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プロフィール
コメント数 825
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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21.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 ハチャメチャしている映画かと期待したら、そんなにブッ飛んでいるわけでもなく、家族や友人を尊ぶことを言っておきながら、危険な戦いの場に平然と我が子を連れてくる母親にある意味ブッ飛びました。メガが売りなのにそこまでメガを感じられなかったのも残念。むしろサメの巨大さよりも、中国マネーの巨大さを思い知らされた。ハラハラドキドキするような、効果音、照明、カメラアングル、編集など、そういった映画的センスも感じられず、子犬や子供は襲われないという聖人君子な演出も、裏を返せば中国は立派でしょとアピールされてるようで寒い。 メガモンスターとはまさに、メガチャイナ、そのもの・・・。[映画館(字幕)] 4点(2018-09-08 17:35:34)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

22.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 昔映画館で観ていたが、記憶が曖昧になったのでDVDにて再視聴。正直、あれ?こんなに面白かったんだ、てビックリ!テンポもいいし何より飽きない。へ?て思えるところ、たとえば精鋭の突撃部隊がたったひとりの男にいいようにやられてしまうとか、ラストで逃げてきた路地裏にはなぜ見張りが一人もいないのか?とか、まあハリウッド映画お得意のツッコミどころは満載ですが、エンターティメントですからあくまでも、楽しめたかが重要だと。 憎たらしい演出は、いかにも的人相の悪い俳優を何人か起用しといて、コイツじゃないのか?と思わせておくあたり、観客との駆け引きを楽しんでいるのが作り手から伝わった。 面白くしようという気持ちがとにかく画面を通して伝わってくる。理屈じゃない、愛なんだよ!ただ黒幕が意外な人物な見せ方してたけど、この人誰?てなっちゃった。頭から見直したけど、主人公とそんなに関わりないし、そんなシーン一個もなかったさ~・・・。 まぁお手軽ハリウッド映画が好きな人には、十分勧められると思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-22 11:46:28)(良:2票) 《改行有》

23.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 今まで観てきた「スター・ウォーズ」シーリーズの中で一番期待ハズレな作品でした。 理由その1・・・結局レンとレイ、この二人ばっかりが物語の主導権を握り続け、他のキャラは添え物程度になってしまった。別にそれはそれで良しとしても、この二人の物語にそこまでの吸引力を感じられず、ダラダラと中二病同士の痴話喧嘩を見ているようで疲れました。それにレイが皇帝の孫だと分かっても、あぁ~そうなんだ~程度の驚きしかありませんでした。むしろレイの親、つまり皇帝の子供がなんでまた辺境の地に身を隠していたのか?なんで皇帝から逃げていたのか?そっちのほうが気になってしまった。 理由その2・・・戦闘シーン。まずはライトセーバーやフォースでの闘い。これもレンとレイの二人しかなく、ゆえにどんなに激しく格好良いシーンを作り上げようとも、ビジュアル的ワンパターンは避けられない。次に戦闘機や戦艦によるバトル。これもそこまで興奮するようなこともなく、大量に登場するスターデストロイヤーも、ただただそこにいるだけ。だからなに?だからなんなの?でした。旗艦であるデストロイヤーにゲリラ戦を仕掛けるんですが、これがまた絵的に面白みのないことないこと。馬のような生き物で疾走したら後は普通にドンパチ。艦内に入って壮絶な銃撃戦でもするのかと思ったらただただ外で、それも横スクロールの構図だけで、さらに空間が狭いから全くもって迫力がない!これ致命的ですよ。戦闘機の空中戦も狭い空間で、コピペでもしたかのような、ただいるだけの大量のデストロイヤーの群れの中で、満員電車よろしく状態で見ていて疲れまくりでした。 理由その3・・・新しいメカに魅力ないのと、新しいメカそのものが少ない。 理由その4・・・ころころと心変わりする皇帝ちゃん。だからあんたさ~、何がしたいのよ! 理由その5・・・CGまるわかりの若きルークとレイア。二人で特訓していて、実はレイアの方が強かった。ていう展開は好きなんですが、いかんせんCGがしょぼすぎ。せっかくの重要なシーンなのにあれはないですよ。はい。 批判的なことばかり言ってきましたが、単体の作品としてはごくごく普通には楽しめると思います。ただこれが最後の、完結編の、長き歴史の終焉の、ていう特別な想いのフィルター越しに見てしまうと、やはり物足りなさは感じます。 最後に、赤でも青でも、ダークサイドでもライトサイドでもない黄色いライトセーバーが出たシーンだけは、(;`Д´)<お゙お゙!お゙お゙!てなりました。 そして、エピソード1で言っていた、フォースにバランスをもたらすがやっと実現した瞬間に、このシーンは本当に胸熱になりましたね。 てか結局バランスもたらしたのが皇帝の孫って・・・スカイウォーカー家、関係ないんかい!w さようなら「スター・ウォーズ」 ありがとう「スター・ウォーズ」 そして、永遠に「スター・ウォーズ」よ・・・。[映画館(字幕)] 5点(2019-12-23 07:28:11)(良:2票) 《改行有》

