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プロフィール
コメント数 825
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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評価順123456789

81.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》 東京が舞台で出演者が違うということで、正直敬遠していた作品でした。でももうすぐ最新作(EURO MISSION)が公開されるし、結構お気に入りのシリーズになったということもあって、鑑賞してみることに。見終わった感想は、あれ?意外と面白いじゃないか、でした。レースシーンは迫力満点だし、もはや日本の伝統文化といってもいいドリフトは芸術そのもので、とにかく視覚的に大いに楽しめた。で、個人的に一番びっくりしたのは、渋谷でのカーアクション!日本の渋谷でこんなシーンが撮影できるなんて、すっげぇー!と驚嘆しまくりでしたよ。でも後で調べたらあれって、別の所で撮影して合成したんだそうです。それでも違和感なく見れたのはその技術の水準の高さ故だし、まったく問題ないでしょう。ただこの作品の気になった点は、せっかく東京が舞台なのに、重要な役割の出演者がほぼ生粋の日本人でないところですかね。せめてヒロインかハンの役どころは日本人にしてほしかったです。あ!ハンで思い出したけどこのハン役の人、別の役柄で同シリーズのMAXとMEGA・MAXに出演してますよね。どうでもいいけどwww[DVD(字幕)] 5点(2013-06-29 18:09:19)(良:1票)

82.  インポッシブル 《ネタバレ》 この作品に点数を付けるという行為が、なんだか後ろめたく感じてしまいます。それほどまでにリアルで恐ろしかった。最終的には家族全員助かってハッピーエンドなのだけど、津波の恐怖、離れ離れの不安、利己主義になりそうな弱さ、そういった災害時の様々な側面を、圧倒的な映像、演出、演技、美術等で見せてくれるので、とにかく何とも言えない気分にさせられました。津波のシーンもCGを使っていないらしく、それが生々しいほどのリアリティになっている。とくに怖いと思ったのは、色々なモノが流されてくること。あっちこっち剥き出しになった大木。車や船舶。危険な生き物。鉄筋やコンクリート。そういったモノが二次災害へとつながる恐怖。津波、本当に怖いです。そんな状況の中であの家族の次男と末っ子は、大した怪我もなくよく無事でいられたもんです。この奇跡の物語の中でも一番の奇跡かも。 私が個人的にこの作品でもっとも優れていると思えた演出は、長男ルーカスくんの描き方です。どこかで助けを求める声がする。でもまた津波が来るかも知れないから助けず逃げようとする。母親が飲み込んでしまった枝を吐き出す時、母親の大怪我をした足を見た時、彼ルーカスは気持ち悪がります。これらの演出、正直でありまた、人の持つ業そのものなんだと思い知らされます。災害時こそ本来の本性が現れるんだと。なんだか自分の写鏡みたいで、けっこうずんときちゃいましたね。よくまあああいった演出をしたもんです。それともご本人から助言でもあったんですかね。とにかくあの演出があることで、この作品の持つ悲惨さは、単に災害だけではないということを、深く掘り下げることになっていると思いました。 津波に襲われた家族の真実の物語。それだけしかない情報で鑑賞したので見始めてあれ?ってなりました。だってまさかスパイダーマンが、トム・ホランドくんが出演してたなんて・・・。いやぁ~ビックリです。それに演技も上手いし、てかこっちの方が演技力磨きかかってないか?スパイダーマンよりも?てまぁ余計な雑談でした。あしからず。[インターネット(字幕)] 6点(2019-10-14 21:54:49)(良:1票) 《改行有》

