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プロフィール
コメント数 825
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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41.  クリーピー 偽りの隣人 《ネタバレ》 もっと巧妙で、こちら側の推理なんてあざ笑うくらいの至極のサスペンスを期待してたけど、無能すぎる主人公、無能すぎる警察、薬物投与による精神コントロール、至極どころかチンケで安っぽい三流のサスペンスは、バカバカしさを通り越して痛々しい。 雰囲気だけで作ってるせいで、肝心のなぜ?とかどうして?に一切答えを提示せず、むりむり力技で怖さを押し付けてくる。確かにね、分からない怖さってあるとは思うんだけど、これはそういうレベルじゃないですよ。分からない恐怖を履き違えてる。主人公が犯罪心理学者という設定なんだから、その主人公が無能ではお話になりません。一度失敗した過去があるのだから、それを踏まえたうえでサイコパス野郎ともう一度、どう心理戦を展開していくのか、そこがスッポリと抜け落ちちゃってるんじゃお話にならんです。 期待ハズレでした。[DVD(邦画)] 2点(2016-11-10 18:35:34)(良:1票) 《改行有》

42.  ファースター 怒りの銃弾 《ネタバレ》 なんなんだこれは!よくあるB級復讐劇かと思いきや、複雑に絡み合う人間心理ドラマではないか。痛快なドンパチアクションを期待したのに、いい意味で裏切られました。 復習に燃える死からの生還者の運び屋。ドラッグ中毒で引退間際の刑事。自己顕示欲が強くこちらも引退思案中の殺し屋。三者三様ではあるけれど、ひとつだけ共通していることがある。安らぎの場、家族を求めているということ。ここの部分の描き方がま~香港ノワールを彷彿とさせるような、マッタリとネットリと、それでいてスタイリッシュな、なんとも言い難い味なんですよ。こういった隠れた名作的な、名作ではない、名作まであと一二歩みたいな作品に出会うと、無性に人に薦めたくなる。薦めて観させて感想を聞きたくなる。そこであれこれと語り合うことでこの映画は、十分に役割を果たしていると思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-04 07:44:06)(良:1票) 《改行有》

43.  ホビット/竜に奪われた王国 《ネタバレ》 前作の方が遥かに面白かった。期待値がかなり高かったせいもあるが、アトラクション的なワチャワチャ感が薄れてしまい、劇場ならではの醍醐味をあまり味わえなかった。この世界観に慣れてしまったのもあるが、それ以上にお話に魅力がなさすぎる。毒に犯され死にそうなのも、ボヤけた三角関係も、蜘蛛も、魔の森も、焼き回し感が半端ない。まあね、原作は約80年前に執筆されたものだから、今更とやかく言ってもはじまらない。それに焼き回し、とは言っても実は「ホビット」の方が先に執筆されてるんですよね。はは。ただそれを感じさせないくらいのダイナミズムを、最新映像の力で思う存分発揮して欲しかったかな。この監督にはそれだけの実力があるはずなんだけど。あとドラゴンがあんなにお喋りだとは思はなかった。怖くて格好良くて神々しいものを想像していた。文化圏の違いってやつですかね。ちょっとテンション、だだ下がりでした。 PS:キングギドラだけ大爆笑![映画館(字幕)] 4点(2014-03-16 08:16:48)(良:1票)

44.  モンスター・ホテル 《ネタバレ》 典型的なシナリオで、たしかにこれといった驚きはないけれど、これぞアニメ!という動きの楽しさは詰まっています。ジョナサンとドラキュラが、テーブルに乗って空中サーフィンみたく遊ぶシーンは、ジャパニメーションに通ずるダイナミズムを感じ、とってもハッピーな気分になれました。他にもアニメならではのユーモア溢れるモーションが、随所に散りばめられており、退屈することはなかったです。ただご都合すぎる展開が後半に多くなり、ちょっと興醒めしてしまいました。まぁでも、気楽に鑑賞するにはもってこいです。PS:出来れば吹替で観ることをオススメします。オリラジの慎吾がいい味出してます。あと、「すべらない話」のナレーションで有名な、あの独特なしゃべりをする若本規夫さんも出ていて、声を聞いているだけで、可笑しくなってきます。[DVD(吹替)] 5点(2013-12-21 20:39:20)(良:1票)

