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評価順1

1.  Dolls ドールズ(2002) 1つ1つの愛の物語は、それぞれ冥途の飛脚、春琴抄、アデルの恋の物語、などを下敷きにしていると思われる。語り継がれ、使い古された愛の話(赤い紐で二人が繋がれているのも含めて)であるが、だからといってこの映画がダメだということには決してならない、そこがすごいと思う。画面は淡々と流れ、退屈といえば退屈であるが、そのとき、見る人それぞれが何を思い出すか。人によってその深さ、広がりは違う、思い出すことの多い人はこの映画の時間の流れ方をきっと心地良い、素晴らしいと思うであろう。そしてその画面はあくまで静かで、これでもかというほど美しい。梅川忠兵衛の道行きは雪であるから、最後は当然雪であると予想はついた。しかし、あのラストは確かに心中はご法度、晒し者、という定石を踏んでいるとしても、抵抗が残る。また、主演男優の描き方(親に言われ社長の娘と結婚するような男性が、あのような行動をとる人物か?)に説得力を欠くのが惜しまれる。菅野美穂は大変良く、松原智恵子もはまり役である。 8点(2003-12-09 23:45:04)(良:2票)

2.  レベッカ(1940) ハリー・ポッターを観るまでもなく、イギリスには魔法使いとか妖精だとか、色んなものが棲んでいるんだ、って思えてくる位、イギリスの建物は古く、500年位前の家にだって普通に人が住んでて、それだけでも我々日本人なんかもう充分怖い。この映画の台詞で、ザッツ、マンダレーと、土砂降りの雨の中、マンダレーがやっと見えて来て、夫が新妻に教えるシーンがあるけど、ここからこの物語は恐ろしいことが始まる予感に満ちている。実に上手い演出だと思う。背後霊のようなダンバース夫人、今は亡きレベッカの丁寧に刺繍されたRの遺品の数々。部屋がいっぱいあるから、もしかしたら何かが隠されているのかもしれないが、皆目、見当もつかない。明るい2DKに住む幸せに感謝、関係ないけどそれこそ背筋も凍るくらい、ああいう家って物凄く寒いんじゃないのかな?寒さと怖さで震える作品。 8点(2004-01-03 16:26:17)(良:2票)

3.  リトル・ダンサー とても感動しました。台詞に無駄がないし、よく練られていると思いました。配役もはまっていますし。主人公の少年、成長したらさぞやイイ男になるでしょう。コメディかと思ってみたら切ない映画なんですね、コレ。イギリスの炭鉱町っていうか、労働者っていうか本当に驚くほど貧しい(行ってみると分かる)。オーディションで、来年また受ければ、いいじゃないか、と慰めのつもりで言う少年に殴りかかるシーンは迫力がありました。ビリーにとっては最愛の母の形見まで売って父親が工面した旅費。街から一歩も出たことが無い、いや、街にある名所すら行ったことが無い。チャンスは1度きりなのだ。現実にあるいわれなき不条理、貧しさ、裏切り、衝突、母の死、呆けた祖母、など重い現実の全てを昇華させるものとしてのダンス。そこではそれらの負のカードは、希望という名のカードに変わり、感情が爆発する。旅立つビリーと逆に、父と兄が、静かに炭鉱に下りていくシーンは胸を打たれました。唯一、残念だったのは、アダム・クーパーが演じる成長したビリーのあの衝撃的なスワンをせめて1~2分は見せて欲しかったこと。真に個性的できつい性格のビリーが踊るのに相応しい斬新なAMPの白鳥の湖のスワンを。それで1点減点させてもらいました。9点(2003-07-02 21:12:02)(良:1票)

4.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 原作も私はこのレッド・ドラゴンが1番好きです。殺人者が社会で普通に生活している部分も描かれていて、単なる特異な精神異常者というだけではない、それが現実に近いんじゃないでしょうか?俳優も皆、はまり役だと思います。アンソニー・ホプキンスはやはり鉄格子の中にいる方がはるかに凄みがあるし、エミリー・ワトソンも上手過ぎ。娯楽作品としては1級品だけど、共通項がホームビデオだと気付くのが、今となっては遅すぎるような感じがする。あんなに何回も観ていて。普通最初に捜査しないかなあ、とても切れ者捜査官とは思えない。ま、原作がそうだからしょうがないけど。7点(2003-08-29 19:50:43)(良:1票)

5.  ひまわり(1970) どうしようもない状況の哀しい映画。こういうことは何処の国でも沢山あったのでしょう。そして、今でも起き続けているのでしょう。愛し合っている人達には、当事者の誰もが辛い辛い話ですよね。人間の辛く哀しい人生なんか関係ないというように、ひまわりが咲き誇っているのが余計哀しみを誘いました。8点(2003-10-28 00:49:48)(良:1票)

6.  天井桟敷の人々 ナチの占領下に巨費を投じて作られたという。これぞまさしくフランスという作品。ナチに占領されたって1人残らずフランス人を殺さない限り、我々はこういう映画を作る、と言う強烈な自己主張を感じた。ジャン・ルイ・バローが気品溢れる演技で、見せる。いま、巧い役者は多いけれど気品のある役者というと、すぐ思いつくのはマギー・スミスくらい。私はもうあの出だしの音楽を聴くだけで胸が熱くなります。何度見たか数え切れません。恋愛1つとっても人の心はどうすることも出来ないのだと思い知らせてくれます。マルセル・カルネ監督の「北ホテル」もいい。10点(2003-05-12 00:02:53)(良:1票)

7.  舞踏会の手帖 どなたもコメントが無いんですね。「めぐり逢う朝」とか「砂のミラージュ」とか、名作(是非観ていただきたいです)だと思うんですが・・・。これもなかなか良かったです。昔のダンスパーティで出逢った男性達を主人公が訪ね歩くのですが、そこには厳しい現実が待っていたというお話です。やや懐古的ですが、充分いま観ても面白いし、人生を知る意味でも佳品だと思います。ラストは結構、過去を懐かしむ年令になった人にはガツンと来るかもしれませんが。7点(2003-12-10 20:52:38)(良:1票)

8.  コーリャ 愛のプラハ 登場人物がエグくていいです。でもどこか憎めないし、きっと監督の人間を見る眼があったかなんだと思う。好きだな、こういう映画。ただ、日本名の題だけは戴けない。原題のままの「コーリャ」でいいじゃない。何にでも愛をつけるのはやめてほしい。安易な発想がいい映画を安っぽくしてしまいます。友達のオジイちゃんが拘っていた看護婦さん達がよかった。9点(2003-05-16 02:54:45)(良:1票)

9.  太陽に灼かれて この監督の映画ははずれがないようです。この作品も実にしっかりしています。実話のようですが、辛い話でもあります。是非ご覧下さい。8点(2003-05-27 01:13:02)(良:1票)

10.  恋する遺伝子 本当にどうでもいいようなお話。1~2週間したら全てきれいさっぱり忘れてしまいそう。印象に残るもの何もなかったなあ。チアガールやるとこぐらいかな。あんな男女がルームシェアしたら、そりゃもう、恋愛しか起きっこないでしょうに。羨ましいけど。4点(2003-05-22 23:15:37)(良:1票)


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