83.  なくもんか 《ネタバレ》 もっとシンプルな内容のものを想像していた。ところが結構複雑で、一筋縄ではいかない話なので正直面食らった。面食らいはしたけれどなかなかどうして、曲者脚本家のクドカンらしく受け止めるこちら側の裁量が試されるような仕上がりで、けっこうボディーブローが効いてきますw 単なる喜劇・悲劇ではなく、その本質は純文学のような繊細さを持ち合わせている。それを大衆活劇というオブラートで包み、誰でも気楽に楽しめるものへと転換している。たいしたものです。 作品自体は結局答えらしきものを提示することなく終わってしまうが、それが逆にこの映画の本質を剥き出しにする結果となっている。阿部サダヲはこの先も本音を隠しながら生きていくだろうし、空き巣事件で出来てしまったご近所との溝は決して埋まらないと思う。内面では。弟の祐介も今後の芸能活動は決して明るいものではないだろうし、心の中の闇はそうそう晴れはしないだろう。またなによりも自分勝手な父親は結局自分勝手なままだろう。これこそがこの映画の本質である。体験してしまった悲惨な出来事は決して消えないし変えられない。ならば阿部サダヲのようにそいつにフタをするか、弟のように肥やしにするか。とにかく変えられないものにどう向き合っていくか。それがこの作品から発せられるメッセージなんでしょう。 連れ子の子達も本当は陣内孝則の父親の方がランキング的には上のはず。でも山ちゃんを慕っていくことも処世術として自然と身につけていくんでしょう。 正直言ってこの映画、喜劇や悲劇というよりはホラーと言ったほうがいいかもです。だって誰も彼もが素顔を隠してなに食わぬ顔で飄々としながらも、いつ何時隠し持ったナイフを取り出すか分からないんですから。怖いです、マジで。 恐ろしい映画です。はい。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-24 14:30:41)(良:1票) 《改行有》

84.  シェフ 三ツ星フードトラック始めました 《ネタバレ》 まず最初に。アベンジャーズ・シリーズや一連のMUCシリーズ好きとしてはどうしても言いたい。ブラック・ウィドウとトニー・スタークにしか見えん!とくにロバート・ダウニー・Jrとの絡みは、主人公ジョン・ファヴローがどうしてもハッピーにしか見えん!いや~困った困った(笑) とまあそれはさておき、本作ですが、うんうん、なかなか良かったですね。とにかく食べ物がほんとうに美味しそうに見えるから、もうそれだけでこの映画、半分は勝っていると思います。父と息子との関係も非常に親近感持てるし、焦げた料理を出そうとした息子に、ちゃんと順建てて諭すとこなんか、ほんとうにグッときた。ああいう親子関係って素敵ですね。それといかにも現代的なのが、SNSの悪い点と良い点を上手く料理していたとこ。料理映画ていうとどこかこう、伝統や格式みたいなとこをやや尊重することがあるんですが、この映画はそういったものをほとんど感じさせずに、イマドキなスタイルに仕上げていて、そういった点も興味深く見れた。 ただ屋台を始めてから全くもってドラマティックな、意外性な展開がなく、物事が順調に進みすぎてちょ~っと薄味に感じてしまった。刺激を求めすぎるのも良くないっていうのは分かるんですが、もう一味二味隠し味、ちょっとしたスパイスがあっても良かった気もします。最後のネット評論家との和解も、そこまで刺激的ではなかたっし。 あとその評論家に、店に乗り込んだ時、新作の料理を食べさせるのかと思ってたらしなくって、ちょっとビックリでした。あの時作ってた料理って結局なんだったのよ?不思議。[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-14 10:05:44)(良:1票) 《改行有》

85.  探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 《ネタバレ》 一作目がヒットして二作目を作ると、どうしても背伸びをしたくなるものだが、この作品に関しては、そういった冒険は見受けられず、ある意味安定した作風でそこは評価したい。ただファンサービスのアクションシーンは、ほどほどにしてほしい。室蘭のカーチェイスはいらないでしょ。今回一番感心したのは、犯人の心理と動機。世の闇を見た気がしました。ものすごくリアリティがあって、説得力がハンパない!ただその反面、警察の捜査描写が有り得ないくらいリアリティがなさすぎ。面倒くさいから省いたとしか思えない。そこんとこだけは手抜きにして欲しくなかったな。オトボケな中にピリリと効いた絶妙なスパイスのこの作風。ルパン三世ぽくって、安定した人気だと思うので、もし次回作あったらどうか先に述べた警察関係の描写。これだけは避けずに向かい合って欲しいものです。[DVD(邦画)] 4点(2013-11-21 09:38:35)(良:1票)

