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381.  フレンチ・コネクション  「ブリット」や「ダーティー・ハリー」と並んでアクション刑事物の秀作の一つ。コレらの存在があるからこそ、後のアクション映画のスタンダードもグッと底上げされたと思うので、近作に比べ「古い」「ショボい」は余りにナンセンスというものだろう。もっと歴史的意義ってモンをキチンと評価する必要があると個人的に思うんだが…。第一、あのカーチェイス・シーンが後にどれだけパクられたか…よく考えて貰いたいネ。(個人的に余り好きではない)フリードキン監督にとっても正にベスト。ポパイやルッソの侘びしい生活感溢れるリアルな描写が地味ながらも丹念に積み重ねられているから、アノ凄まじいカーチェイスの場面が活きてくるのである。静と動の対比は実に見事。近作に最も欠けるのが、この地味な描写である。ただ派手にドンパチやりゃオッケーみたいな安直さが鼻につく作品が多過ぎる!!フェルナンド・レイ扮するシャルニエを追い詰めるも、同士討ちを演じてまんまと取り逃がすラストの呆気なさは確信犯だが、続編もある事を知らない当時はチト拍子抜けだったのが減点対象と言えば言える。ジーン・ハックマンのブルーカラー丸出しのパワフル演技に敬意を表し…8点。8点(2003-02-28 12:23:59)(良:1票)

382.  普通じゃない 取り敢えずコレと「ベスト・フレンズ・ウェディング」を通して観て痛感するコトは「キャメロン・ディアスのカラオケはデフォでジャ○アン・リサイタル並み!」スネ○やのび○の絶望的な心境を理解するには手っ取り早いカモ。5点(2004-11-17 01:49:44)(良:1票)

383.  旅路の果て  本作の出演者ではヴィクトール・フランサンやミシェル・シモン、シルヴィーなども味わい深い名演ではあるが、兎に角ルイ・ジューヴェ!!に尽きる。イヤハヤ何とも凄まじい。鬼気迫る演技とは正にコノ事を言うのだろう。目が完全にイッてしまっている。”目は口ほどにモノを言う”ジューヴェに比べりゃ「シャイニング」のニコルスンなんぞ何処かチンピラ風で品格が絶望的に欠けている。本作のMVPはデュヴィヴィエ十八番のペシミスティックな作風にジャストフィット!したジューヴェを措いて他にはいない!と思う。かつての名優たちの成れの果てを描いた本作は確かに【キリコ】さんの仰るように暗いが、人生の真実を直視しようとする真摯さに溢れ、デュヴィヴィエの演出にも筋金が入っているので凡百の70年代不景気ニューシネマ群に於ける辛気臭さなどとは明らかに一線を画している。戦前の仏映画も又秀作揃いですナァ…!!文句ナシに10点満点! 10点(2003-09-21 04:33:06)(良:1票)

384.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス  「面白くない」という評判も聞いてはいたんだが、観ないコトにはコメントしようがないのでCATVで観てみた。ひゃ~全編CGてんこ盛り!!もうコレ1作でお腹一杯食べ切れませんてな感じ。ただ、私は熱狂的なSWオタクではないので客観的に観ることができた。それを踏まえて言わせて貰えば、先ずヒロイン!この1点に絞れば、明らかに誰の目にもレイアの○スよりゃアミダラの方がキュートだと思ったハズ。ナタリー・ポートマン万歳!!キャ○ー・フィッシャーの200倍は美しい。旧3部作を聖書かコーランみたいに崇め奉るマニアも認めざるを得ないだろう。ま、しかし褒められるのもココまで。ストーリーはというと、ルーカスもあれだけ長ーーーーーーーく(16年?)引っ張った割にショボい規模のローカルな戦いに終始して拍子抜け。もっと壮大な感じを出さなきゃ~マニアはおろか一般ピープルも納得しないよん。あと、ポッドレースを「ベン・ハー」のチャリオット・レースにダブらせた方もいらっしゃるようだけど、個人的にはあんなCG丸出しのレースにゃ何の緊張感も湧かなかったナァ…。だって何でもアリっしょ?チャリオット・レースの(スタント監督ヤキマ・カヌート入魂の)本物の迫力には遠く及ばないどころか比較対象にすらならないッス!!最後にダース・モールがチョット描写不足過ぎて、キャラが立たない内に死んだのは勿体無い気がした。殆ど無言だったし。惜しい。6点(2003-03-21 01:51:53)(良:1票)

