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プロフィール |
コメント数 |
11 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
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1. 悪魔のいけにえ
俺の中で一発屋トビー。そしてその大花火が本作。半年前です。夜中の地上波でアメリカのドキュメンタリーが放送されていました。古典ホラーからロメロのゾンビ、果てはクローネンバーグのスキャナーズまで、お偉い映画評論家たちが考察していました。そしてこの悪魔のいけにえも考察材料の対象として登場。評論家達は恐怖の演出法や老人に血を吸わせる行為の意味を熱く語っております。やはりプロの評論家達、中には「なるほどね」って納得してしまう程、考察しています。しかしトビーはそこまで深く考えていないでしょう。そういう奴だと思います、トビーは。8点(2004-09-01 00:33:05)(笑:2票)
2. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
まさに映画史上トップレベルの作品。世界の荒廃感や虚無感、人類の混乱を限られた空間でリアルに描かれている。ファーストシーン、放送局での描写には脱帽。あのシーンだけで世界が混乱している事を観客に強く説明し、次の舞台であるアパートではそれを現実として見せつける。そしてラストシーンでは、もうこの世界(映像)に惹き付けられている自分がいる。そして、絶望感で一杯になり、彼らの行末が気になって仕方がない。こんな心境にさせてくれる映画は、そうない。今までいくつもの映画を鑑賞してきたが、これほど衝撃を受けた作品は未だに見た事がない。10点(2003-11-28 20:38:00)(良:1票)
3. マグノリア
《ネタバレ》 群像劇のラストは人物同士に接点を持たせるのがセオリー。ショートカットでも地震で無理矢理に接点を生み出しました。この作品も降り注ぐカエルによって人物達に接点が生まれます。そしてカエルには「過去を洗い流す」と言う意味があるそうです。この意味を友人から聞いた時、鳥肌が立ちました。9点(2004-08-31 00:54:19)(笑:1票)
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