24.  キングスマン 《ネタバレ》 最近の「007」がリアリティ路線にいっていることに対して本作は、その真逆をいく仕上がりになっている。昔のスパイアクションにあったトンデモな武器や小道具、キテレツな悪役たち、そしてブッ飛んだ設定。もはや過去の産物と化したこれらを、どうぞ楽しんでください、と提供してくれたことに感謝したいです。大人が童心に返って楽しめる映画。やっぱりいいですね、こういうの。世界中のお偉いさんやリッチな連中の頭が、打ち上げ花火のようにポンポン飛んでいくシーンが個人的ツボでした(笑)それとただバカをやってるだけでなく、ちゃんと脚本の土台がしっかりとしている点も評価したいです。続編を熱望します![DVD(字幕)] 7点(2016-02-02 06:29:10)(良:2票)

25.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 まず初めに、前三部作と比べてしまうのは仕方ないことでしょう。その上で今回は、何が新しくなったのか、どこが変わったのか、といった点に注目をして鑑賞しました。 まず結果から言えばハズレでした。進歩や進化などはなく、むしろ逆に退化してました。 ツッコミどころもこれでもかってくらい満載です。なかでもダントツなのが、TOPシークレット的超秘密部屋に、超簡単に入れちゃったところです。監視カメラも見張りもいないのかよ!ほんとうに驚きです。あともう一つ上げるならば、蜘蛛の糸かな。前シリーズと違い今回のスパイダーマン、な、なんと!糸は手作りなんです!体から出るんじゃないんです。主人公の男の子が自分で作った機械から糸を出す、という設定なんです。もービックリを通り越して呆れちゃいました。まず制作費はどうした?次に糸は無限かよ?てな感じです。 ツッコミどころはこれくらいにして、この映画における最大のミスは敵でしょう。今回の敵はトカゲ男。そうです「ただの馬鹿力だけのトカゲ男」です。それだけなんです。分かりますか?スパイダーマンはただの高校生。強力な武器も乗り物もない。ジャンプと糸だけです。それだけで戦うわけです。で敵も蘇生力と馬鹿力だけ。正直、戦っても地味になるだけでしょう。だからバトルシーンも終始単調で、面白味に欠けちゃうんです。 夜のニューヨークというのもよくない!街全体が暗くて明かりがポツポツあるだけで、立体感がない。スパイダーマンが街の上空を移動していても、ゲームの画にしか見えない。 安っぽく見える。昼間のほうが街全体がクッキリとしていてリアリティがあるのに、夜にしたことがマイナスになった。それとも、夜の方が制作費が安く済むからなのか? あと主人公の男の子。普通にイケメンだし、学校で浮いている感じもしない。演技が下手なせいもあるけど、おじさん死んだ時も悲しみがこっちに伝わってこない。なんか全体的に中身が薄っぺらい。監督の演出も輪をかけて下手。外面ばかり調子合わせて、肝心の心理描写がペラッペら。 期待していただけに、本当に残念な結果でした。(T▽T) [映画館(字幕)] 5点(2012-07-03 02:41:24)(良:2票) 《改行有》

26.  ピエロがお前を嘲笑う これといって、うわ~騙された~、はなかったですね。それと、ヒロインがあまり可愛くなかったから、感情移入しづらかったですw[DVD(字幕)] 4点(2016-02-05 06:47:35)(良:1票)

27.  ザ・ウォール(2017) 《ネタバレ》 他国の戦争にやたらと首を突っ込みたがるアメリカへの、ある種の警鐘みたいなものなんでしょうね。ただの教師だった男が、ペンを銃に持ち替えせざるえなかったほど、アメリカ軍の攻撃も容赦なかったということでしょう。それにしてもいい根性してますね、この監督さん。いろんな意味で。[DVD(字幕)] 6点(2018-01-28 18:58:01)(良:1票)

