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プロフィール |
コメント数 |
9 |
性別 |
女性 |
年齢 |
45歳 |
自己紹介 |
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1. 華氏451
《ネタバレ》 正直な感想を一言で言うならつまらなかった。
どうもフランス映画は苦手です。説明不足でよくわからないまま終わってしまう。
この作品は10年以上前に雑誌のインタビューでどなたかが好きな映画にあげていて、興味があり、最近BSでやっていたのでようやく見れました。
トリュフォー作品はいくつか見たいと思うものがありますが、フランス映画はなかなか手がのびず、今回が初です。
全体的な雰囲気は好きです。あまり未来感のない未来ですが70年代風のオシャレな感じ。
イギリスらしいちょっと暗い街の色味も世界観とあっていると思います。
ただ、好印象がもてるのはそういう映像のイメージだけで、ストーリーは私の読解力ではあまりにも難解・・・。
ラストで本を愛する人々は、本を守るためなら人の命を奪ってまで逃げた主人公をあたたかく歓迎します。そこらへんやってることがテロリスト的で引いてしまった。
また、焚書を避けるため本を暗記して、自ら焼いてしまうというのもなんだか本末転倒というか、それで本を守れていると言えるのだろうか?
本の大切さって挿絵やレタリングなどの装丁を目で見ることや、ページをめくる時のわくわく感も含めてだと思うんですが・・・。
物語が進むほど、本を必死で守ろうとしている側の方が狂気じみて怖く思えてしまいました。
そこらへんもしかして狙って?わざとそうなの?と思ってみなさんのレビューを読ませていただきましたが、そんなことはないようですね。
それと伏線なのかなんなのか、疑問が最後まで疑問のままだったのですが、奥さんが薬の中毒で倒れたとき血を入れ替える描写の意味がわからなかった。
消防署の上り下りするときのパイプが本を読みだすと使えなくなる道理もよくわからなかった。それが原因で署内の人にばれるのかと思っていたら特にそんな様子はなかったし。
同僚にいくつか見られて不都合なシーンを見られている描写があるけど、見られたという事実以外特になにも起こらなかったり。
とにかくラストまで腑に落ちなかったし途中で退屈を感じました。
ちょっと自分には合わない作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-03-30 19:32:15)(良:1票) 《改行有》
2. ラブソングができるまで
《ネタバレ》 ドリューバリモア目当てで録画して見ました。
正直ヒューグラントはあんまり好きじゃなかったんですが、冒頭20分ほどで過去のヒット曲を営業で歌うシーンがあり、その曲の古くさいメロディ、アレンジ、へんてこな腰ふりダンス、全てがツボにハマってしまいました。なにより、ヒューの甘い歌声にビックリして、思わず恋に落ちてしまったのです。
以来ここ1週間毎日見てます(笑)
歌は吹き替えかとも思ったのですが、ちゃんと本人が歌ってるみたいです。ただ、インタビューでは「コンピューター処理のおかげ」と語っておられたようです。
でも本当にお上手で驚きました。
オープニングの80年代全開のPV、遊園地の営業で歌う曲、テーマ曲のway back into love、コーラの曲たち、全て私好みでサントラもレンタルしてしまいました。
それから、ドリューのかわいさも十分楽しめました。
アレックスの歌うのやダンスゲームしてるのを見つめる目がいつも優しくて天使のよう。
なんといっても、アレックスに「犬のような不安そうな目をしてる」と言われたあと「ワン」と小さく言うシーンがすごくキュート!
ストーリーはお決まりの流れでありきたりだけど、ラブコメってそんなもの。むしろそれを楽しむものだと思うので心地よかったです。
ただ、上映時間が短めなので、もう少し二人の心の機微を丁寧に描いて、長くみてみたかったかなーということで評価は9にしました。
80年代の懐メロや、王道ラブソングが好きなら気に入ると思います。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-01-23 14:22:08)(良:1票) 《改行有》
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