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プロフィール
コメント数 2268
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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41.  アンブレイカブル 《ネタバレ》  『握手をするときがきたようだ。』が、まさかの真相につながっていくとは…!このオチのためだけにあるような映画です。ミスター・ガラス。まさかのサイコ・パス!  デヴィッド・ダンは不死身。デヴィッド・ダンは力持ち。デヴィッド・ダンはエスパー。  これだけの力を持ちながら、なかなか行動に移そうとしない姿にはもやもや。  イライジャとの出会いにより、遂に自ら殺人鬼と対峙する。  まあ、見所がこことオチしかない割には、結構飽きずに見られた気がします。  ベンチ・プレスのあたりがやや冗長かもしれないですねー。最初は落とすんじゃないかと思って独特の緊張感だったのに、あまりにひっぱるもんだから途中で飽きちゃった・・・・。もう少し短い尺でスパッと驚かせてくれたらいいのになー。  ああ、もう一つ見所がありました。息子が銃をつきつけるシーン。そして息子にそっと新聞を差し出し、『シー』っとジェスチャーで伝えるシーン。息子との交流全部まとめて、名シーンと言えるでしょう。  ただ、『なぜ息子は父親に無敵のヒーロー像を求めるのか』という動機付けは弱かったように思います。  夫婦仲が次第に修復していくケースというのも、ある意味珍しいかもしれません。  割と緊迫感のあるサスペンス調の映画。箸休め的な夫婦イベントや家族イベント。それが適度な匙加減。メリハリが利いてて良かったです。  つっこみどころは多いかな。  病気になったことがないのは自分が一番よくわかっているだろーに、奥さんや職場の人に尋ねるのはわざとらしすぎ。  それに病気になったことがないのに、なぜその症状を知っているのか。  うん、もう少しヒーローとして覚醒してからの活躍を見てみたかった気持ちは否めないです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-08-16 01:43:19)《改行有》

42.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》  つかみが100点。オープニングからぐいぐい惹きこまれます。  最初はよくあるなりすまし系のサスペンスなのかと思っていたのですが、リズ(妻)と自分でない男のツーショット写真が出てきたあたりで、実はすべてリーアム・ニーソンの妄想なのかと思ってみたり。『これはちょっと先が読めないぜ…!』と映画にのめり込んじゃいます。  マーティン・ハリスが頼みの綱にしていたロドニー・コールもなんやら危ないやつだし。そのロドニー・コールにもう一人の現地の協力者ユルゲンが殺されてしまうし・・・。この辺までは8点~9点くらいの、もうかなりよくできたサスペンスです。  ただ、正直申し上げて、真相がわかり始めてからオチに至るまでの盛りあがりが弱い。これぞ典型的な尻すぼみ映画。  そんななか終盤のお気に入りシーンは、プラスチック爆弾の解除が間に合わずにリズが爆死してしまうシーン。ここで間に合わせないのはちょっと好きな演出です。珍しいパターンだし、ちょっと笑っちゃいました。  殺し屋グループのみなさまも、個性があって良い味出していました。  ただそれぞれの最期はあっけない。ロドニー・コールの最期なんて、本当にあれで良いのだろうか。素人のジーナに瞬く間に二人もやられているんですけど・・・。  それにしても『リーアム・ニーソンが普通のおっちゃんやってる!なんか新鮮!』って思っていましたが、その正体はやはり凄腕の暗殺者。ですよねー!でも一流の殺し屋が空港に忘れ物してんぢゃねーよ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-07-24 21:17:15)《改行有》

43.  アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの 《ネタバレ》  前作よりはるかにパワーアップした3作目。2作目よりかはもちろん面白いわけですが、1作目と比べてもまた違うテイストの面白さが感じられます。  1作目がストーリー重視なら、こちらはスピード感のあるアクション重視のエンターテイメント。  今作では恐竜がたくさん出てきます。地下に恐竜ワールドが広がっていて、そこを冒険するわけです。『地下なのになんでこんなに明るいねん』とか思わないでもないですが、とりあえずその辺の適当さは無視します。  目的はシドの救出。ただそれだけ。そのシンプルさがアニメを、映画を面白くします。  目的がシンプルであれば、あとは道中待ち受ける苦難、障害をどう乗り越えていくか。それだけを純粋に楽しめるわけです。シンプルイズベストとはこーゆー映画のためにある言葉です。  さて、劇中いろんな恐竜、巨大昆虫、巨大食虫植物が出てきます。嬉しい。サービス精神にあふれています。  1つ気になったのは、草食恐竜が凶暴すぎること。地下世界一発目で襲い掛かってくるアンキロサウルス。なんでやねん、と。その直後に登場するブロントサウルスみたいなのはおっとりした感じで描かれていることから、もしかしてアンキロサウルスを草食恐竜だと知らなかったとか?それって映画作品の作り手としてどーなの?って思っちゃいました。  恐ろしい肉食恐竜もいれば、愛すべき恐竜もいる。その両方を描くことでメリハリが出て魅力ある恐竜ワールドを堪能できると思うんですけどね。  でも気になるのはそれぐらい。  巨大食虫植物の脅威。巨大肉食獣とのバトル。翼竜とのチェイスなど見所満載。  ストーリーが弱くても面白いアニメーション映画は作れちゃうものなんですね。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2022-05-15 16:41:53)《改行有》

