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1. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 未知なる映像体験をさせてもらった映画。しかし観て1番感じたのは俳優との重要性。最初宣伝を見た段階では映像重視っぽいし、先の展開を読めなくするためにも主演二人はハリウッドスターではなくやや知名度の低いくらいの俳優の方がいいのではないかと思っていたが間違いだった。サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの確かな演技力がこの作品の格を二段も三段も押し上げている。特にクルーニーは映画の大半が顔がよく見えない宇宙服姿でもスターの風格が漂っていた。死に瀕した状況でもジョークを飛ばしながら冷静沈着に行動するベテラン飛行士マット・コワルスキー。暗い過去を持ちながら、マットの最期の言葉通り生き抜こうとするライアン・ストーン博士。この二人が素晴らしいキャラクターだったからこそ、そんな彼らを取り巻く宇宙の恐怖がより伝わって来たし、最期の大地を踏みしめるシーンもあれだけ感動的になったと思う。
これは素晴らしい脚本とキャストと演出でできた紛れもない一級品の「映画」である。[映画館(字幕)] 10点(2013-12-25 00:34:03)(良:1票) 《改行有》
2. ウエスタン
《ネタバレ》 オッサン三人を延々映すオープニングからして最高。そして汽車の線路を挟んでハーモニカとその三人の対決の構図のカッコ良さ!まさに名画。ラストの決闘シーンも圧巻。ハーモニカの兄が何をしてあんな目にあったのか知りたいです。[インターネット(字幕)] 10点(2013-12-20 16:14:11)(良:1票)
3. シュガー・ラッシュ
伏線の貼られた見事な脚本と迫力満点の映像で、エンターテイメントとしての完成度は2013年トップクラスだと思います。ただラルフの仲間たちが何十年も同じゲームの登場人物をやっているのに彼の重要性に気づいてないのはあまりに不自然かなとも思いました。またBコンなどのゲーム用語がちょいちょい分からなくて寂しい気持ちになりましたね笑。逆に1番評価したいのはエンドロール。本作とゲームの魅力を存分に伝えてくれる物で、途轍もないセンスを感じました。[映画館(吹替)] 8点(2014-01-06 02:00:40)(良:1票)
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