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1. R100
《ネタバレ》 言いたいこと(書きたいこと)は沢山ある。
これでも、ちょっとは期待してたんだよ。ちょっとはね。
数分経過したところで、「今回もまたダメだな」と分かった。
それでも、要所要所で好きなところがあればいいなとも思った。
何がダメだって、致命的なのは、物語うんぬんじゃなくて
笑いの構図がなってないところ。それは、ネタフリとテンドンである。
松本人志自身が出演してる部分があるが、一度なら良かった。
特にあの掛け合いは、好きなところのひとつ。ただ、二度目が余計だった。
ああいった登場であるあらば、あと一度か二度のネタフリが必要だったと思う。
例えば、SMプレーするシーンを覗き見られるとか、帰り道に偶然出くわす、もしくは
一度目と同様、警察に相談に行く、そういうネタフリがなく、あのまま二度目のシーン
となると、笑いでいうところのフリが効いていない。具体例がこれであって
この映画は全般的にそう。豪華な(と一応書いておく)女王様達が、次々と出てくるが
それもフリが効いていない。しかも淡白な台詞の数々。「気持ちいいんだろ、これが良いんだろ」の一点張りで言葉責めにもなっていない。むしろ何の気なしにいる名のない女王様の方に僕は興奮したが。唾液の女王様も突如として現れて、あの様。あれも、何度か、フリをはさむべき。擦れ違い様にかけられるや歩行中に空から降ってくるなど。
それもないまま、あの様を見せつけられても、笑うどころか興奮するどころか唖然とするのみ。それどころか大抵の人は引いたと思われる。その後の展開は、特撮ヒーローものような強引な展開で、スピード感は確かに増したが、もはや蛇足でしかなかった。
ラストシーン。考えつく範囲内の答えだった。肩透かしでもなんでもない、ちょっとずれたくらいの答えだった。今作が一番、胸糞悪かったし、腹立ったし、空しかった。
そして切なかった。これでも、ちょっとは期待してたんだからね。
[映画館(邦画)] 0点(2013-10-11 16:27:30)(良:2票) 《改行有》
2. 崖の上のポニョ
《ネタバレ》 好きな歌手の新曲が
「曲や演奏はいいけど、歌詩が、ちょっと…」
それに近い感覚でした。
「ライブで聴いて好きなった、ギターソロは好きだけど」
のように、
時々は好きになる。
[DVD(邦画)] 6点(2010-01-11 14:48:12)(良:2票) 《改行有》
3. 秒速5センチメートル(2007)
1時間程で見終わる青春映画。
その余韻からは1時間では現実世界へとは帰っては来れない。
帰り道であの頃の恋心を見つけてしまったから。
[DVD(邦画)] 8点(2010-01-11 14:57:36)(良:1票) 《改行有》
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