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1. 深呼吸の必要
非常に優しい映画だった。やり方間違えればただのスポコンになってたところだが、
一人一人のキャラ説明を詳しくやりすぎないとこが成功だったかな。
ただ、引きの沖縄の風景を映す分にはシネスコの特性を生かせても、
香里奈と谷原が防波堤に座って語らう所や屋内での食事風景等の
いわゆる寄りの人間に焦点をあてるシーンでは、構図が定まらないというか
イマイチぐっとくる画が撮れてないように思えた。[DVD(邦画)] 7点(2006-05-29 18:46:46)(良:1票) 《改行有》
2. ロボコン
「まぶだち」「さよならみどりちゃん」と鑑賞したが、どちらからも感じるのは
ひたすら幼稚で青臭いヒューマニズム。しかもそれがメッセージ的すぎるきらいがある。
もちろんこの「ロボコン」にも同質なものはあるんだが、純粋に娯楽として受け入れられたのは
試合シーンの見事さに他ならないだろう。
なんでも準決勝と決勝は台本なし、試合3分間ワンカットのマルチカメラで撮影した
らしいが、現場の緊迫感をそのままスクリーン隔てたこちら側まで伝えられたのは
素晴らしい演出力だといえる。[DVD(邦画)] 7点(2006-06-02 08:21:19)(良:1票) 《改行有》
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