44.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》  好きです。こーゆーの。  『自分には隠れた力がある。本当の力を隠し、学園生活を送っている。自分と同じくらい強い仲間もいる。』  遠い昔、小学生や中学生の頃はこーゆー妄想してたなー。こんなあからさまな厨二病的発想を堂々と映像化してくれるだけでも嬉しい。  前半は学園ドラマとして楽しめます。あちらのお国の学園ドラマはいつも同じノリ。必ずいじめっこといじめられっこがいて、主人公はいじめられっ子の側に立つ正義の味方。そこで必ずひと悶着。安定のエンターテイメント。私はこーゆー『毎度おなじみ』なノリが好きです。  そして遂に敵に発見されてしまう主人公。ナンバー6とも合流して二人で大暴れ。さんざん出し惜しみしていたスーパーパワーもここぞとばかりに使いまくっちゃうもんねー。そして地球人の彼女や友人に良いとこ見せちゃる。そうそう、オーディエンスがいたほうが絶対盛り上がります。わかってますねー。  こちらでの平均点が低かったので、バトルも映画そのものもあまり期待していなかったのですが、バトルもめちゃめちゃ良いじゃないですか。スピード感、テンポ、ビジュアルのかっこよさ、個人的に大満足。ちゃんと超能力バトルしてくれている。これ大事。やたらめったら凝った説明とかいらんのです。これで良いんです。  犬もただの犬ではないと思っていましたが、まさか味方だったとは。嬉しいサプライズ。  でも愛犬の安否を確認せずに立ち去ろうとしましたね。それは薄情すぎじゃありませんか。愛犬、結局救出されないまま自力で帰ってきてるし。そんな薄情な主人公食べちゃえよ。  それからついでに苦言をもうひとつ。  個人的に今の時代続編ありきで映画製作すること自体は文句ありません。映画内で、いったん完結しないのはダメだと思いますけどね。この映画はちゃんとこのエピソードを完結させているので問題なしです。  問題は別のところにあります。さも『続編がありますよー。ナンバー5や7,8、9というあと4人仲間がいますよー。』って期待させといて、続編がないのは『おいっ!』って感じです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-27 02:55:03)《改行有》

45.  アイス・エイジ 《ネタバレ》  最近『マダガスカル』を見ました。これも同じタイプの映画だと思っていました。  ですが中身は似て非なるものでした。  まずストーリーがしっかりしています。キャラ付けも良い。目的も単純明快ではっきりしています。  肉食。草食。そして人間。本来相容れない者同士の交流っていうのは鉄板。こーゆーシチュエーション好きです。  狩るものと狩られるもの。当然最初はお互いに警戒しあいます。命がかかっているから当たり前。でも一緒に旅をするうちに少しずつ種族の垣根を超えた友情みたいなものが生まれてくる。何百回何千回と語られてきたであろう使い古されたプロットですが色褪せない。こーゆーのが好きです。すごく良い。  正直観る前まではもっとおちゃらけた映画を予想していました。いや、確かにそーゆーシーンもたくさんあります。鳥たちとスイカを奪い合うシーンなんてその最たるもの。ですが映画そのものはコメディ調である一方、シビアな状況も描いています。  だから見ていて飽きません。子供が楽しめるようなアニメーションですが、ストーリーやキャラクターは大人の鑑賞にも堪えうるものです。  終わり方も良かったです。サーベルタイガーのディエゴが遠くから子供をあやすシーン、マニーがあれだけ嫌っていたシドを背中に乗せてあげるシーン。心温まる終わり方で凄く後味が良いです。  [ブルーレイ(吹替)] 7点(2022-04-23 07:36:16)《改行有》

