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1. 何という行き方!
本人いたってその気はないのに異性にツキを呼ぶ女性。落語の「短命」を彷彿とさせる(?)。せっかく甲斐性のない男性を選んだのにねー。
二人のアツアツ新婚シーンを表現するのに「サイレント映画仕立て」「フランス映画モード」「ハリウッド映画調」「ミュージカル風」って、もう完全に遊んでるでしょ。
シャーリー・マクレーンのスタイルの良さ、ダンスの上手さ、華麗なファッション七の二乗変化にタメイキ・・・。[DVD(字幕)] 8点(2010-08-23 14:41:19)(良:1票) 《改行有》
2. オペラ座の怪人(2004)
《ネタバレ》 聴けば聴くほど酔いしれる音楽。ほとんど歌いっぱなしっていうのも「ジーザス・クライスト・スーパースター」ファンの私には違和感なし。原作では歌わないラウル君が映画では滅茶苦茶上手だった。クリスティーヌが二人の男性の間で揺れながらも怪人に強く惹かれてしまうのは、やはり怪人の煌めく音楽的才能、音楽でクリスティーヌに激しい愛を伝える表現力を彼が持っているからだと思います。ミュージカルだから仕方ないけど、男性二人とも歌が上手いと、「怪人の作った曲をクリスティーヌが完璧に歌い上げる、お互いにかけがえのない存在」という設定がやや弱く感じられてしまいますね。でも全体に豪華で煌びやかで大好きな映画!初めて愛を知った怪人が身を引く終わり方がちょっと寂しいのと、怪人の天才建築家としての側面があまり強調されていなかったので-1点。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-07-16 16:58:46)(良:1票) 《改行有》
3. キートンのカメラマン
キートン作品の中でも私はこれが特に好き。街角のお土産用カメラマンが
報道カメラマンに出世する話ですね(全然違う?)。
頼りなさそうなキートンの表情が母性本能くすぐりまくり。
「僕って駄目な男だよね」って無言でうつむくキートン、かわいい~。
プールの更衣室での着替えは何度見ても暑苦しい。でもキートンって華奢
だけど鍛えられた身体なのがよくわかります。かっこいい~。[DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 09:31:03)(良:1票) 《改行有》
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