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プロフィール
コメント数 15
性別 男性
年齢 42歳

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評価順1

1.  スタンド・バイ・ミー 《ネタバレ》 この映画は小学生のころ30回以上繰り返し見ていた。見ていたのは吹き替え版だったのだが、当時は初めから最後まで全員のせりふをそらで言えるんじゃないかってほど、何度も見た。今でもワンシーンくらいなら全部言えそうだ。とにかく大好きな映画で、僕が映画を好きになるきっかけにもなった作品。すべてのシーンが印象的だが、なんといっても最後に家路につくシーンがたまらない。その後彼ら4人は疎遠になっていき、学校でもあいさつをするくらいの仲になってしまい、大人になっても交流はなくなってしまったというエピソードが物悲しくもあるが、この作品全体からは「昔は良かった」的な、大人になった今を否定する冷たさではなく、逆に包み込まれるような暖かさを感じたのを覚えている。大人が子供時代を思い出す内容なのに、僕の周りは、大人になってしまってからこの映画を見た人は「微妙」という評価が多いのはなぜだろう。子供に見せた方がぴったりの映画なのかも。10点。10点(2004-09-04 07:38:27)(良:2票)

2.  クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 Kramer vs. Kramerという題名は、この映画が親権をめぐる男女の法廷劇だという先入観を与えてしまう。そのようにみるとこの映画は、子育てと仕事の両立を迫られる境遇に奮闘する夫が、子供をおいて出て行った妻に親権を奪われてしまうという、なんとも理不尽なストーリーのように思える。そうなると、最後にエレベーターの中で夫が妻にかけた「綺麗だよ」という言葉は、ただのお人よしの言葉にしか聞こえない。 しかし、この映画はどちらが親権を勝ち取ったかというようなことは問題としていない。この映画は、夫が夫として、また父親として成長していく物語であると思う。 仕事一辺倒の夫と暮らすなかで孤独を感じ、自分の好きなこともできずに子育てに疲れてしまっている妻の描写は、妻の友人との会話で垣間見えるものの、実際映像として出てこない。すると、まるで後半の法廷での妻の主張はただのわがままに見えてしまう。しかし、妻は夫が物語の中で経験するのと同じくらいの苦悩をすでに抱えていたのである。夫は仕事と子育てを両立に奮闘する中で、妻の苦悩に気付く。エレベーターの中での言葉は、夫婦が苦悩を共有できたからこそでてきた言葉だ。 また夫は子供との生活のなかで、父親としても成長していく。前半で「お母さんがいい!お母さんに会いたい!」と泣き叫んでいた子供が、公園で父親と離れ離れになってしまうことを聞いて涙流すのは、彼らの絆が以前にくらべ強くなっているからだ。 作品中に流れるテーマ曲はときに楽しげに、ときに悲しげに聞こえ、作品の雰囲気にとても合っていて印象深い。話の展開も、フレンチトーストを作るシーンだけでその間の苦労を描写してしまうなど、分かりやすく、ひとつひとつのシーンが心に残る。未だこの映画より好きな映画がないということで10点。10点(2004-06-12 09:57:03)(良:2票) 《改行有》

3.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 デレクの本当の戦いはこの映画の終わった後からなんじゃないでしょうか。刑務所のなかで、有色人種対白色人種という集団対集団の関係から、気のいい黒人と一対一の関係で話すうちに、自分の愚かさに気付くというエピソードは嫌いじゃない。でも話はそこからでしょ!デレクはまだ自分の冒した罪を償いきっていない。むしろ組織から脱退することで、問題から逃げているように見える。ラストで弟が撃たれることで、差別問題の一筋縄ではいかない感じを表したかったのだろうが、その問題を観客に丸投げしちゃってる。さぁどーしよーかねぇ、がんばってね、と言われた感じ。どうせなら刑務所の中で、今まで長い間かたくなに崩さなかった自分の考えを変えていくことの難しさとその葛藤をもっと掘り下げた方がよかったんじゃないかと思う。話してるうちに、「意外にいいやつじゃん」みたいな感じでさらっと考え改まっちゃうのも、どうなのよ?差別問題の問題提起だけの映画を作るのってもう古いんじゃない?先進もうよ。エドワード・ノートンの存在感を評価しても5点。ダニーはエドワード・ファーロングだったのね・・・・・。こいつもキャラが変わらんな・・・・。5点(2004-09-04 08:11:58)(良:1票)

4.  ショーシャンクの空に 以下は自分の周りだけの展開です。はじめてみたのは中学生のとき。映画といえばターミネーターだろみたいな友人(というか映画をそれほど見てるやつがいなかった)に囲まるなか、ただ一人こういう一見地味な映画に手を出す自分が好きだった。当時は誰も知らない名作を知っているような気がしていたのだが、いつの間にか誰もが知る名作になってしまった・・・。見た当時の評価は9点か10点だったと思う。しかし見直してみると、なんか文句をつけたくなってくる。大衆化するとけなしたくなる天邪鬼な僕。モーガン・フリーマン。いかりや長介に見えるのは気のせいか。いや、これは冗談だが、少年の頃から投獄され無教養に近いはずの彼が、いやに臭いせりふ回しをするのが気になった。さらに主人公の行動ははっきり言って理解し難い。でも文句つけてもやっぱいい作品だと思う。「ショーシャンクの空に」。いい題名だ。この映画は感動というより見終わった後、心がすっきりする。狭い刑務所での長い展開のあと、ひろーい砂浜で再開。思わずニコニコしてしまった。「佳作」これが一番ぴったりくる評価だと思いますが。7点(2004-10-24 15:16:26)(良:1票)

5.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 これって一応コメディ映画だったのですね・・・。ここで高評価のレビューを見てから借りてみたんですが、すっかり社会派一直線の映画だと思ってました。途中爆笑してしまい「あら・・・笑ってよかったのかな?」とひいてしまった。リアルといってもコメディタッチのリアルだから多少誇張されているけど、僕には気持ち悪いと切り捨てることはできず、自分にもある心の闇の部分を垣間見ることができ、それがストーリーとうまく絡み合っていたとは思います。でも、ラストは疑問。あれだけ好き勝手してきた親父が、「処女なの・・・」の一言で真人間に早代わり。その葛藤の薄さといったらないんじゃないでしょうか。自己表現のみを追求することの愚かしさに気付き、家族全員がこれから一生懸命に時間をかけて幸せを築いていこうやってときにバキューン・・・・・。彼は幸せ?一瞬だが最高の幸せって聞こえはいいけど、僕には幸せにはとても見えなかった。衝撃のラストなんて必要ないってば。5点。5点(2004-09-04 09:02:25)(良:1票)

6.  ファイト・クラブ 僕の中でこの監督はセブンで終わってるんです。セブン以降は映像の見せ方、展開の巧みさのみに特化されている気がします。登場人物は極端に抽象化された存在で人間味を感じないので、感情移入なんか無理で、メッセージ性は僕にとって無いに等しい。だから映像と展開のみ。また彼の映像には「深み」がない。映像として映ったもの以外なにも感じない。どこかのサイトでフィンチャーの映像ことを「見せて見せて見せまくる」と表現していたが、全部見せてるからそれ以上を感じない。ストーリから放たれようとしているメッセージは観念的なのに、映像は物質感たっぷり。この辺のアンバランスさがなんとなく嫌いな理由なのだろうか。同監督の「パニックルーム」を見るとメッセージも糞もなさそうなので、メッセージなんか後付けで考えなくても良いのかな。そうなると単に映像が肌に合わないだけか。というわけで6点。つまらないとは言いません。6点(2004-09-09 18:50:48)(良:1票)


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