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プロフィール |
コメント数 |
1222 |
性別 |
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年齢 |
59歳 |
自己紹介 |
短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。 |
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1. シティ・オブ・ゴッド
《ネタバレ》 「心優しき三人組」の物語が終わりリトル・ゼのの物語になってからは、欲しいモノがあれば銃で奪う、撃たれたら撃ち返す。撃たれなくても撃つ。それだけ。登場人物の個別な事情はおいといて。ブラジルのスラム街のことはわからないワタシですが、こんなにもプリミティブな世界だったの。ワタシは社会派ドラマを装った単なるギャング映画とみました。満を持して最後に明かされる、物語の語り手であるウイルソン・ロドリゲス(写真家)って誰。[DVD(字幕)] 3点(2015-01-10 07:51:32)
2. バス174
《ネタバレ》 ラリったキ○ガイが、バスに立て籠もったうえ、ヒト1人殺しているんですから、本当に同情の余地などないのですが。何を訴えようと、テレビカメラと警官隊、狙撃隊そして特殊部隊に遠巻きにされ、ただ「観られているだけ」のサンドロが切ないです。事件終幕の決め手になったのは、人質の女の子の一言。ラストはドキュメンタリーでしかあり得ない。フィクションなら、こんな不愉快はないというラスト。勧めないけど、観る価値あり。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-07 09:25:30)
3. ブラインドネス
《ネタバレ》 「盲目の国では、片目の男が王様」とかいいますが、むしろ超能力者。決してばれてはいけない。超能力者であるが故に、理不尽な迫害を受けていく「七瀬」(筒井康隆「七瀬ふたたび」)を思い出したりしてみてました。盲人だけが隔離された収容所で、原始的な社会が作られていくプロットはいいけど、初期段階での「協同」をもっと丁寧に描いた方が、後の「独裁」が活きてきたんじゃないでしょうか。皆さん同様、ワタシもやりすぎと思う集団レイプのシーンは削って、盲人の「戦争」もきちっと描いて欲しかった。「腕のたたない座頭市」同士の戦い(不謹慎?)。火事でうやむやは、もったいない。命からがら逃げ出した外の世界は、カタストロフィを向かえつつも、彼女以外にも残っていた「目の見える人たち」を中心にどうにか秩序ある生活が営まれており、主人公たちはそこに迎え入れられるというエンディングはいかがでしょうか?「恵みの雨」のシーンはよかったです。久しぶりに「B級テイスト(いい意味で)」満載の映画を観た感じですね。まあまあ、満足。[DVD(字幕)] 7点(2009-10-17 07:22:08)(良:1票)
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