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プロフィール |
コメント数 |
772 |
性別 |
男性 |
年齢 |
56歳 |
自己紹介 |
観た映画はできるだけ褒めたい。 |
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1. コンテイジョン
《ネタバレ》 現在のコロナ禍で観ると、作りがスタイリッシュ過ぎて少々不謹慎に見えてしまうほどの良作。
冒頭、感染拡大の2日目から始まる所がポイントで、感染源探しは途中放棄されたかに見せておいて、妻のデジカメから核心に突き進む。
森林破壊を続ける妻の会社のブルドーザーからコウモリ、豚へと繋がり、料理長との握手を通して彼女自身へ。
それが1日目。
憎いくらいにスタイリッシュだけど、今観ると複雑な思いが交錯するから、作り手としてはいいような悪いような。
それにしても、ケント・ウィンスレットもグィネスも容赦のない扱い。
特にグィネス。
セブンでは首を切断され、コンテイジョンでは開頭されるという運命。
あの絵はかなり強烈だった。NGのないグィネスに拍手。[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-23 18:27:02)(良:1票) 《改行有》
2. それでも、愛してる
《ネタバレ》 自分の周囲は嘘に溢れていて、奪われたものを取り戻すためには全てをぶち壊すことが必要だとすると。
ウォルターにとっては、ビーバーを腕につけた後の世界であり、ノラにとっては、優等生としての自分だったのかな。
腕を切り落としたウォルターを支えたのは家族だし、ノラのつらい記憶を受け止めたのはポーターだけだった。
その人の全てに耐え、受けとめること。
それが人を愛するということなのだとすると、この妙な邦題もまあありかも。
それにしてもジョディ・フォスターの青い瞳のなんと美しいことか。
凛とした所作の中に見せる、ふとした柔らかい表情がたまらなく魅力的。
エンドクレジットで監督と知り、だからちょっと抑え気味だったのかとちょっと納得。[DVD(字幕)] 7点(2018-08-13 00:25:30)《改行有》
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