385.  ブリジット・ジョーンズの日記  ベストセラーというヘレン・フィールディングの原作は未読。なので、映画の印象のみで言わせて貰えば「そこそこ上手く出来ている」ってな感じ…かな。レニー・ゼルウィガー扮するブリジットのドジっぷり場面での同情を誘う演出は結構楽しめたが、本作が女性観客にウケたのは寧ろポチャポチャなままなのに急に二人の男性にモテモテになる展開なんだろうなw。女性の夢を娯楽の王道的展開で叶えてくれる本作には古きハリウッドの香りもしなくはない。が、しかし!シャロン・マグワイアとかゆーカントクには演出にケレン味も格調もないのが大きな違い。勢いに任せた出たトコ勝負的なディレクションはプロと呼ぶには些か苦しい。ブリジットが何故モテモテになるのか原作にはキチンと描かれているのかもしれないが、少なくとも画面を観る限りでは何とも唐突で不自然。ヒュー・グラントの方は根っからプレイボーイな設定だから未だイイとして、コリン・ファースの方は"I like you as you are"なんて何をキッカケにして言い出したんだ??ま、まぁ…ラストの勝負パンツ丸見えで街中を走るレニーの奮闘に免じてサービスして6点進呈。後味は悪くないしネ。ただ、レニーをデ・ニーロと比較するのはいくら何でも贔屓の引き倒し。デ・ニーロの驚異的なウェイト・コントロールに対して、レニーはチョッピリ太った程度で全く勝負になっていない。ま、イマドキの女優にしちゃ根性あるのは認めるけどサ。6点(2003-08-10 16:43:48)(良:1票)

386.  フラッシュ・ゴードン マックス・フォン・シドーもトポルもティモシー・ダルトンもギャラにつられて、こんなC級怪作に出演したのを末代まで後悔したに違いない!5点(2002-12-26 02:29:06)(笑:1票)

387.  リバティ・バランスを射った男 《ネタバレ》 最早この時点でのフォードのストーリーテリングの上手さは枯淡の域に達している。回想を巧みに用いながら、或る西部の伝説を解き明かしていく中で細部への演出にも抜かりが無い。フォード自らがこよなく愛し描いてきた西部劇そのものへの挽歌ともいうべき本作でのMVPはJ・ウェインでもJ・スチュワートでもなく、伝説の礎ともいうべき無法者リバティ・バランスを絶妙に演じたリー・マーヴィンだろう。彼の憎々しいまでの好演がなかったら作劇全てが”おじゃん”になっていただけに余計にそう思えてくる。難点は‥回想場面でのジミー扮するランスが全然若くないので「彼は…若いんだっ!!」と脳内補完しながらでないと今イチ回想話にのめりこめないコト。いっそ若い実力派男優を立ててダブルキャストで臨んで欲しかったかなぁ~。遺憾ながら2点マイナス。8点(2004-08-14 17:41:43)(良:1票)

388.  ナバロンの要塞 《ネタバレ》  冒険小説一本槍!なアリステア・マクリーン作品の中でも出色の面白さを放つ同名原作だけに名脚本家カール・フォアマンが脚色した本作は抜群の面白さ。その道のプロを集めた少数精鋭の特殊部隊モノの草分けとして、その後の男性アクション映画に与えた影響には計り知れない歴史的意義があると言っても過言ではなかろう。難攻不落のナバロン要塞に挑む命知らずな6人の特殊工作員!なんてサワリを聞くだけでワクワクしてくるじゃないッスか。難点は…俳優陣のネーム・バリューがハッキリ明暗を分けて、キャストを一見しただけで「ああ~、コイツが死んでコイツは生き残るな。」とネタバレし(過ぎ)ているトコロ。スタンリー・ベイカーとジェームズ・ダーレンじゃあ意外性も何もあったもんじゃ無いw。それと、ヤッパリ独軍側が余りにお間抜けで爆破工作のサスペンスが今イチ盛り上がらないし、J・リー・トンプソンの監督ぶりが些か重い。でも彼にとって間違いなくベストワークだろう。冷静沈着なリーダーとして観る者を納得させるペック扮するキース・マロリー大尉が実にキマっている本作に…オマケして8点。8点(2003-08-31 16:21:52)(良:1票)