45.  ゴーストライダー 《ネタバレ》 映画館で初めて観た時は、さほど印象に残らなかった。続編が公開されると知ったので、改めて見直してみた。かなりハードルを下げての再鑑賞だったせいもあり、まぁそこそこ楽しめた。いうても漫画、なのでツッコミはさておいて、と言いたいとこなのだが、ちょっとこれはないだろうっていうのを上げてみた。まず変身。悪魔の気配を感じると変身するって言ってたのに、すぐ近くにいても無反応。これはだめでしょう。水の悪魔みたいな奴の倒し方が曖昧。どういう理論で倒したのか分からんかった。全体的にとにかく敵がダメダメちゃん。能力全く生かせてましぇ~ん。弱いにも程があるよ。やはりバトルがメインとなる作品なのだから、もうちょっと頑張ってほしかったです。2作目への期待は、その辺りの改善ですね。一応観る予定です。はい。[DVD(字幕)] 5点(2013-02-09 11:35:31)(良:1票)

46.  テルマエ・ロマエⅡ 前作よりもかなりグレードアップ!セットもエキストラもめっちゃ金掛かってますわ。この手の内容にこれだけ使えるのって、ある意味贅沢なのかな・・・。まあとにもかくにも、私的には前作よりも楽しめました。コメディ要素が増え、シリアスな場面をかなり削り取ってあり、そのおかげで非常にシンプルかつ間延びすることなく鑑賞できた。その中でも笑ったのは、ラーメンを食べるシーン、ジェットスライダーのシーン、混浴で男性を凝視するシーン、不死身の人間を育成するシーン、などかなり笑わせてもらいました。全く血しぶきの出ないコロシアムのシーンは、別の意味で笑わせてもらいましたwww 昨今少なくなった本格コメディ映画の中では、割と成功した方と言えるでしょう。あぁ~、なんかの~んびり、温泉にでも浸かりたくなりました~・・・。[DVD(邦画)] 5点(2014-12-02 21:52:57)(良:1票)

47.  エンド・オブ・ホワイトハウス 《ネタバレ》 プロバガンダと捉えるか。エンターテイメントとして割り切るか。ハッキリ言ってそこだけでしょう。ただし割り切った場合は、リアリティを追求することも捨てなければなりません。まず韓国サイドに、あれだけ大量のテロリストが、要人警護として潜伏しているなんてありえない。ロン毛のヒゲおやじ怪しすぎだろ!そしてテロリスト側も、主人公に対して、人質をタテに武装解除&出頭を要請しないこと。なんのための人質なんだよ!この辺は脚本の練り込みの甘さでしょう。ただその点に目をつぶって、アクション娯楽として楽しむ分には、申し分ない仕上がりにはなっています。とくに前半のホワイトハウス奇襲は、近代戦争かと思うほど迫力満点です。にしても世界を救った主人公に何の賞賛もなく終わりって・・・そりゃないよね。[DVD(字幕)] 5点(2013-11-24 15:13:35)(良:1票)

48.  蛇イチゴ 《ネタバレ》 蛇いちご。見た目はとっても美味しそうなのだが、食べてみるとたいして味もなく、蛇にでも食べさせておけ、という代物らしい。この作品に登場する家族はまさに、蛇いちごそのもの。ごく平凡で普通だが、その普通の幸せこそが一番、と思わせておいて実は脆くて儚い。家族ほど近くて遠い存在はないんだな~としみじみ感じさせられました。まさにピッタリのタイトル。監督のセンスの良さに拍手です。この監督の作品はこれで3作目。「夢売るふたり」「ディア・ドクター」でこの「蛇いちご」この作品が処女作ということもあるのか、あまり変化球もなく、けっこう真っ直ぐな仕上がりになっていて、他作品とはまた違った意味で好感が持てました。ただ一貫して同監督作品から感じ取れるメッセージは、日常と非日常、また善と悪との境界線の危うさではないかと。はい。配役も功を奏していますね。まさにピッタリ!のびのびと演じてもらっているのかな?と思うほどみなイキイキしていて、物語の世界に引き込まれました。最後にダメ出しを一つ。モノレールの車内シーン。エキストラさんたち静止しすぎ。もうちょっと日常的に見せて欲しかったかな。以上。[DVD(邦画)] 6点(2013-04-05 12:36:05)(良:1票)

