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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 54
性別 男性
ホームページ http://www.geocities.jp/quazimodosumi/
自己紹介 好きな監督はポールバーホーベン、北野武。
好きな俳優はジョディフォスター。
好きな食べ物は豆腐です。

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評価順1

1.  2001年宇宙の旅 この作品の素晴らしさは、その芸術性にあるでしょう。ストーリーは、人間が神のような存在(モノリス)と接触して、更に進化するというだけのものです。これは、単なるキューブリックの想像で、モノリスにしても、科学的根拠はありません。 世界の起源、神の存在については、どれほど科学が進歩しようとも、分からないでしょう。そこで人類は、過去に神という存在を作って、その疑問を解決しようとして来ました。この作品は、現在のそれに似ています。つまり、この作品では、現代版の、キューブリックにとっての神という存在を作ったのです。 キューブリックは、そのような「神のような存在」を、映画という具体的な表現方法で表現する事で、人々に感動を与えようとしたのではないでしょうか。 そしてそれを、完璧ともいえる映像表現で、芸術的に仕上げています。 その映像表現の素晴らしさは、誰が見ても認めるでしょう。 また、生命の進化を、暴力の進化で定義しているのも良い表現の一つだったと思います。 この定義によって、人間の愚かさを表現しているように思えます。また、生命が進化する事で、 今後どのような暴力が用いられるのか、それによって生命は何を目指すのか、神(モノリス、もしくは宇宙)は何を生命に求めようとしているのか、疑問を投げかけているように思えます。 このように、この作品は芸術として素晴らしく、感動的に仕上がっています。 公開から36年も経った今も、その輝きは色あせず、素晴らしいです。 そういえば、このレビューを見ていると、「もともとエンターテイメントだった映画を、芸術のみの表現で製作する事は間違っている」といったような感想も多々ありました。この意見に対してですが、この映画で感動できた人にとっては、それでもう、エンターテイメントとしての役割を果たせているのではないでしょうか。 映画にも、観客を選ぶ権利はあるのではないでしょうか。ただ、この作品が分からない人は映画を見る資格がない、といった意見は間違っていると思います。映画には、多角的な、色んな見方の評価が必要なのではないでしょうか・・・。 ともかく、この作品は、個人的には素晴らしかったです。SFとして、芸術作品として、自分が見たSF映画の中では、1番素晴らしい作品だったと思います。この作品以上の作品を期待して、今後も映画を見たいと思います。10点(2004-05-31 22:46:26)(良:3票) 《改行有》

2.  サイン 《ネタバレ》 SFとしてみると最悪。ホラー、コメディーとしてみるとまぁまぁ。ヒューマンドラマとしてみると最高だった。宇宙人に水ぶっかけると死ぬってのはマズイ。それじゃ人間食ったら死ぬ。でも、緊張と緩和って良く言うけれどまさにそれが出来てて笑えた。叔父さんと子供3人でアルミ箔かぶってるところ最高だった。また、この作品、主人公が神父で奥さんが不慮の事故で死んでしまってて、宗教を捨てているという設定が良い。神を信じなくなり、自分の力でしか自分は守れないと考える主人公。でも、最後には奥さんの最後の言葉から宇宙人倒せる。まさに奇跡。そして最後にはまた神父になって終わる。偶然とか確率とかについて考えさせられた。監督が数学の国インド出身だからこそなし得たのかなぁと思えた。そういう意味ではこの作品、面白かったと思う。 あとこの作品、タイトルは「サイン」よりどちらかといえば「スイング」が合ってると思う。8点(2004-01-02 22:44:56)(良:2票)