86.  メン・イン・ブラック3 《ネタバレ》 わりと好きなシリーズで、1作2作とも劇場で鑑賞済み。なので今作も劇場に足を運びました。 始まって真っ先に気になったのが、配給会社のロゴの自由の女神がサングラスをしていなかったこと。このネタだけはやってほしかった。 それからやはりというか、仕方ないというか、トミーリー・ジョーンズの老けっぷりは尋常じゃなかったです。顔面シワだらけ。それを隠すために化粧塗りたくり。なんだかテカテカしていて、CGのように見えた。「トロン/レガシー」みたく、逆にCG処理でなんとかならなかったのだろうか。とにかくこのせいで、しばらくはテンション下がりっぱなしでした。 で結局、下がったテンションを上げてくれるほどの盛り上がりもなく、帰りに食べたラーメンも不味くてイマイチな休日でした。 [映画館(字幕)] 2点(2012-05-29 08:25:52)(笑:1票) 《改行有》

87.  ワイルド・スピード/EURO MISSION 《ネタバレ》 いきなりのネタバレですが、この話は時間軸的に、東京を舞台にした3作目の前になっています。それはラストで分かります。なんか上手いこと繋げましたね。3作目は他のシリーズとは別物だと思っていたんですが。それにしても危険を犯して刑務所に潜入してまで掴んだ情報が、ぜ~んぜん何の役にも立たなくて笑っちゃいました。あと滅多に人の前に姿を現さないとかいって、けっこう簡単に現れちゃう敵のボスにも爆笑!てかさ、今回かなり一般人の死人出過ぎてて、アクションを堪能するのにちょっとした抵抗を感じちゃいました。戦車でだいぶ踏み潰されてたじゃん。なんだかな~・・・。次回作では原点回帰を願いたいものです。[DVD(字幕)] 5点(2013-11-19 14:10:03)(良:1票)

88.  恋妻家宮本 《ネタバレ》 初監督作品ということで気合が入りまくって空回りしているみたい。言わせたいセリフが多すぎるのと、ベタな演出のオンパレードで、いい加減食傷気味に。「正しいことよりも優しいことのほうが大事」というとっても深いこの台詞は、個人的には好きなのですが、多分原作にもあると思われ、すなわち原作者の手腕によるところなわけで、なのでこの映画自体の評価の対象からは外しました。てか正直言ってこの台詞があまりにも強すぎて、その後の奥さんとの和解に至るまでの数々の台詞や行動が、割りを食ってしまった感がある。 原作のタイトルは「ファミレス」というそうだが、この映画の中でそこまでファミレスが、効果的に機能しているようには見えなかった。むしろ”お弁当”の方が活躍していた。その辺原作ではどうなのか?逆に気になってしまいました。[DVD(邦画)] 4点(2017-08-15 13:23:25)(良:1票) 《改行有》

89.  インサイド・マン 《ネタバレ》 あっ!と驚くどんでん返しの映画を探していたらこの作品に出会った。かなり期待をして視聴したが、なんだか不可解なことが多すぎて、あまり感動できなかった。D・ワシントンが横領したと思われたお金は結局どこにあったの?犯人たちは本当に1円たりとも盗んでないの?ナチスを利用して銀行を創立。そのナチスから報酬としてユダヤ人資産家のダイヤを持っていた。これって犯罪なの?疎くてよー分からんです。床に掘っていた穴は何だったの?トイレ?鑑識入れて徹底的に調べないの?ハテナ多すぎっしょ!なんか頭の悪い方お断りみたいで、こういった作りの映画はあまり好きじゃないな。ただ犯人グループは誰も殺さなかったのに対して、ゲーム内で人を殺しまくる子供や、銃を警官に向ける子供といった、現代社会の歪の描写は面白かった。あと警官隊も容赦なく撃ちまくるとこもw[インターネット(字幕)] 4点(2015-02-11 16:54:20)(良:1票)