49.  エンド・オブ・ステイツ 《ネタバレ》 「エンド・オブ」シリーズの第3弾。2作目の視聴から約1ヶ月空いたので、違和感を感じながらも最後までそのことに確証が持てなかった。奥さん、俳優やっぱり代わってたのね。こんなことを言うと失礼かもしれませんが、前2作の奥さんの方が美人さんだった。まぁ好みの問題なのでどうかご勘弁を。 とたわいもないフリから入りましたが、何ていうか今作、ちょっとパワーダウンを感じずにはいられませんね。アクションも脚本も。OPの戦闘シーンはもう訓練だっていうのがすぐわかるし、特に目新しさもない。大量のドローンによる大統領暗殺シーン。人間対人間じゃないせいか、緊迫感もなく単調。大型トレーラーによる逃走劇。特になし。オヤジさんの山での戦闘シーン。大量の火薬の爆破だけ。それだけ。病院の爆破シーン。CGが粗い。引きの絵だから迫力に欠ける。ラスボス、宿敵との対戦。予想通りの肉弾戦になるが呆気なく終わる。ただこの呆気なさだけは良かった。観客を沸かせる格闘技じゃないんだから、本来実戦なんかは呆気なく決着がつくものでしょう。なので唯一あそこのシーンだけは良かった。宿敵もダラダラ喋らず死んだのもグッド! 脚本の粗さはひどい!犯人に仕立てられたバンニングだけれども、証拠が揃いすぎてることに何の疑問も持たないFBI連中。バニングほどの人物がもしも本当に犯人なら、てまず推測してみると思うんだよな~。それと白昼堂々大統領を殺しに来ちゃうって、いくらその後に海外に逃亡したって、めっちゃ国家級の大犯罪人になってしまうんだから、そんなのどこの国に行ったって無理なんじゃないのかってね。 まあ所詮は娯楽映画。そんなにツッコむなよ~て言われるかもだけど、せめてその「娯楽」の要素がもうちょっと大きかったらそんなにツッコミもしなかったかも。  てかなんでもシリーズ第4弾の製作が発表されたそうな。ふむ。何だかんだできっと観ちゃうでしょうね。はい。[インターネット(字幕)] 4点(2022-02-10 09:56:06)(良:1票) 《改行有》

50.  ガール・オン・ザ・トレイン 《ネタバレ》 結果的に一人の女好きな男に振り回された哀れな女3人の物語、て終わり方で、悪いのはあくまでも男で、女3人は被害者というのが、なんだか底の浅い取り立てて騒ぐようなものとは感じなかった。だってさ、奥さんがいると知って浮気をする2人に、子供が産めないと分かって自暴自棄のように酒に溺れる1人。3人とも非があるのになかったかのような、むしろ被害者で勝者のようなあの結末は、男の自分には納得がいかなかった。もっと崇高なミステリーを期待してましたが、弱い女性を庇護するだけのなんの魅力もない映画でした。残念・・・。[映画館(字幕)] 4点(2016-11-21 06:58:18)(良:1票)

51.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 救われない映画を作ってきたイーストウッドが救われる映画を作った。 ありがとうイーストウッド。そして、人の力って素晴らしい![映画館(字幕)] 7点(2016-09-24 12:18:18)(良:1票) 《改行有》

52.  オリエント急行殺人事件(2017) 《ネタバレ》 古い映画の方は観ておらず、原作も読んでいないので、この作品が初めての「オリエント急行殺人事件」になります。観終わった直後はテンポが早くあっけなく感じ、高度な推理力を楽しみにしていた私には物足りませんでした。ところが!時間が経つにつれ、おや?とあることに気付き始めたんです。それはつまり、この映画は推理を楽しむというより、結末に様々な思いを巡らせる映画なんだと。この世には善と悪しかないと決めつけていた主人公が、悪を裁く善人たちと出会うことで、この世の不条理を思い知ることとなる。その不条理さがこの映画の本質であり、推理を楽しむこと以上に大きなものなんだと気付いたんです。 人生をレールの上を走る汽車と例えるなら、彼等のとった行動はまさに、脱線、とは言えないでしょうか。[DVD(字幕)] 6点(2018-05-17 18:30:52)(良:1票) 《改行有》

53.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 この映画そのものは良い映画だと思います。監督のこだわりも十分伝わりました。そしてゴジラに関しては、ケチのつけようがないほど最高の仕上がりでした。 その上で言わせてください。好みではないんです。どんなに名曲と言われる音楽でも、好みでないものは誰かにとっての名曲でしかないんです。この「シン・ゴジラ」も多くの方々にとっては名作なんでしょう。それは良いことだし、私だってできればそこに入りたかった。この映画を自分にとっての名作にしたかった。でも好みではなかったんです。悔しくて仕方がありません。めちゃくちゃ楽しめた人たちが羨ましいです。 では何が好みでないのか。それは喜怒哀楽。怒ったり笑ったり泣いたり。現場にも会議室にも怒号や悲鳴はなく、血や汗もない。ゴジラも人間もあまり感情的でない。めっちゃとんでもないほどの破壊活動をしてもなんかクールで冷静。まるでゴジラも人間もどっちも優等生みたい。優等生なのは別にいいけど、もうちょっと感情の起伏があったっていいじゃないですか。そこが結局好みの問題なんですね。 でもね、この映画は本当にすごい映画だし間違いなく歴史に名を残すと思いますよ。ただ・・・ただただ、好みではなかったな~・・・(^_^;) 私は『怪獣王ゴジラ』が好きなんだと、改めて知る結果と相成りましたとさ。ちゃんちゃん。[映画館(邦画)] 6点(2016-07-29 21:50:47)(良:1票) 《改行有》