46.  あなたの旅立ち、綴ります 《ネタバレ》  『ジュリエットからの手紙』ですっかり好きになってしまったアマンダ・セイフライド目的で見ました。  どんな映画かまったく知らなかったのですが、お堅すぎず、笑いありドラマありの面白い作品です。  個人的にあまり真面目過ぎる映画は苦手。でも今作はハリエットとアンの会話が面白く終始飽きずに見られました。  テンポも軽快。『良い一日ではなく意味のある一日を』のようにぐっとくる台詞が時折出てくるのも良い。  ストーリーも目的がはっきりしていてわかりやすい。所謂エンディングノート作成みたいな物語。性格の悪い元社長が、人生の終わりを目前にして自分の死後を考え出し、凄く良い訃報を書くライターに自分の事を良く書いてもらおうと依頼する。ところが元社長の知人、友人、家族まで、話を聞いても出てくるのは悪口ばかり。  ただこの元社長のハリエット、確かに性格はきつめだし、傲慢なところはありますが、そんなに嫌な人物でもないんですよね。特にブレンダも加わり3人で行動を共にするようになってからはとても魅力的な人物に描かれています。とゆーか、少なくとも私の目にはそう映りました。DJやってるときなんか最高にかっこいいです。  私自身は自分が死んだ後のことなんかどーでも良いので、正直このテーマに心惹かれるものはありません。  そんな私が見ても素直に面白いと思える。見る人を選ばない、万人受けする作品じゃないでしょーか。[DVD(字幕)] 7点(2022-03-13 16:16:19)《改行有》

47.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2 《ネタバレ》  前作よりグロと過激さが増した復讐サスペンス第2弾。  主演の女優が前作よりかはかわいい。これ大事。  被害者から加害者へ。その変貌を遂げるプロセスが見所のひとつ。前作に比べると丁寧にその過程が描かれています。ただしそのぶん尺が長くなってしまい、途中でだれる部分がないわけでもないですが、許容範囲。  助かったと思いきや、だまされて再び監禁場所へ。そのときの絶望が凄い。  そして大男出現。ヒロインを更に拷問。それだけでは終わらず、イヴァンから殴打の嵐。  挙句、箱につめられ、埋められ、こんなん引田天功でもない限り絶対脱出不可能じゃん、と思っていたらまさかの生還。  そして地下サバイバル。復活。逆襲。完璧な流れです。  序盤で、ヒロインに密かな恋心を抱いていそうな男性が助けに来たのに、その直後に刺殺されちゃう。  主人公を疑う刑事から救い出してくれた親切な女性が、まさかのレイプファミリーの一員。  この上げて落とすっていうのが単純ながらも効果てきめんで、緩急のついたストーリー展開が巧みです。  前作同様、復讐の際のヒロインの台詞がスカッとします。  大変陰惨な映画であることは間違いありません。ですが『ファ○ーゲーム』や『○イオレンス・○イク』みたいな終始救いようの無い映画よりかは余程健全だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2021-04-09 02:13:45)《改行有》

48.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 《ネタバレ》  ホラーというよりサスペンス。  そして甘美なカタルシスを得られる復讐もの。  まあつっこみどころはいろいろあります。  山奥、すっぱだかで川に転落。1ヶ月もどーやって生き延びたのか。衣類はどーやって調達したのか。細かい説明は一切無し。ある意味気持ちが良いほど開き直っています。そもそもこんな山奥女一人で宿泊先に鍵もかけないってどーゆー防犯意識なんでしょう。  で、見所はやはり後半。  過激な映像ばかりに目がいきがちですが、台詞の応酬が結構面白い。  主人公が男達から言われた暴言の数々をそっくりそのまま引用するのが爽快。  『もうやめてくれ』と懇願されたら『私もそう言ったわ』と冷たく言い放つ。  『娘に罪はないだろう』と言われたら『私もよ』と言い返す。  主人公の言い分はすべて正論。男達に言い逃れる術はなし。そして振り下ろされる正義の鉄槌。  ちょっともったいなかったのは、男達が互いの末路を見届けられなかったこと。  拷問を受け、苦しみながら死んでいく仲間を見て、次は自分の番かと恐れおののく。自分がやってしまったことを心の底から後悔する男たちが涙を流しながら命乞いをするシーンでもあれば、より良かったかもしれないです。  結構厳しめの評価がつけられているようですが、これはリメイクものの運命。  私はオリジナル版が未見なので、純粋にこの映画単体で楽しむことができました。[DVD(字幕)] 7点(2021-04-02 12:14:34)《改行有》