28.  運び屋 《ネタバレ》 外では人気者で家では厄介者。自由気ままな旅暮らし。あれ?まるで寅さんじゃん。でも唯一違う点は、寅さんは決して悪事に手は染めない。とはいえテキヤ稼業も3割はヤクザみたいなもんだけど。(^_^;) 実話を元にしているし、いくらなんでもこのまま何事もなく終わるわけないっていうのは分かってはいても、それでも感情移入しすぎて、なんとか逃げおおせてくれって、真面目な話何度も何度も祈っちゃいましたよ。いやぁ~恐るべし、イーストウッド様。 ただ、一度黒いトラックがやたら止められている光景を目撃しておいて、そのまんま黒いトラックを使用した点が気になって気になって仕方なかった。そもそもあれだけの組織なんだから逆に警察無線の傍受や、スパイや情報屋がいてもいいと思うんだけど、なんか悪い奴らにエールを送るわけじゃないけど、もうちょっと頭使えよな!て思っちゃいました。 いろいろと良いシーンはあるんだけども、個人的に一番好きなのは、ナチ総統閣下呼ばわりしていたフリオに旨いチキンバーガーを食べさせてあげたところ。年代や人種や多様な弊害があったとしても、旨いものを分かち合うことで生まれる連帯感や信頼感みたいな、もうね言葉なんかいらないんですよ。ああいうのホント好きです。 ただなぁ~なんだろう、めっちゃ良い映画なんだけど、ラストの法廷での家族の対応。特に娘さんは散々嫌っていたんだから今までのお金が実は犯罪で得たお金だって知ったら、もっと嫌いになってもいいはずなんだけどな~。それとも悪いことしてでも家族のために頑張った、とでも脳内変換しちゃったんだろうか。あの園芸農園だって汚いお金で買い戻したんだし、それって世間にバレちゃうんじゃないの?そんな農園のお花を買ってくれる人や評価してくれる人たちが現れるんだろうか。てまあ余計なことまで妄想させられちゃいました。恐るべし、イーストウッド様。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-09-03 13:25:01)(良:1票) 《改行有》

29.  モンスター上司 《ネタバレ》 あまり期待しないで観たが、まあまあな出来だった。いろいろな映画の引用があり、映画ファンならニヤリとする。 ただデール役の人が中盤からウザったくなり、物語への集中力が欠けてしまった。 あと、デブを妊婦と間違えていたネタは実際にはありえないでしょう。いったい何年勤務してんの?てことになるからね。 ケビンスペイシーが演じた上司だけが唯一、日本人が共感できる憎々しい上司だった。それ以外はマンガ。 それにしても・・・デールはウザかったな~。[DVD(字幕)] 5点(2012-07-13 22:17:56)(良:1票) 《改行有》

30.  学校Ⅱ 正直言って私は障害を持った人が苦手である。なぜなら彼らと対峙した時の自分が、あまりにも醜いから。偏見と差別で彼らを見てしまうから。これは本当に隠しようのない私自身の性なんです。 そんな私にはこの映画はあまりにも大きく寛大で、手の届かない理想郷のようなものでした。こんなにも生々しく心に訴えかけられたら、己の本性を剥き出しにされてしまいます。とんでもない映画です。 「子供たちに迷惑をかけられるのが教師の仕事でしょ」「教師が楽できる手のかからない人間を作ることが学校教育だと思っているの?」 この作品を教員免許習得前に観せることを、どうか義務付けてほしいものです・・・。[インターネット(邦画)] 8点(2019-11-29 22:25:48)(良:1票) 《改行有》

31.  テッド 《ネタバレ》 「子供」と「童心」は違う。「童心」は人を豊かにしてくれる。あっていいもの。だけど「子供」はいつか卒業しなければいけない。この映画の主人公は、その「子供」と「童心」の狭間でゆらゆらと揺らいでいる。気の利いたジョークで恋人を楽しませかと思うと、職場放棄してDVD鑑賞。正直こういった人って、身の回りにいっぱいいますよね。もちろん自分も含めてwwwだからこそ主人公の行動に親近感もわくし、他人事に思えない。分かっているのについついやってしまう。後悔と反省の繰り返し。それでも、たとえ完全に卒業できなくても、一歩、また一歩と前進はしていきたい。そんなことを今更ながら痛感してしまった。アイデアとテーマはマッチしていて良かったけど、時々アメリカンギャグのセンスにドン引きしてしまった。だってねぇ、ウンチはないわ(^_^;)[DVD(字幕)] 5点(2013-08-17 11:02:43)(良:1票)

