにも関わらず、それ以上に密度が濃い。トータルメディアに対するある種の答えというか啓示のようなものが多く含まれていると思う。映像・コンテンツ系の仕事を生業とする方は是非見て欲しいと思う。[映画館(字幕)] 10点(2007-06-26 19:52:29)(良:1票) 6. アポロ13 凄くいい映画だ。いい映画なんだけど、何故か存在を忘れちゃう一本。ケビン・ベーコンがいつものとおりおミソな役どころをしてるのが大好きなのだが、何故か忘れちゃう一本。何故なんだろう……?7点(2003-09-06 17:08:36)
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