54.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 悪党ってぇのはどんだけ悪いことをしたかで輝くんだってぇのが、この映画を観てよ~~~~く分かったぜ!結局ジョーカーが一番イキイキしてたからね。それとウィル・スミスのデッドショット。原作は知らないけど、悪党ってえかただの殺し屋だよね。依頼を受けて殺しをするってこと。でも他の連中は自ら進んで悪事をするわけで、な~んかこのデッドショットだけカテゴリーが違うんじゃね、て思ったさ。てかウィル・スミスはいい人オーラ出しまくりやん!それとどこかにいるであろうヒーローさんたちは世界崩壊のあの危機に、一体どこで何してらっしゃってたんでしょうかね。まさか悪党チームが戦ってるのを影で見ていて、全員やられたら登場!とかねw てオイ!どこがヒーローじゃい!w まぁきっと諸事情があったのでしょう、多分・・・。 魔女。超極秘情報を一瞬で盗んでくるほどの力を持つ。めっちゃ恐ろしい。なはずなのに、悪党チームとの戦いはあれれ?な展開に。瞬殺できるよね普通に。だって相手はスーパーマンやワンダーウーマンみたいなスーパー能力の無いサイコなだけの人間じゃん。若干数名違う人いますが、でも魔女の能力の方が断然上じゃん。なのになんだかな~な戦いっぷりに、ご都合を感じずにはいられませんでした。まあね、手抜きして仲間にしようとした、という見方もあるかもですが、ちょっとそれもご都合に見えなくもなく、もっと納得のいく演出をして欲しかったな。 それからこの映画、編集がちょいと雑でしたね。こういった画を見せたいってぇのをなんかムリムリねじ込んでくるし、回想シーンとかの導入も手垢つき過ぎ感丸出しでむず痒くなるし、とにかく豪華な食材を使ってB級グルメを作られたような、非常に歯痒い出来上がりでした。 続編は監督変えてくれ~~~~!!!![映画館(字幕)] 5点(2016-09-18 06:42:04)(良:1票) 《改行有》

55.  マイティ・ソー/バトルロイヤル 《ネタバレ》 こういうのを、痛快無比って言うでしょうね。いや~、単純に楽しめました。ほんとそれだけ。ただ特に、ここ!や、これ!っていうモノがなかったのが残念。できれば姉上は、ソー自身の手で倒して欲しかったな。ハルクがデッカイ犬を倒したとこも分かりづらかった。 銃をぶっぱなして有終の美を飾った彼が唯一、この映画の隠れたヒーローだった。 今回ソーは色々と失います。父上・ハンマー・右目・親友たち・そして、故郷も。代わりに「雷」の力が覚醒します。まだ本調子ではないみたいですが、今後の活躍が楽しみになりました。そしてアズガルドの命運やいかに・・・。[映画館(字幕)] 6点(2017-11-03 13:10:01)(良:1票) 《改行有》

56.  ファインディング・ドリー 《ネタバレ》 とても続編とは思えないくらい脚本が素晴らしい!もっと的を絞って言うなら、ドリーの設定が秀逸すぎ。なぜなら前作の脚本なりキャラクター設定が練られた時に、ドリーの細かな設定がその時点で出来上がっていたんじゃないか、そう思えてしまうほど全くもって違和感なく、かつ自然すぎるんです。というかまるで当たり前みたいに。もうね、アンビリーバボー!です。はい。 記憶障害を持つドリーを主人公にすることによって、この「ファインディイング・シリーズ」の持つメッセージ性がより明確になった。前作では多種多様な障害や弊害、思想やポリシーを持ったキャラが登場したが、今作も近視のジンベイザメや引きこもりの水ダコは登場するものの、焦点がドリー一本に絞られているため、とてもスッキリとした印象になった。 前作の良かった点は、広い海の世界を冒険する父親と、その真逆に狭い水槽の世界で奮闘するニモ、という好対照の展開が面白く、各キャラが持っている弱さを克服していく点にあった。今回は海の中の冒険はほとんどなく、施設内での冒険と、ドリーの障害を持ちながらもポジティブに生きていく姿だけで、どちらかと言えばスケールダウンした感もある。しかし、あえて余分なものを排除したのが功を奏してか、何度も言うように非常に分かりやすく、とっつきやすくなった。 ただ難を言えば、海に戻りたくなかった水ダコのハンクが海に戻った時の心情の変化が希薄なのと、そのハンクがトラックを難なく運転してしまう描写はさすがにやりすぎだろうと思いました。 同時上映された短編「ひな鳥の冒険」。これまた傑作でした。あとエンドロールは最後まで観ましょう![映画館(吹替)] 6点(2016-07-23 20:02:43)(良:1票) 《改行有》