90.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 「男はつらいよ」が大好きです。シリーズは全部観てます。この作品は過去の作品を、単につなぎ合わせたものだとばかり思っていたら、どうやらほぼほぼ新作撮りおろしだということを知り、かなりの期待を抱いて鑑賞しました。 桑田佳祐のOPは、すでに承知していたので特に不快はなかった。23年ぶりにスクリーン復帰したゴクミは、吉岡くんよりも随分と老けて見えて驚いたけれど、その美貌には磨きがかかっていて、二度驚かされた。まあ吉岡くんがあまりに変わらなさ過ぎるだけなのかも(笑) 満男が結婚して子供がいて、奥さんは6年前に他界している設定になっていたけど、長いことこのシリーズを観てきた私にとっては、満男は寅さんと同じくらいその不器用さが愛おしく、恋の行方だって気になるくらいだったのに、肝心の奥さんがまったくもってシリーズとは無関係などこの誰だかわからないって、なんかね、ちょっとショックでした。もうちょっとなんとかならなかったのかなって。 でもやっぱり一番ショックだったのは泉ちゃんのお父さんでしょ。正直、橋爪さんが登場した瞬間、え!?ってなってあれ?俺の記憶が間違ってるのか?て何度も自問自答してしまい、作品に集中できなくなってしまいましたよ。でもやっぱ記憶は間違っていない。橋爪さんじゃない。なのに普通に話が進んでいく。もう違和感しかない。なんで?どうして?寺尾さんがもしオファーを断ったのなら、泉の父親を出すシーンをカットしてほしかった。それに、昔の恋人からお金を巻き上げるような人物ではなかったはず。もうこの橋爪さんの登場でせっかくの、寅さん完結、を台無しにされた気がして、とてもじゃないけど感動なんて出来ませんでした。ほんとうにどうしちゃったんですか、山田監督!御前様の笹野さんだって本当は嫌だったけれど、一瞬で終わったからまあなんとか耐えられたけど、泉の父親とのやりとりは重要なシーンになっちゃってるから、見るに耐えられなかったです。別に橋爪さんが悪いわけではないので、そこは勘違いしないでもらいたいです。 にしても佐藤蛾次郎さんは、クローン人間かよ!て言いたくなるくらい、変わらんな~・・・w[ブルーレイ(邦画)] 5点(2020-08-21 18:56:24)(良:1票) 《改行有》

91.  スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン 《ネタバレ》 短時間で複数の登場人物の設定紹介をする手腕は、素晴らしいの一言。ただ残念なのは、ヘルメットを装着してしまうと誰が誰だか分からなくなってしまい、その功績が無になってしまった点だろう。でも理解しているのか、大事な場面(戦死など)の時は脱着させていたっけ。それにしてもなかなか上々の出来ではないですか。第一作目の「スターシップトゥルーパーズ」の世界観を壊すことなく、見事なまでにジャパニメーション色を全面に押し出すことに成功している。本当に素晴らしい!各キャラの見せ場もちゃんと用意しており、その上でオイシイところは何だかんだでリコに持って行かせる。憎いまでのこの演出にほほとほと脱帽です。ただなぜ女王バグは宇宙ステーションを破壊しなかったのか?そこだけは理解できずに、モヤモヤ感が残ってしまいました。でこれを機に、スルーしていた2、3作目を鑑賞してみようかな。 PS:下世話な話だが、CGのくせに女体の質感やモーションに、少々興奮を覚えてしまいました(笑)[DVD(邦画)] 7点(2013-07-21 06:44:15)(良:1票)

92.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 コンビニで雑誌を斜め読みするように映画を観るならDVDで十分。だけど映画の世界にどっぷりと浸かりたいならやっぱり映画館で観るべき!この映画はまさにそう。これ、DVDで観てたら絶対に感じかた違ってたはず。なぜならお話自体、あっ!と驚くような仕掛けがあるわけでもなく、お決まりのコイツ死ぬな~きっと、はほぼ高確率でビンゴ!正義の味方と化したT-REX&ヴェロキラプトルに関してはもはやリアリティなんかクソくらえと言わんばかりの、何でもありなハリウッド万歳!だけどそんな非常識な感覚を常識へと麻痺させてくれるのが、映画館のでっかいスクリーンと大音響なんです。観るか観ないか迷ったけど、やっぱり映画館で観てよかったです。 クリス・プラットは今後の活躍が期待できそう。目で語れる俳優ですな。[映画館(字幕)] 7点(2015-09-12 18:26:38)(良:1票)

