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1. ダブル・ジョパディー
《ネタバレ》 犯人が、つくづくとんでもねえ親父だ!とまあ、犯人に対する罵声はこのくらいにしておいて、扱おうとしたテーマの着眼点はなかなかいいと思う。ただ、服役中にもうその作戦を立ててしまうのはちょっと早いかなと思った。トミーには、どうもジェラード警部が被ってきてしまったが、本作の役どころはあれほどバリバリじゃないので、個人的にはちょっとガッカリ。アシュレー・ジャッド好きなので、ちょっと点数甘いかも…。6点(2004-04-02 23:53:49)
2. アポロ13
当時、アカデミー賞の常連であったトム・ハンクスが、ノンフィクション物の主人公を演じることについて、「リアリティが薄れる」という意見もあったが、今見ると不自然な感は全く無い。音楽ともうまく融合し、全体的によくまとまっていると思う。打ち上げや帰還のシークエンスは、音楽の抑揚ともよくあっていて引き込まれるし、家族のストレスから技術的な話までよく描けていて、退屈させない。司令船が無事帰還して、管制官がワッとなるところは思わず鳥肌がたった。また、ゲイリー・シニーズの控え目な、しかし力強いガッツポーズも心に残った。それにしても、あれだけの絶望的な局面から、結局事態を無事打開したNASAと宇宙飛行士は、素直に凄いと思う。やっぱアメリカは、そういうところはホント凄いよね。9点(2003-11-11 17:25:39)
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