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1. 悪人
《ネタバレ》 ラストで女の首を絞め、彼女を「悪人に連れまわされた可哀想な被害者」としてくれた男の優しさ。実母についても「悪人(息子)に金をせびられる可哀想な母」としてあげるために、わざと金を無心していたのだろう。家庭環境や岡田君の置き去りなどを考慮して、刑が軽くなり出所後は幸せに暮らして欲しいな・・・。捨てキャラひとりもナシの完成度の高い作品でしたが、NO.1は樹林さんかな。[地上波(邦画)] 9点(2011-11-08 12:11:09)(良:1票)
2. 勝手にふるえてろ
《ネタバレ》 ラストが唐突というレビューがありますが違うんだ。
あれは自己完結して生きてきたヨシカが、好きじゃない人を好きになれるか挑戦してやる!世の中に居場所を作ってやる!という開放的なラストなんですよ。ラブストーリーじゃなくて文学なんです。旧来型ではない、新しいハッピーエンドを提案したこの重要なラストシーン、原作ではたっぷり文字数を使ってきめ細やかな文章で表現されています。そこのラストの心境をきちんと描いていたら傑作になったはず。惜しい!でも好きです。[インターネット(邦画)] 8点(2019-06-07 16:09:10)(良:1票) 《改行有》
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