93.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 成長期で人間としてまだまだ未熟なスパイダーマンことピーター・パーカー。家族や従業委員達のことを第一に考え、やむなく悪事に手を染めて、狂気や破壊、殺戮とは無縁のマイケル・キートンおやじ。そんな二人が小ぢんまりとした戦いを繰り広げるわけで、なのでアベンジャーズもののいち作品として見ちゃうとどうしてもスケール感乏しいわけで、今ひとつなわけで、正直期待していたものとは違った。学園ドラマのそのドラマパートも面白味に欠け、ヒロイン役のゼンデイヤ嬢も何をするでもなく、イマイチ魅力を感じられなかった。 唯一良かった点は、スタークのくれたハイテクスーツに頼らず、スパイダーマン本来の能力と彼自身が作り出した特殊糸だけで敵を倒し事件を解決した点です。ハイテクスーツありきだと、いつまでも親から独立できない子供のようで、やっぱり己の力だけで何とかする演出は、ありきたりでも一番しっくりときます。成長物語として。ホームカミング。なるほど、スパイダーマンはアベンジャーズには加入せず、ご近所の平和を守っていく。そういうことですね。 それにしても・・・マーベル作品に元バットマン役者が、それも敵役で出演するとは・・・どんだけジョーク好きなんだよ、アメリカ人ってw[映画館(字幕)] 5点(2017-08-11 14:25:45)(良:1票) 《改行有》

94.  あなたへ 高倉健のための高倉健の映画。それ以上でも以下でもない。個人的にはたけしの役を武田鉄矢にやってほしかった。時をこえて再会する黄色いハンカチ、みたいな感じがね。[DVD(邦画)] 4点(2013-07-23 20:30:50)(良:1票)

95.  ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 《ネタバレ》 お話としては可もなく不可もなくといったところ。謎めいた主人公の過去と、今後も暗躍しそうな悪役。ハリポタとほぼ同じような脚色なので、目新しさはさほどない。一番の売りである魔法動物たちも、これといった斬新さはなかった。だからと言って別につまらないわけではなく、そこそこは楽しめた。ゆえに可もなく不可もなくである。 主人公の魅力がちょっと中途半端だった。つかみどころがなくどういう性格なのか分かりづらかった。それに対して脇役は味があった。捜査官のティナは垢抜けない感じでちょっと野暮ったく見えてたが、最後には不思議とチャーミングに見えた。心が読める妹・クイニーは本作品の中でダントツの可愛らしさ。心が読めちゃうという本来なら辛い力を持ちながら、天真爛漫なあどけなさで前向きで明るく、何よりも誠実である。本当に愛くるしいキャラである。そんな彼女が恋する相手もまた魅力的である。ノーマジ・普通の人間でパン屋を夢見るコワルスキー。ポッチャリ体型で口ひげがトレードマークの彼は、心が読めるクイニーが恋するのだから心が清らか。機械で大量生産されるパンよりも、一つ一つ心を込めて作るパンを食べてもらいたいと願ってやまない。とにかく憎めないキャラです。このクイニーとコワルスキーの恋模様が、本作唯一の救いでしたw まあでも思い返してみればハリポタも、ロンとハーマイオニーのサブキャラがロマンス担当でしたね。 死刑執行が回りくどい。魔法を使ってイギリスからN.Y.まで瞬間移動や何らかの方法で移動できないものなのか?雨降ったら傘さすか室内に待機するから、全員の記憶を消せたかは疑問。グレイブスが結局何をしたかったのかと、魔法議会の長官という職をあえて投げ出す行動に出たのかが不鮮明。 【超ネタバレ 注意!】  まさかのジョニー・デップ様登場にはブッたまげました。今後も登場するんでしょうか?[映画館(字幕)] 5点(2016-11-23 21:07:54)(良:1票) 《改行有》

