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プロフィール |
コメント数 |
14 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
主にテレビで放映された映画を見ています。たまに新作も見ます。 |
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1. さよなら子供たち
《ネタバレ》 すばらしい映画ですこれは。特に話が盛り上がるでもなく淡々と少年の日常が進行していくんだけど、いろんな場面が心にずしっとくる。絵的には美しいし、(主役ちょう美少年、素人をスカウトしたそうです)でもさりげないし、二人の友情はあくまで美化されないし、現実はあくまで厳しく、少年の(監督の)自責の念は伝わってくる、ほんとバランス感覚がいいんですかね、ともかく見て良かったと思った映画でした。
ボネが神父様のところに行って、聖餅をもらおうとするんだけど、神父さまはちょっと迷うけどくれない、彼がユダヤ人だから、というシーンがあります。ある意味あのラストは、両親をなくし頼るべき人は神父さましかいないボネが聖餅=愛を求めにいったのに( ボネは敬虔なユダヤ教徒ですよね、あの行為は相当勇気のいることだったと思います)やっぱりあげられなかった神父への罰でもあるのかなあ、とか色々考えました。ユダヤ人問題ってかくも根深いんだなあって。
林を走って倒れ伏す少年が色っぽくて、子どもをこんな風に撮っていいのだろうかとどきどきしてしまいました。[地上波(字幕)] 10点(2009-07-19 17:56:21)(良:1票) 《改行有》
2. 顔(1999)
《ネタバレ》 面白かったー。久々に面白い映画見れて良かったです。藤山直美さん格好よすぎ。私もレイプされたらああ言いたい、とっとけ!って。トヨエツも無駄にかっこいいし、大楠さんもよかったですし佐藤浩市もいいし(あの約束のセリフは漫画ネタなのかな?あのシーンで不覚にも泣きました)岸部さんもよかった。
しかし一番すごいのはN○Kだ。何がって朝ドラのキャスト!わざとなの?知っててやったの?だとしたらこええよー。(すみません、大分昔の感想です)
ところで、冒頭に妹を殺した主人公が震災に会い、「うちのばちや、ばちがあたったんや~!」と叫ぶシーンがあるのですが、村上春樹の『神の子どもたちはみな踊る』と同じことを言っているんですよね~。偶然の一致?いえいえ、時代を背負う人々に往々にして起こりうる必然の一致でしょう。
最後のほうのお祭り中の踊る狐のお面を被った子どもの撮り方を見て、この監督は本物だと思いました。『闇の子供たち』をこの方が撮ったのはとてもよいことだったと思っています。[地上波(邦画)] 8点(2009-07-19 16:50:49)(良:1票) 《改行有》
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