みんなのシネマレビュー |
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1. U・ボート 事実はどうであったかは別にして、この映画には必要なもの全てがある。迫るスクリューの音、恐怖におののくサブマリナー、爆発、浸水、そして絶叫。駆逐艦どころか、水圧とまで戦わねばならないその緊張感。決して希望を捨てない、海の男達の逞しさ。潜水艦を見せるのではなく、ほとんどがその薄暗くじめじめと油の匂いが漂ってきそうな潜水艦の内部での映像を使っているのは、非常に効果的である。他の追随を許さぬ、史上最高・最強の潜水艦映画。10点(2003-04-28 20:00:44)(良:1票) 2. プリティ・ウーマン 女の子がこの映画を見て、憧れるのは分かる。でも、この映画を見て怒る女の子も、もっといて欲しい。自分の知らない世界を垣間見た女性が、違う道を行こうとするところには好感を抱くが、男が迎えに来たらその決心はどこへやら、抱き合ってぶちゅー。女性はもっと強くあって欲しい。1点(2003-04-28 19:42:09)(良:1票) 3. ペイ・フォワード/可能の王国 皆さんおっしゃる様に、ラストがダメです。まぁあれが現実なんだろうが、それにしてもぶち壊しすぎ。主人公が殺されてしまっては、それまで積み上げてきたもの全てを否定している事になる。ロウソク持って少年の死を嘆いても、結果は変わらん。感動的な映画にしたいのか、世の中を皮肉っているのか路線をしっかり決めて映画を創って欲しい。感動どころか怒りを感じる。2点(2003-04-28 19:27:03)(良:1票) 4. ディナーラッシュ 映画の感想というのは、見る前の期待度が大きくかかわってくる。俺はマフィア映画だと思って本作品を観たから、どうにもまったりし過ぎの映画に感じた。が、店側と客側の人間描写が面白く、喧騒に満ちた厨房と、雰囲気を盛り上げる選曲の良さになんだかニンマリしてしまった。とりあえず、イタリア料理が食べたくなる、そんな映画。5点(2003-09-13 15:16:33)(良:1票) |
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