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年齢 62歳
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評価順1

1.  グラン・トリノ 前半「アウトロー」や、「ダーティ・ハリー」、「ハートブレイク・リッジ」といった彼の代表作を髣髴とさせるシーンがいくつもあった。いかにも彼らしいユーモアにも笑い転げた。 引退を表明したイーストウッドが、自ら演じてきた、血にまみれたヒーロー達に作ってやった花道、あるいは鎮魂歌のような映画。 大先輩のジョン・ウェインも最後の作品では似たようなことをやっていたっけ。 この作品に関してはもういい悪いの問題じゃないね。 でも、彼の姿がスクリーンから消えるのは寂しい。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-09-19 01:56:29)(良:2票) 《改行有》

2.  ALWAYS 三丁目の夕日 この映画がどうしてここまでウケているのか理解に苦しむ。 自分は昭和37年生まれなので、この映画の時代をリアルタイムで感じた世代より少し若いが、それを差し引いてもこの映画を見て何の懐かしさも感じない。 これが「男はつらいよ」シリーズあたりだと確かに時代の「空気」を感じ、見ているうちに胸が熱くなるような郷愁の思いを抱くのだが、この「三丁目の夕日」はどうも嘘臭いのだ。 「男は・・・」シリーズは実際にあの頃に近い時代に作った映画だから仕方ないと言われればそれまでだが。 CGは確かに良く出来ている。当時の風俗も「見た目」はうまく再現されているので、「昭和博物館」といった趣はあるが、単にそれだけ。さっきも言ったように「空気」が感じられないのだ。一所懸命に作ったのだろうが、あの時代を知らない世代が資料だけ集めて仕上げた映画のように見える。 さらに、ヒチコックを真似たカメラワーク(この映画においては逆効果だったと思う)といい、やたら臭いストーリーに至っては、押し付けがましさまで感じて、不愉快にさえなってくる。 「な、この映画いいだろ?あの時代ってこんなだったよな。いい時代だったと思うだろ?この映画に感動しなきゃ日本人じゃないよな?」的な。実際、あの時代そんないいことばかりじゃなかったはず。そのあたりあの時代ならではの「悲哀」がもっとうまく表現されていれば少しは感情移入できたかもしれない。キャラクターもまるで漫画。 とりあえずCGに対して1点献上。[DVD(邦画)] 1点(2008-11-19 20:17:18)(良:2票) 《改行有》

3.  大いなる西部 《ネタバレ》 この映画を最後に見たのは何年前になるだろう。ふと、グレゴリー・ペックが暴れ馬を乗りこなそうと悪戦苦闘するあのシーンが見たくなり、新宿HMVに足を運んだ。 この映画、既に何度か見ているが、今日改めて見直してみたところ、面白い、実に面白い。3時間近くの間、身を乗り出すようにしてスクリーンに見入ってしまった。 グレゴリー・ペック扮するジム・マッケイは、力と銃がすべてを決する開拓時代のアメリカ西部で、理性と知恵であらゆる困難に立ち向かっていく。そして、本当の男らしさ、勇気とは何かを、身を持って表していく。決して周りに見せ付けるようなことはしない(筋肉馬鹿のスタローンとは大違いだ)。 だからと言って彼は決して弱い男ではない。たくましい牧童頭から喧嘩を売られても大勢が見ている前で殴りあったりはしない。後でその男だけを呼び出し、1対1で勝負する。だが、女性が暴力を振るわれれば、その相手をその場でぶちのめす。西部劇だというのにヒーローが最初から最後まで丸腰というのはちょっと他の作品ではないのではないか。 周囲の多くの人間はそんな彼を「腰抜け」と呼ぶ。だが彼は意に介しない。黙々と自分のやり方を貫く。だから彼は映画の最後まで、多くの人間に取っては「腰抜け」のままだ。ごく少数の人間だけがそんな彼を理解しているのみ。 前回この映画を見た俺は何歳だったろう。あの時はこの作品をただ「西部劇」としてしか見ていなかった。だが、1958年という、この映画が作られた年代を考えれば、これは冷戦時代に向けた強烈なメッセージを含んでいる作品だったと、今なら分かる。そういった意味では実に画期的な西部劇だったのだ。 力と力の対決はいったい何をもたらすのか。そして秩序を作っていくものとは何か。そんなことを訴えかけていながら、決して娯楽性を失っていないところは名人芸と呼ぶしかない。 最近はこんな映画を作れる映画人がいなくなってしまったように思う。[DVD(字幕)] 10点(2008-02-10 23:44:47)(良:1票) 《改行有》

4.  やわらかい手 《ネタバレ》 家族愛の映画かと思ったら、自己発見の映画でした。 へんにセンチメンタルになっておらず、さわやかさを感じられるラストがいい。 もう還暦を過ぎた主人公は最初は孫のためと思いやむなく始めた風俗の仕事で、次第に自分を取り戻し、新しい人生まで見つけ出す。 それとともに、主人公を邪魔者扱いしていた嫁も主人公を理解し、心を開く。 やっぱり年取ったからと行って子供や孫べったりでしょぼくれちゃだめだね。 ・・・って、結婚もしていない俺が言うことじゃないけど。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-10 23:26:18)(笑:1票) 《改行有》

5.  おくりびと 予告編で見た広末涼子の奥さん振りが余りにステレオタイプ的(特に夫の新しい職業を知ったときの「汚らわしい!」の台詞)だったので、思い切り酷評してやろうと思って見ていたが、いい意味で裏をかかれた。 広末の役柄もステレオタイプ的であるが故に、ラスト近くの台詞「夫の仕事は、納棺師なんです」も生きてくる(少々単純な構図ではあるけれども)。 諸外国に比べて宗教色の比較的薄い日本人だからこそ作れた映画ではないだろうか。 その意味で、日本人は他の外国人に比べ、人の「死」を宗教というオブラートに包まずに、より深く受け止めているのではないかと認識を新たにした。 人間の死という事態に際して、変に精神的なシェルターに逃げ込まず、故人にまつわる自分の様々な思いをダイレクトに、愚直とも言える態度で全身で感じ取れるのが日本人ではないか。 日本人の良さを再発見した気分だ。 それとともに改めて感じたことがある。 人生において幸せをもたらしてくれるのは「友人」や「恋人」、「配偶者」や「子供」ではない。 他ならぬ「理解者」の存在こそが重要なのだ。 そして前述した人たちがすなわち自分の理解者となるとき、大きな「幸せ」を感じられるのではないだろうか。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-22 01:57:53)(良:1票) 《改行有》


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