32.  ジョーカー 《ネタバレ》 実はバットマンと義兄弟かと思わせたとこが憎い! 治安が悪化している状況下で、なんの検査もなく銃をテレビ局に持ち込めるんかよ!(笑) 最後まで飽きさせることなく引っ張り続けた演出には感服した。 あの小さい道化師が後にペンギンにでもなるのかな?いや名前違うからそれはないか! てか結局なに?彼の妄想の話だったってオチなのか?そこが分からなかった。 音楽が終始不気味で、良い感じに映画の雰囲気作りに貢献していたと思う。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-02-02 17:35:54)(笑:1票) 《改行有》

33.  必死剣 鳥刺し 《ネタバレ》 説明もなく唐突に時間軸がコロコロと変わる。なのに編集さんがあまりにもいい仕事をしているおかげで、違和感なく観ることができた。ただもう少し短く出来た気もする。それでもこの映画は、普段時代劇を観ない人にも勧めたくなるほど、圧倒的で繊細だ!多くを語らない主人公の心情を、我々日本人がそれぞれ違った解釈をして受け止めたとしても、それをよしとしてくれる。そんな『日本映画』でした。[DVD(邦画)] 8点(2011-01-01 03:48:31)(良:1票)

34.  アクアマン 《ネタバレ》 正直言ってアクアマンは私にとっては、ジャスティスリーグの4番手くらいにしか思っておらず、この映画をロードショーで観ようと思ったのも、ジャスティスリーグへの伏線があるといけないから、そんな程度でした。 ところがどっこい!アクアマン、好きになっちゃいました!海賊の父親を助けなかったシーン。バットマンやスーパーマンなら絶対に助けていたはず。なのにアクアマンは助けなかった。まぁたしかにこの時は人助けを趣味みたいな感じでやっていたから、まだヒーローではなかったかもしれない。それでも罪を憎んで人を憎まずで、助けてもいいよな~、て私なら思う。そうしなかったとこが彼、アクアマンに対してちょっと興味を抱き出しちゃったんです。まぁでも後にそれを悔やんで成長するわけだけど、こういった葛藤を持ってるヒーローって好きなんですよね。バットマンなんて葛藤だらけだけで、いっちゃん好きなヒーローです。 CMの予告だとノー天気さを前面に押し出してたけど、しっかりとアクアマンの内面も描いていて好感が持てました。 とにかく観ていて一番感じたのは、監督さんのやりたいように好きにやれせてあげてるんだろうな~、てこと。こう感じられる映画ってホント、好きです。 それとアベンジャーズに対してこっちは違うんだぞ!ていってるのが、ワンダーウーマン同様、この作品にもジャスティスリーグに関係するようなネタは一切(たぶん)なかったです。最近は何かを期待して、こういったアメコミものはみんな最後まで席を立たないから、何もなしかよ!な雰囲気でしたw[映画館(字幕)] 6点(2019-02-10 20:50:07)(笑:1票) 《改行有》

35.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 最後までイッキに観せてしまう編集の巧さや、役者陣の芸達者ぶりなど、たしかに観て損はない作品。ただ、宮沢りえのお母さんがあまりにも自分勝手というか、私が絶対に正しいみたいな、あの強引さはちょっとどうなのかと感じた。いつまた発作が起きるか分からないのに、子供たちを乗せて車を運転するとか、いじめられてるのを知ってるのに半ば無理強いをしてに学校に行かせたり、新しい人生を歩んでいる人の所に出向いて、自分のエゴを押し付けたり、とにかくすべて自分本位。結果的に丸く収まってったから良かったものの、最悪の場合だってありえたわけで、そこんところがどうも、都合良すぎた感は否めません。それと登場人物のほとんどが親となにかしら離別しているっていうのも、ゲップが出るほど腹一杯で飽和状態。さすがに盛りすぎでしょう。 ただ、ここまでダメ出しをしてきましたが、それでもこの映画は今の社会で失われつつある、人とのつながりを再認識さてくれたし、なによりも昭和の肝っ玉母さんを思い出して、古き良き時代を垣間見れたことは、個人的には良かった点でもある。まあ昭和の時代の作品て、けっこうハチャメチャでしたからね。 奇しくも、良かった点と悪かった点が同じという、なんとも奇妙な現象が起きてしまいましたが、それだけある意味、一筋縄ではいかない作品だったということなんでしょう。[DVD(邦画)] 6点(2017-06-16 06:32:02)(良:1票) 《改行有》