3.  A.I. ハーレイ君のおかげかスピルバーグのおかげか、お涙頂戴映画になってしまって本質的な部分を理解されにくくなってる気がします。この映画。多分キューブリックが撮ってたら人間もロボットもバカっぽく作ってたと思うんですよ。感傷的に作ると、感動したかどうかでしか評価されなくなってしまいますから。この映画の本当の目的って、ロボットを通して人間を知る事なんだと思うのですよ。映画の中では、ハーレイ君が出てくるまでロボットは人間に反抗しないし、夢も持たない。論理的に動くように作られてるだけなので。だけどハーレイ君には愛をインプットしてるから、夢や目的も持つし意思も持つのです。生物に近いロボットなわけです。これは人間が新しいタイプの人間を作ろうとする行為なんですね。時代設定では、温暖化で多くの陸が海になってしまって、人間は少ししか居ません。それが2千年の間には氷河期が来てほとんどの生物が生き残れなくなってしまってます。そこで、厳しい環境にも生き残れる人間が必要なんですね。人間では生き残れないからで、人間は創造物に未来を託したのです。だから2千年経った状態では、進化したロボットしかいません。これはよくよく考えれば、生物が子孫を残そうとする事と同じ事です。結果的に、2千年経った時のロボットは人間を神のような存在と捉えるわけです。自分の創造主ですからね。でもその彼らも自らが何なのかを知るために人間の偉業を探すのです。彼らも生物だからです。結局、この映画の伝えたかった事ってそういった生物とそうでないものとの境は何だと言うことを通して、人間とは何なのか、がテーマの映画なんだと思うんですね。そういう意味ではとても興味深い映画だったと思います。俺は。他にも芸術性を追求してる当たりが良かったと思います。撮り方がキューブリックの映画にちょっと似てたような気がしますね。綺麗なシーンが多かったです。ただ文句もあります。最後の最後で母親を1日しか生き返らせられない理由「宇宙なんちゃらで記憶しててなんちゃら」が気に入らないのです。明らかにオチを無理やり作るためのもんだとしか思えないのですよ。まぁでも、全体としては面白かったと思います。(そういえば2千年後のロボットを宇宙人だと勘違いしてる人が多いようですが、ありゃハーレイ君の孫みたいなもんで、ロボットです。)9点(2005-01-14 23:23:13)(良:2票)

4.  スチームボーイ STEAM BOY この映画のミスは、一般向けに作っているのに肝心の一般人が観ていなかった事である。AKIRAのような映画を期待してる人は真剣に観るだろうから、内容が分かり易く気づいていけない所を気づいてしまったりして、(ピンチを作りすぎとか)結局駄作だ、と思ってしまうのだろう。個人的には、とても駄作とは思えなかったが。普通に結構面白いし楽しめる。テーマは科学のようだが、一般受けに作ったからこそのテーマだろうか。科学ほど人間と深いかかわりのあるテーマはないだろうし、未来の技術者達へのメッセージだろう。アストロボーイがなんだかんだ監督が言っていたようだが、手塚治虫を尊敬してる大友監督ならではだし、こういうのもいいかなと思う。ちなみに、自分の場合声優とかはどうでも良かった。小西真由美がうまいとか言われてるようだが、自分にとっては逆に気持ち悪かった。少なくとも監督は、オタク向けなアニメっぽさを出したくないから俳優を使ってるのだと思うが。8点(2004-10-27 23:45:13)(良:2票)

5.  シャイニング(1980) かなり面白いけど、原作が気に入らないです。本は読んでませんけどね。スティーブンキングの原作って騒がれる事が多いですけど、個人的には詰まらないですね。まぁこれ以外にはショーシャンクの空にとグリーンマイル、アトランティスの心しか知りませんけども。ショーシャンクはまともでしたが。ホテルでオッサンが気が狂って、周りの幽霊が応援してるストーリーなんて、何が怖いのかと。では何が面白いのか、もちろんキューブリックの力量と、ジャックニコルソンの演技ですね。あの雰囲気はすごすぎます。個人的に一番怖かったのは、オッサンとぬいぐるみ着たオッサンがアップで映ったところ。あれほど不気味なシーンはなかなかありません。8点(2004-07-17 09:21:15)(笑:1票) (良:1票)