57.  心が叫びたがってるんだ。(2015) 《ネタバレ》 いやぁ~恥ずかしくなるくらい青春してますね~。うんうん、若い若い。思春期の頃って、もがいて苦しんで、探して探して探しまくって必死に答えを見つけ出そうとするんですよね~。世の中にあるたっくさんの情報をなんとかまとめようとしたりもしますね。そんでもって分かった気になったりして。自分は、世界は、こうなんだと。でもそれって結局は主観が大半で、そこに客観性の要素はほんの数パーセントしかない。他人と触れ合って他人の言葉に耳を傾けてそこで初めて気付くこともたくさんある。そして人は成長していく。 この映画は、思春期の少年少女たちが心の中の殻を破いていく姿を、ミュージカルという題材を借りて描いた青春映画です。ミュージカルに奇跡はつきもの。青春時代に起きる様々な出来事も長い人生からしてみたらきっと、奇跡みたいなものなんでしょう。そういった点では非常に良く出来た脚本だと思います。ヒロインが舞台本番当日に逃げ出しちゃうのも、高校生だってまだまだ子供だな~って思えたし、その後絶妙のタイミングで帰ってくるのもドラマチックだしまさに奇跡で、わたし的にはアリでした。大人だって自分のことしか考えられない人ばかりなんだから、彼ら彼女らが自分の恋愛のことを優先しちゃうのも無理のない演出でしょ。 ただね~、出来ればもうちょっとミュージカルのシーンそのものを見せてほしかったな~。セル版のDVDかBlu-rayに特典として入ってるのかと思ったけど、調べてみたら入ってなかった。残念。 全体的に説教臭くならないギリギリのラインだと私は思えたし、青春を感じられて満足しました。[DVD(邦画)] 7点(2016-08-28 09:00:32)(良:1票) 《改行有》

58.  ターミネーター:新起動/ジェニシス スカイネットの核攻撃によって地球は汚染され、生命の生きる環境は破壊された。水も食料も恐らく入手困難な時代、戦士カイルはと~ってもふくよかに成長しました。[映画館(字幕)] 3点(2015-07-12 09:17:36)(良:1票)

59.  96時間 レクイエム 《ネタバレ》 「96時間」といえば、無敵の父親が創意工夫、あの手この手で難関を突破していくアイデア満載の映画。それがウケてヒットし、2作3作と続編が制作された。前作のリベンジにはまだそのアイデアが活かされていた。しかしこのレクイエムにはそれがあまりなく、どちらかといえば正攻法で攻めてるように見えてちょっと肩透かしな感じがした。製作費も上がったのか、派手な演出が目についた。まあそれはそれで、つまらなくはない、のだが、どうしても「96時間」テイストを味わいたかった身としてはやはり物足りなさが残ってしまいました。それに今回はアジトや仲間の存在があるため孤立無援でなくなり、無敵がさらにパワーアップしてもはややりたい放題!それと金を貸していたマランコフという犯罪組織のボス。元兵士でかなりのやり手なはずなのに、最終決戦でただマシンガンを撃ちまくるだけって・・・で、とどめさせるのに殴ったり蹴ったりに変わるって・・・もうね、こういった展開はほんとうに興ざめですよ。典型的アクション映画の悪いところ。「96時間」だけはしないでほしかったな。で、さんざんやりたい放題やった父親に何のお咎めもないって・・・デキすぎやん!ご都合主義のハリウッド流アクション映画を、ある意味変革させたのが「96時間」だったはずなのに・・・。レクイエム・・・あ!なるほど!このシリーズに対しての皮肉な邦題だったのねwww[DVD(字幕)] 5点(2015-07-05 07:29:21)(良:1票)

60.  LOGAN ローガン 《ネタバレ》 さようならウルヴァリン。ありがとうウルヴァリン。そして、X-MENよ永遠に・・・。 ラスト、十字架をXにしたシーンに胸が熱くなった! 余談:ローガンが老眼に!?言おうと思ったらすでにやられててワロタ(^ω^)[映画館(字幕)] 7点(2017-06-03 20:56:29)(笑:1票) 《改行有》


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