36.  クローズZEROII プロレスの試合において、他団体との対抗試合は何よりも刺激的だ。互いに背負っている看板の重さが、試合をよりヒートアップさせてくれる。今回の続編がまさにそれだ。他校との潰し合いという最高の舞台の上で、思う存分殴り合う。ただただ、ひたすら殴り合う。金属バットも鉄パイプもない。拳と拳、それだけだ。こんな映画を観せられると、ハリウッドのゴージャス・マネー・アクションや、アジア圏特有のワイヤー&カンフーとは別次元の、我が国独自の、まるで文化遺産的匂いさえ感じてしまう(笑)ヤンキー映画。このジャンルにおいてこのシリーズは、紛れもない傑作であると言えよう。蛇足ではあるが、黒木メイサは必要なのか?[DVD(邦画)] 5点(2013-05-22 11:59:58)(良:1票)

37.  アントマン 日本の特撮ヒーローものは幼少の頃からの長いお付き合い。なので好きとか嫌いとかの次元を超越してもはや、当然、必然の存在に。そんな特撮ヒーローもので度々思うのは、主人公が如何にしてヒーローとなるのか。その部分が曖昧というか芸がないというかワンパターというか、なんか斬新さやリアリティに欠けるんですよね。でこの「アントマン」ですよ。いや~良い!すっごく良い!ヒーローになるキッカケがめっちゃ良い!無理なく自然で、でもちゃんとマンガな世界観を失わず、本当に感心しっぱなしです。日本も少しは見習って欲しいものです。まあ差別化や文化の違いもあるから、全てを丸々でなくてもアイデアの要素の一部分に取り入れるくらいは出来るんじゃないかな。あと本作で良かった点は、主人公がアリを操作できるという設定。これは正直驚きました。そうきたかと。はい。アリたちと連携することで画としても見応えがアップするし、アクションにバラエティが増しますよね。いやぁ~、思っていた以上に楽しめました。ただ一つ気になったのは、アントマン潜入するなら博士の荷物中とかどっかに隠れてって出来ないのかな?てそう思っちゃいました。アベンジャーズとの絡みが楽しみです。[DVD(字幕)] 7点(2016-02-02 06:57:41)(良:1票)

38.  ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 《ネタバレ》 予告編を観た時に抱いていた展開と違っていた!まさかワンダが敵になるとは!それもめっちゃつぇー!!闇の力を得たことでスカレート・ウィッチになり、別宇宙のヒーローチーム、イルミナティを一人で壊滅させてしまう。サノスを倒したチームをだ。ハンパねぇ~。強すぎる~。正直スカーレット・ウィッチ一人でサノス倒せるんじゃね?て思えちゃった。まあ別宇宙のサノスがどの程度の強さだったかは計りかねるけど。で、そんなめちゃんこ強いスカーレット・ウィッチをどうやって倒すのかがこの映画最大の見せ場となるのですが、サノス同様に直接的な倒し方でなく、スカーレット・ウィッチことワンダ自身の良心によって解決させるていう結末は、人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれないが、元々根底はそこまで非道なわけでもないから、あの決着のつけ方は非常に素晴らしかったと思いました。ワンダを最終的に良識人に戻してくれて。てかこの映画、ストレンジのタイトル名だけど、なんかワンダの物語の方がメインみたいじゃないか!はは。 予告編でX-MENのプロフェッサーXが登場してたから、てっきりウルヴァリンとかがエンドロールでひょっこり顔出ししてくれるのかと期待しちゃってました。お楽しみはまだ先!なんですね。 MCUのフェーズ4もいよいよ佳境に入ってきましたね。先の展開が楽しみすぎます。健康であらねば! あ!満足のいく出来ではあったのですが「6点」は有料配信サイトのオリジナル作品を見なければいけいなのと、ややストレンジの人間味感が薄く感じられちゃった点ですかね。てかやっぱワンダがストレンジを食いすぎちゃってるんですw[映画館(字幕)] 6点(2022-05-06 16:04:21)(良:1票) 《改行有》