6.  ブレードランナー レプリも長く生きると感情が芽生える。恋愛感情や仲間意識も生まれるし、奴隷であることに嫌悪する。死にたくないとまで考える。もともと理性しかない機械なのに。生命は感情から理性を得たのに、レプリは理性から感情を得ている。もしかしたらこの話は、感情や本能の存在目的は、理性的に結論が出るという事を言いたかったのだろうか。機械の彼らが命を大切にし、もっと生きようとした理由はなんだったんだろう。9点(2005-01-25 21:15:09)(良:2票)

7.  パニック・ルーム こりゃ面白い!と感動したのにココでは平均点が低いのか。少し残念である。まずこの作品の発想のよさはなんだ。一軒屋を使ってるだけなので低予算で大丈夫。(実際は知らないけど)引っ越してきたばかりだから電話線も繋がっていない。パニックルームの中にガスを吹き込んで警告する。娘が糖尿病。なんといい発想をしているのだろうか。まして主演はジョディフォスター。俺はジョディフォスター好きなのだ。羊たちの沈黙の頃の美しさには負けるものの、まだまだ美人だ。胸をいささか協調しすぎか。そしてカメラワークのカッコよさ。デヴィッドフィンチャーの力量が発揮されている。演出や編集もうまい。この映画のどこに文句をつけたらよいのか?この映画の発想、演出、演技には俺にとっていい意味で期待を裏切られてばかりであった。決まりきったような内容の映画が多い中、こうした発想と新しさで勝負してくるようなエンターテイメントこそ自分は評価したいと思い、10点とさせていただいた。10点(2004-10-26 23:52:03)(良:1票)

8.  ラスト サムライ 全体的に一貫性がない気がします。武士道を立ててるので日本人としては、とても気分のいい映画でしたが、脚本が好きになれません。武士道を表現するのに、わざわざ外人が侍と接触を持たなくてもいい気がします。そのおかげで何となくですが、一貫性がないというか、ストーリーの純粋さが欠けている気がします。あと、日本だけでなく、世界中の人がこの作品を見ているわけですが、例えば韓国や中国の人がこの作品を見て、日本人と同じように良かったとは思えない気がします。武士道を重んじてた戦時中の日本の兵隊が、三光作戦などの、悪事をたくさんして来たわけですから。そういう意味で、日本人としてではなく客観的に、映画としてこの映画を評価するとしたら、個人的には6点です。6点(2004-05-31 21:56:54)(笑:1票)

9.  コンタクト アインシュタインの言葉で、「私たちはいつか、今より少しは物事を知っているようになるかもしれないが、自然の真の本質を知ることは永遠にないだろう」というのがあるのですが、この映画もこの意味合いを持っているのだろうと思うのです。物事の本質を説明出来るのは、科学ではなく、宗教や感覚なのかもしれません。[ビデオ(字幕)] 10点(2005-06-18 00:37:15)(良:1票)

10.  フォレスト・ガンプ/一期一会 昔から好きなので、なお更愛着が沸いてる映画です。最後のお墓のシーンは何回見ても感動します。「僕はママとダン中尉の言った事の、両方だと思うんだ」って所。もう最高です。この映画はアメリカ万歳だとか、ショーシャンクの空にのほうが良い!とか言われがちですが、そんなのはいいじゃないですか。この映画のテーマは素晴らしいです。人生は何がいいか分からない。それが分かっただけで俺はこの映画に10点付けたいと思います。10点(2005-03-25 23:12:08)(良:1票)

11.  ソウ 犯人の心理状態は「セブン」、設定は「CUBE」、徐々に話が明らかになっていくのと人物の心理描写のチープさは「アイデンティティー」に似てる気がしました。終始その3本が頭ン中で浮かんでた。さて、内容ですが、最後に色んなストーリー設定が繋がって、良く出来てます。が、犯人の心理描写が薄っぺらなところが駄目でした。犯人が何であそこまで冷酷になれるのかを描いてもらったほうがコチラとしては面白いのです。「生に感謝しろ」なんて言われても、ストーリーと何の関係があんの?と思ってしまうのです。サスペンスとしての出来は良くて「良く出来てるなぁ」と感心させられるのですが、心に残る映画ではなかったです。[DVD(字幕)] 6点(2005-09-26 01:14:43)(良:1票)


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