389.  イヴの総て 本作の有する歴史的意義は生き馬の目を抜く芸能界を恐らく初めて辛辣に諷刺した斬新さにあると思います。同年の「サンセット大通り」があるじゃないか!とお叱りを受けそうですが、ワイルダーは飽くまで過去の栄光に生きるノーマ・デスモンドを一層グロテスクに描く方便として虚飾に満ちたハリウッド映画界を利用したに過ぎず、本作とは芸能界へのアプローチ自体が根本的に異なるかと…。脚本家出身のマンキウィッツは当然ながら本作でも秀逸なシナリオを自ら書き上げてオスカー(監督賞&脚色賞の二冠!)を獲得しています。殊にイヴ・ハリントンはアン・バクスター1人ではなく、彼女も第二・第三のイヴ・ハリントンに狙われるマーゴに過ぎなかった事を観客だけに暗示する皮肉に満ちたラストシーンには思わず鳥肌が立った程の感銘を受けました。現在ではもっとエグい芸能界・映画界の内幕暴露映画がいくらでもあるのでしょうが、本作のような見事なシナリオ構成や俳優アンサンブルを味わえる格調高い作品は皆無です。よって10点。個人的にはアディスン役のジョージ・サンダースが影の立役者だと思います。勿論マーゴを演じたベティ・デイヴィスも素晴らしいですが。イヴ役のアン・バクスターは…ムニャムニャw。 10点(2003-10-14 08:22:29)(良:1票)

390.  青い鳥(1976) 原作は御存知モーリス・メーテルリンクの同名ファンタジー。ベルギーで映画化されるなら兎も角、米・ソ合作って一体…??ミチルに扮する子役は後にエイス・ワンダーで歌手デビューし、「リーサルウェポン2」でヌードまで披露することになるパッツィ・ケンジット。が!しかーし、内容はJ・フォンダ、E・テイラー、E・ガードナーの「三大女優 地球最大の決戦」映画と化しており、とても名匠ジョージ・キューカー作品とは思えない。きっとソ連スタッフに任せっきりで昼寝でもしていたに違いない。そうだ、そう思い込むことにしよう。 5点(2003-10-26 09:57:04)(笑:1票)

391.  激突!<TVM>  リチャード・マシスンの珍しくナイスな原作(サスペンス物ばっかり書いてるがハズレ多し)を得て、TVムービーで作り上げた若きスピルバ-グの処女作にして(多分)生涯の最高傑作!以後幾多の作品を発表しているが、個人的にコレを越える傑作にはお目に掛かっていないのが現状。「金を掛けりゃあ、良いってもんじゃあないだろ?」とハリウッドのお偉方に大見得切ったようなチープなシチュエーションとダイナミックな演出はもう拝めないのかナァ…。原題は「Duel」。決闘、ですか。確かに。余談ですが、私もラジエーターホースが破裂してオーバーヒート!ボンネットからモウモウと白い煙が立ち上った経験有り。それもよりによって一番交通量の多い交差点のド真ん中で!デニス・ウィーヴァー扮するセールスマンの気持ち(オーMYガッ!)がイタイほど理解できた瞬間でした…。 9点(2002-12-22 02:55:38)(良:1票)

392.  BEST GUY 皆さんの評価に禿げしく同意致します!一流アスリートの肉体美に憧れて通販で”アブ○ロニック”を購入するも敢え無く挫折した虚しさに似通ったモノを感じてしまいますナ。航空自衛隊マンセー映画に2点。2点(2004-04-19 01:55:28)(笑:1票)