96.  クリード チャンプを継ぐ男 《ネタバレ》 ●主人公がボクシングを始めるキッカケが曖昧。偉大なチャンプの血がそうさせる、という裏設定があったとしてもそれを納得する形で見せてくれてない。●劇中曲が印象に残らない。これは痛い!ロッキーシリーズは名曲揃いが故に残念。結局試合後半でかかったお馴染みのテーマ曲が一番盛り上がるという皮肉。●主役のマイケル・B・ジョーダンがイマイチ。今時の若者感はあるがそれだけ。苦悩していても苦悩している感じが伝わってこない。大根とまでは言わないが、この大役をやるには力不足に思えた。ただ、目元はアポロの雰囲気があって良かった。●正直言って設定が分かりにくい。まず主人公の彼がプロボクサーになったのはいつなのか?メキシコで試合をする前?でも彼は自己流でボクシングの練習をしてきたと言ってた。自己流でもプロになれるのか?分からない・・・。でそんなまだまだ駆け出しの彼が、たった数ヶ月ロッキーの指導を受けただけで、歴戦の強者ども相手に互角やそれ以上の結果を出せるものなのか?素質が元々あったとしてもいくらなんでも急成長しすぎじゃないか?ボクシングが安っぽくなっちゃうよ。あとプロが素人を殴って何もなしって・・・オイ!いくら何でもそれはダメでしょ。●とにかくこの映画に一番足りないものそれは、なぜ闘うのか?そこですね。はい。そういえば、精肉工場はなぜ出さなかったんだろう?う~ん気になるな~・・・。蛇足:エクスペンダブルズには笑えたw[映画館(字幕)] 5点(2016-01-10 18:04:34)(良:1票)

97.  ペット 《ネタバレ》 ●”ペット”という設定を生かしきれていない。●ペット(動物)らしいところとそうでないところの線引きが曖昧。例えば、人間たちは外でいったい何をしているんだろう?という可愛らしい疑問を持ったかと思うと、保健所とか工場とか、やたらと人間界のことを知ってたりするところ。そもそも散歩で毎日外を出歩いているんだから、人間が何をしているんだろうという疑問自体がオカシイ。●動物たちがいとも簡単に車を運転したりする描写は正直やめてほしい。なんのための動物たちなのか意味がわからん!手塚治虫が観たら悲しむよ。●お話もなんだか、ペット版トイストーリーみたいで工夫が感じられない。どうせなら家の中だけで作ったほうが良かったかも。派手な演出は難しそうだけど、そこをアイデアでなんとかするのがクリエーターでしょ。とにかくワチャワチャやってればいいでしょ的なノリも、それを感じてしまったら、夢から覚めた気分でなんか虚しくなります。●ウサギの子分たちわんさかと出てきますが、全員ただのお飾りで誰一人としてもうちょっと活躍なしの見せ場なし。川に飛び込むのって普通ワニだろ!もうちょっと連携プレーとかあってほしかった。結局ポメラニアンのギジェットだけが一人で大立ち回りして見せ場を作っただけ。タカにいたっては必要性すら見い出せなかった。[DVD(吹替)] 4点(2016-12-29 15:20:42)(良:1票)

98.  レゴバットマン ザ・ムービー 《ネタバレ》 レゴだからって舐めちゃあいけない!レゴだからって馬鹿にしちゃあいけない!子供だましなんかじゃない!こいつぁ大人のための至極なエンターテイメントだ!ちゃんと「バットマン」しています。バットマンといえば孤独なヒーロー。その孤独さに焦点を当て、しっかりとバットマンというヒーローを描いています。ここまでしっかりと作りこんでるとは正直思いませんでした。単なるお祭りバカ騒ぎ映画かと思ってたので。それからこの作品には、過去の様々な映画に登場した悪役たちが総出演します。ハリポタのヴォルデモート・指輪物語のサウロン・グレムリンのグレムリン・その他ドラキュラやジョーズも出てきます。そしてなぜかキングコングまでも・・・悪役か?ってなりましたけどね(笑)とにかくハチャメチャでブッ飛びまくり。でもってバットマンシリーズの悪役たちも総登場。しかし面白いのが、他の映画の悪役とバットの悪役が対立するんです。なんだかスーサイドスクワッドみたいです(笑)あとジョーカーが愛おしくなっちゃいます。バットマンに「お前なんかライバルじゃない。眼中にないよ」て言われて涙目に・・・。繊細で傷つきやすい。ジョーカーがバットマンにお前と俺は似ている、って言うんですが、確かに似ています。どっちも傷つくことを恐れて偏屈になり自己中で排他的。その実ものすごいかまってちゃん。一言で言えば面倒くさい性格です(笑) バットケーブに入るための合言葉が最高すぎ! アイアンマンのバーカ! これめっちゃ好きや~(*´ω`*)[映画館(吹替)] 7点(2017-04-01 19:05:50)(良:1票) 《改行有》