39.  劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ 《ネタバレ》 まずはじめに私はアイドルヲタクです。なので元々の原作ドラマやアニメはしっかりと見ていて、すでにこの作品の大ファンでした。 よく「ヲタク」を題材にした作品が作られることはあるのですが、過剰な演出や若干小馬鹿にしているように感じられるなどで、いまいちなモノもある。 しかしこの作品は、ちゃんと等身大のアイドルヲタクを描いているので、とても共感が持てる。まあ多少のフィクションはそりゃあありますが...w で今回のこの劇場版。正直言ってわざわざ映画にするようなことか?とは思いました。好きだしファンだし喜ばしいことではあるのですが、なんていうかあくまでもこじんまりとした作風なので、映画という大きな空間が広すぎやしないかと。例えばですが、映画館で「サザエさん」を観るようなもの、とでもいいましょうかw と多少の不安要素を抱いたままの鑑賞となりましたが、いや~やられましたね。めちゃくちゃ派手になるわけもなく、かといってテレビサイズというわけでもな、実に絶妙な立ち位置。正直言って絶妙なサジかけんでした。 東京へ初進出!本来ならド派手なライブとかていう展開なのに、まさか五反田で路上ライブって...それもすぐ終わっちゃうし...なんていうか、らしいな~て。東京へ行くということが映画向きで、路上ライブというのが推し武道らしいという、このバランスが素晴らしい。まあ原作漫画だけは読んでないので...そこは勘弁してくださいw とにかくこの絶妙なバランスのおかげと、テンポの良さで本当にあっという間にエンドロールを迎えていました。いや~観て良かった。楽しかった。 最後にこの映画で1番心に響いたシーンを上げますと、推し被りとは仲良くなれない、というところ。実は私自身経験があるのですごく響きましたね。推しメンのことが好きすぎて擬似恋愛がやがて独占欲へとなって、他の推し被りの人たちが全員ライバルみたくなってしまうという。まあ今はだいぶ穏やかにはなれてます。推し被りの人ともコミニュケーションもとれてます。映画の中の彼がそうなったように...(*⌒―⌒*) とにかくこの映画、好きな人には本当にたまらない映画でしょう。 はい。[映画館(邦画)] 6点(2023-05-20 06:23:15)(良:1票) 《改行有》

40.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 エンドゲームからたったの2ヵ月で続きにあたるMCU作品が観れるなんて・・・まずはそこに感謝! 前作のホーム・カミングでの敵さんは、直接的に一般市民を傷つけたり、街を破壊したりということはなく、ただ家族や社員のために悪事を働いていたから、そこまでやっつけた後の爽快感はあまりなかった。それに比べ今回の敵さん、ミステリをことクエンティン・ベック野郎はムカつくはムカつくはで、頑張れピーター!やっちまえスパイダーマン!てな感じになれた。やっぱヒーローものって悪役、大事ですね。 にしてもピーターくん、戦う相手はみな、尊敬するトニー・スタークと因縁のある連中ばかり。これって因果なんかね。(^_^;) MCU関連の作品の中で新生スパイダーマンとピーター・パーカーに対して、もう十分すぎるくらい理解できてたし、愛着も持てたから、このファーフロムホームの世界にすんなりと入り込めたのは良かった。各々のキャラにも感情移入できたしね。てかおばさん!スパイダーマン利用してなにやってんのw 慈善活動? いや~なんかサインや写真とかでお金取ってなかったか? ちょっと曖昧になっちゃてるけどああいうノリ、好きだな~。 それに指パッチンを悲劇というより喜劇、つまり学生にとってはやり直しという死活問題wになるという、そういうことを平然とぶっこんでくるのも好き。 総評としては、青春ラブコメで、思春期の少年が恋に友情に戦いに敵にトニーに、とにかく悩み翻弄され成長していく、なんとも贅沢な仕上がりになっていて、ますますこのMCUのスパイダーマンに愛着を持てたし好きになった。とても楽しく鑑賞できた。 インフィニティーウォーで活躍したあのハイテクスーツでの活躍がほとんどなかったのが残念。あれ、好きなんですよ。ファンの中ではらしくないって不評も多いみたいだけど。私はメカちっくなの好きで、ピーターがお調子に乗ってハイテクに振り回される、そんな図も好きなんですよ。まぁ前作も今作も、自身の持つ能力のみで解決していくっていう、このシリーズの持つテーマなのかもしれないから、それはそれでありなんですけどね。 一つだけ疑問が。ニック・ヒューリーに化けてたスクラル人さん、なんでハッピーからの暗号メッセージを理解できたんだろう?まさかヒューリーと意思疎通で繋がってたとか? ん~分からんw[映画館(字幕)] 7点(2019-07-03 17:58:29)(良:1票) 《改行有》


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