393.  キングコング対ゴジラ  日本特撮界のパイオニア円谷英二も矢張りウィリス・H・オブライエンに魅せられし一人であったコトをカミングアウトした歴史的な一作。日本が世界に誇る怪獣王「ゴジラ」とオブライエンが創造した偉大なるモンスター「キング・コング」の夢の対決!!にワクワクしなかった当時の子供など皆無だったに違いない。が、しかーーーーーし!な、何と現れたコングは今イチ冴えない(失礼!)ヌイグルミではないか!!着ぐるみゴジラと格闘するんだから人形アニメが不可能なのは一寸考えれば当たり前なんだが、何にせよ個人的にはココで激しく失望。ハッキリ言わせて貰えば「こんなのコングじゃなーーーーーーーーーーーーい!!!」の一語。対するゴジラの造形が後のマニアをして”キンゴジ”と呼称せしめ歴代ゴジラ中最も爬虫類的イメージを前面に打ち出した秀逸な出来だっただけに実に惜しい!肝心のコングとゴジラの対決も何処かコミカルを狙った演出で重厚さに欠ける上に、どちらが勝っても角が立つと思ったのか結局ドロー(引き分け)に終わる煮え切らなさ。申し訳ないが3点マイナスさせて頂きまする。円谷英二特技監督御免なさい…。7点(2003-10-02 01:47:15)(良:1票)

394.  処女の生血 《ネタバレ》 まぁ‥一種のパロディのつもりなんだろうけど、オリジナルであるブラム・ストーカー原作への愛情など欠片も無くひたすらグロテスク極まる一篇。下ネタ炸裂で余りにお下劣過ぎて全然笑えないし。ウド・キアのドラキュラ弱っっっ!てか弱過ぎだろ?こんなモン製作したカルロ・ポンティもどうかと思うが、矢張りデ・シーカ御大の役者出演には個人的に疑問符の嵐(こんな駄作に出ないでよ~!)…。出たがりポランスキーはどーでもイイけどねw。前作「悪魔のはらわた」といい、ホラーへのセンスも愛情も持ち合わせない輩は怪奇映画にでしゃばるんじゃねえ!!と声を大にして言いたい。悪いが7点マイナスゥ!3点(2004-05-11 04:43:32)(良:1票)

395.  男はつらいよ 寅次郎恋歌 BSで鑑賞。初代おいちゃん森川信の味わい深い「バカだねぇ…!」もコレで聞きおさめ。うーん、残念無念。おいちゃん役はやっぱアンタが最高だったよ!森川信、最後の輝きに‥オマケして7点![CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-28 00:41:15)(良:1票)

396.  十戒(1956)  セシル・B・デミルという監督はサイレント時代からの巨匠として実に数多くの作品を発表してきたが、どうも個人的には何よりも話題性を第一に「これが娯楽だぁーーーーっっ!!」とでも言わんばかりのド派手なギミックに頼ったカントクという感が深い。本作は1923年にデミル自身が監督したサイレント版「十誡」(主演:シオドア・ロバーツ)のセルフ・リメイクである。旧約聖書の「出エジプト記」で有名なモーゼの生涯ををスペクタクル満載で描くコトに関しては新旧共通だが、23年版には”古代篇”に加えて”現代篇”なる後半部が存在するのが大きな違い。作品自体のクオリティで言えば、デミルの野心が強烈にアピールする23年版の方が若干優れているようにも思うが、オスカー特殊効果賞をゲットした本作もまぁ、結構見応えはある…かな。しかし、紅海が真っ二つに割れる最も有名なシーンにせよ、エホバの神の怒りが破戒の群衆を滅ぼす場面にせよ、オリジナル(23年版)の存在あればこそのド迫力であって、本作のみで傑出したオリジナリティを発揮した訳ではないので当然割り引き。あと、ヘストン扮するモーゼが若者から壮年になるあたりまでは押し出しも強く悪くないが、シナイ山で十戒を授かる老境の彼は(一応、白髪にヒゲぼうぼうではあるが)若々し過ぎて些か興醒めである。弟のアーロン役を演じたジョン・キャラダインと比較すれば一目瞭然。最後にもう一点、ヤッパ非キリスト教徒には3時間48分はチト長いってか余りに冗長(因みに23年版は2時間10分)だ~!!ま、良くも悪くも古きハリウッドを象徴する”見世物”映画ってコトで…取り敢えず6点。6点(2003-07-14 02:02:55)(良:1票)