99.  HK/変態仮面 そのとことんなまでの馬鹿馬鹿しさに本当なら、10点満点を献上したいところだが、やはりここは、一本の劇場作品として評価いたしましょう。まずはこの作品を実写化したその勇気とチャレンジ精神に1点。主役の彼のハマリ度に1点。おふざけの中にもしっかりとしたアクションを提供しているところに1点。で合計3点です。残念な点は、中だるみが激しいこと。もうちょっとテンポよくまとめられたら良かったと思います。あとは時々、手抜き!?と思えるような照明、アングル、編集が目につきました。アクションシーンは気合が入っているのに、日常のシーンでは単なるどうでもいい的な撮りになっていた。こういった何でもないところにも神経を使ってくれると、この手のキワモノ作品でもグレードアップして、S級作品になれる可能性は万に一つでもあるはずです。それにしてもほんと、よくまぁ作ったものですよ。エライ![DVD(邦画)] 3点(2013-07-19 18:09:25)(良:1票)

100.  のぼうの城 《ネタバレ》 嫌なものは嫌じゃぁ~!こんな台詞、いったいどれだけの人が言えるのだろうか。ある意味この映画最大の見せ場であり、メッセージだと私は受け止めました。太いものに巻かれるのは致し方ないとしても、その巻かれるものに道理が通っていなかったら・・・。そんなことは世の常だからってみんな諦めてしまう。難しいですね。それでもこの映画を観て、何か武者震いを感じたのなら、きっと胸の奥深くに今でも武士道が眠っている、証なんでしょう。良きテーマ、良き題材ではありましたが、私が思っていたモノとはちょっと違っていました。鑑賞前の主人公のイメージは、三国志に登場する諸葛亮孔明を想像していました。あれやこれやと知略を駆使して敵を退治する。そんな内容かな~って思っていました。ところがどっこい。成り行きで開戦して、たまたま初戦に勝って、唯一の策が自らの命と引き換えに士気を高めること・・・ってオイ!全然孔明なんかじゃないやんけ!それに士気高めて水攻めを回避出来ても、結局多勢に無勢、負け戦は確定じゃないか。結論・・・のぼうは実際のところたいして活躍していなかった。ね、ビックリですね。あとねぇ、CG。どうして日本映画のCG、こういったスペクタル調のCGはいっつもダサダサなんですかねぇ。ご愛嬌のつもりなんですかね。予算がとか、日数がとか、言い訳は聞きたくないですね。もっとちゃんと作って下さいよ。CGだって作品の「一部」なんですから。お願いしますよ。あとぐっさんの演技は下手ではないんだけど、どうしてもコントにしか見えなかった。エンドロールに現在の行田市が映し出されるけれど、あれはダメでしょう。やめてほしい。興醒めもいいとこです。本編が観光のための前振りにしかならないじゃないですか。ほんと、センスを疑いますね。主題歌もあまりマッチしてないし、全然印象に残らない。そしてこれが最大の欠点。戦ですよ、戦争ですよ、沢山人が死んでいるんですよ。なのにのどか。死者にお経をあげてる住職ものどか。みんなみんなのどか。作風だから仕方ないってか。そう、つまりね、この映画、作風がマンガなんですよ。だからつまらなくはないのに、どこかしらゆる~い感じがするんですね。ロングランで大ヒット!ゆとり世代と若い連中を誹謗したりしているけれど、なんのなんの、それ相応の年齢の方々もかなり、ゆとり、じゃあないですか、ねぇ~。[DVD(邦画)] 5点(2013-05-06 02:36:12)(良:1票)


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