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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. NOTHING ナッシング なんだかとてもいたたまれない気持ちになりました。[DVD(字幕)] 5点(2006-03-01 01:09:28) 3. スパイダー 《ネタバレ》 前作が「ボーン・コレクター」だか「コレクター」だか忘れたけど、この続編も含めてどちらにしても知能戦をキャッチフレーズにするにはちょっと物足りない内容だったかな。主人公が犯罪心理捜査官っていう肩書きを持っている割には聡明そうに見えない、事件を解決に導いてはいるんだけどプロファイリングしたり状況証拠から検証したりっていうよりは単なる思い付きでトントン拍子に進んでいってるような気がした。ちょっと畑違いになるけど「交渉人」みたく人間同士の言葉のやり取りが楽しめるわけでもなく、「羊たちの沈黙」みたく緊張感が張詰める中での探りあいっていうわけでもない。唯一犯人には意表をつかれたけど、犯人が分かっている→実は違う人が犯人、っていうドンデン返しは実際にあんまり驚かないんだけど・・・なんでだろう?個人的に思うんだが、この映画は犯人云々っていうのはどうでもいい気が・・・っていうのは言いすぎかな?[地上波(吹替)] 5点(2005-11-21 22:59:23)(良:1票) 4. ELEVATED(エレヴェイテッド) CUBEを借りれば必然的に見れる作品なんだけど、単なるオマケにしてはおいしすぎるほどの出来。ショートショートだなんてもったいないという気持ちがある一方で、これは短編だからこそ描けるストーリーなんだなあと思う。[DVD(字幕)] 6点(2005-10-30 00:43:18) 5. CUBE 《ネタバレ》 サスペンスの常識を根本から覆した傑作。衝撃的なオープニングから始まり、何の説明も一切なく立方体の部屋の中に閉じ込められた6人の男女。まず導入部分が今までのサスペンスの型にはまらない切り口で攻めている。この映画に“何故”か?と問いかけても答えは返ってこない。その思いは見ている観客の思いであると同時に、CUBEの中にいる彼らの思いとも一致しているというのが特筆すべき点だと思う。当然CUBEの中に閉じ込められた彼らは分けがわからないままも生を求めて脱出を図ろうとする、つまりは彼ら自身も何故閉じ込められたのかを当然ながら知ろうとしているのである、その一方で観客達も分けがわからないままも次々に起こる展開に手に汗握りながら、エンディングが近づくたびに“何故”の答えがもうすぐ明かされるだろうと予想するだろう。そこへもってあのエンディングである。結局、誰が何の目的でCUBEを作ったのか?、出口の先には何があるのか?といったもろもろの答えが謎のまま終わってしまった。自分なりの解釈では答えは始めから“存在しなかった”のだ。このことは作品の中でもある人物がそのことについて言及している。恐らくこの映画が伝えたかったことは単に極限状態での人間の恐ろしさだけでなく、世の中は不条理に満ちていて才能や人柄などは一切関係ないんだ!という強烈な皮肉なんではないだろうか?唯一生き残ったのが身体障害者のカザンだというのがその事への暗示のように自分には思えた。[DVD(字幕)] 10点(2005-10-30 00:30:14)(良:1票)
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