397.  ザ・カー 《ネタバレ》 おやおや「デス・レース2000年」に9点を突っ込む鱗歌さんにしては随分と辛口ですなぁ。本作のリンカーンMARKⅢも可成りイイ味出してると思いますが。何の前振りも無くサイクリングに興じる男女を「イチャイチャするんじゃねえ!」とばかりに次々とはね飛ばす出だしからゴキゲンじゃないですか。次いでフレンチホルンのヒッチハイカーの若者を血祭りにあげるシーン!「ヘイ!」と止めようとするも無視して走り去るザ・カーに悪態をつくハイカー、そのまま走り過ぎればいいのに「何だと?ゴルァ!!」とばかりにワザワザ引き返してハイカーを轢き殺し、念入りに何度も往復するザ・カーのネチっこさには完敗ですわ。何故か墓場には入れない訳の分からなさ具合も一切説明ナシ!と潔いばかり。その際(主人公の保安官と不倫してる)ヒロインが散々罵声を浴びせたコトを根に持って彼女の家を襲い、壁をブチ破って殺した辺りでは惚れ惚れしますた。難点は…ジェームズ・ブローリン扮する保安官には何故か微妙に手加減するトコロ。サッサと殺せばイイのにドアを急に開けて気絶させるだけだったり、排気ガス責めにしてみたりと今イチ手温いのでイライラ。あと、ドメスティック・バイオレンス男も派手にブッ殺して欲しかったですな。結局最期もチト呆気無かったし。けど充分に堪能したのでマァ7点ッス。この監督って確かリー・マービンの「キャット・バルー」を演出してたヒトですよね?7点(2003-11-22 05:02:09)(笑:1票)

398.  アマデウス  ピーター・シェーファーの大ヒット舞台劇を原作者自ら脚色してミロシュ・フォアマンが映像化した一級のクラシック映画。流石にモーツァルトを知り抜いているシェーファーの脚本だけあって曲を挿入するタイミングが実に絶妙。レクイエムのシーンでは、モーツァルトを追い詰める内に音楽家としての本能が憎しみを凌駕し、共に作曲に没入するサリエリの鬼気迫る姿が印象的。トム・ハルスは本作以降パッとしないが、個人的には本作のMVPだと思う。あれくらい羽目を外さないと、お耽美系の美男俳優とかが演じていたら、ありふれたコスチューム・プレイ映画として作品の格がガクッと落ちていただろう。ただ、史上に名高い悪妻(経済観念ゼロの女性を妻にしたら…ゾゾッ!)コンスタンツェの描き方がてんで甘いので2点マイナス。8点(2003-01-10 02:14:17)(良:1票)

399.  ミザリー  どなたもロブ・ライナーの演出について触れていないので、私が敢えて言わせて貰いましょう。ハッキリ言って彼の抑制の利いた名演出無くしてココまでのレベルにはならなかったと個人的に思います。キャシー・ベイツの豹変ぶりは確かにうまいんだが、「サイコ」のアンソニー・パーキンスのインパクトには遠く及ばない気がしてなりません。ましてオスカー受賞てのは甚だ疑問。もう一点、ジェームズ・カーンは悪いけどベストセラー作家というインテリジェンスを全然感じないミスキャストだと思ってマス、個人的に!ま、キングの映画化作品では最上の一作であるとは思いますが。7点(2003-01-03 20:58:01)(良:1票)

400.  愛と誠(1974) 《ネタバレ》 うぉぉぉぉ!遂に!登録されたぁぁぁ!!コイツをもし御覧になるのならば、その前に”必ず”梶原一騎(原作)・ながやす巧(作画)の「愛と誠」コミックスを漫画喫茶か何処かで全巻読破して劇画での可憐な早乙女愛とワイルド且つストイックな太賀誠を網膜に焼き付けてからにして頂きたい!!すると西城「ヒデキ・感激ぃ!」秀樹のヒョロっちい誠とどうにも肉付き良過ぎるポッチャリブリジット・ジョーンズな早乙女愛の大根芝居にムラムラと沸々と地球内部のマントルの如き熱い怒りが沸きあがってくるハズ!!加えてキー・パーソンともいうべき岩清水「キミのためなら死ねる」弘を仲雅美という配役センスの悪さ!我が純愛のバイブルを汚した報いはキッチリ払って貰おうか。9点マイナスゥ!!!1点(2004-01-15 04:56:48)(笑:1票)


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