49.  アジョシ 《ネタバレ》  韓国版レオンのような映画。  こーゆーシチュエーションぐっときます。  ありきたりだけど、世捨て人のような主人公が実は昔特殊部隊のトップだったみたいな設定大好きです。子供心をくすぐられます。私にとってこーゆー映画はヒーロー映画と同じです。  とは言え、内容は麻薬密売に臓器売買、それに少年少女を巻き込んでいるわけですから、暗く陰惨。人間の負の部分をこれでもかってくらい描ききっています。  主人公が愛する妻と、そのお腹に宿したまだ見ぬわが子を殺されるという過去を背負っているのがまた辛い。  少女も結局は母親を殺され、おそらくテシクはしばらく刑務所から帰ってこられないだろうから天涯孤独。  決してハッピーエンドとは言い難い結末ですが、少女が無事だったのは不幸中の幸い。  韓国映画はストーリーやディテールが雑なイメージがあったのですが、とても丁寧に作られていて大変見応えのある映画でした。  特にアクションはスピード感に加え韓国映画特有の痛さも表現されていて、一見の価値アリです。[DVD(吹替)] 7点(2021-03-28 15:48:03)(良:1票) 《改行有》

50.  アリス・クリードの失踪 《ネタバレ》  全編誘拐犯のみが映し出される異色のサスペンス。正直たった3人の出演者でよく頑張っているなーと思います。  ですがそれだけで100分もたせるのは至難の業。  この作品はよくできているほう。なにしろ最期まで緊張感が途切れない。誰が怖いとかじゃないんです。このシチュエーションがなんか怖いんです。常に一触即発の状況に、ずっとドキドキしっぱなしなんです。  ただそれもいずれ限界がきます。なにせ人間、どんな状況でも順応しちゃう。見ている側もちょっとこの状況に慣れてきちゃう。さらには、途中からさすがにアリスの両親の存在も警察の存在もだんだん感じ取れなくなってきて。もしかしたらヴィックの狂言なんじゃ?と疑ってしまったくらいです。  3人の出演者だけ。それがこの映画のミソなんでしょうけど、個人的にはアリスの両親や警察の姿を少しくらい出しても良かったんじゃないかなと思います。  終わり方はこのうえなく良かったですね。  最も絶望的だったアリスが、自由も財産も手に入れる。これがアリス・クリードの失踪の真実。  ダニーは一人勝ちだと思われたのに、車中で人知れず失血死。その切ない最期がなんかすごい良かったです。[DVD(字幕)] 7点(2020-07-07 03:12:38)(良:1票) 《改行有》

51.  アントマン&ワスプ 《ネタバレ》  おお、ステイ・ホーム。序盤は、最近ニュースで見た『おうちでディズニー』を思い出します。  さてさて、序盤から期待させてくれるアントマン。『アイアンマン』『スパイダーマン』そしてこの『アントマン』は、他のヒーローたちに比べるとユーモア指数が高いので妻もお気に入り。スコット・ラングのキャラもさることながら、ルイスのキャラが今作でも光っています。  ルイスのアテレコはもはやシリーズのお約束。今回のは特に面白かったです。プラス自白剤。これから拷問を受けるかもしれないってのに、自白剤に目をキラキラさせるルイス。裏社会の人間も、ルイスにかかるとただのコメディ要員になっちゃいます。  ヒーローものとしては、『強大な敵の不在』『アントマンのスーツの不具合』などの理由により、いまひとつな印象を受けます。ゴースト=エイヴァは倒すべき相手ではなく、救うべき相手ですしね。  それでも前作同様、大きくなったり小さくなったりのスピード感あるバトルは健在なので、概ね満足。ホープの母親も救い出し、エイヴァも助かる。スコットはホープとヨリを戻し、みんな仲良くハッピーエンド。めでたしめでたし。この後味の良さこそアントマン。かと思いきや、エンドロール中にとんでもないことが。ああ、だからアントマンはあの戦いに参加していなかったのね。身内のことで忙しかったから。なるほどー。って、あんなところに取り残されて、アントマンどーなんのー。早くエンドゲームを見なければ!え?その前にキャプテン・マーベルを見ないといけないって?まじかー。こーゆー段取りがこのシリーズの長所であり短所だよなー。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-06-08 04:07:51)《改行有》

52.  アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》  優しさと可笑しさに包まれた映画。ただ優しすぎて、タイムトラベル設定がなければ、何も見所がないかもしれません。  当初の予想とは違い、思っていたより長い年月の作品。エピソードが多くて、ちょっと散漫になっちゃったかな。個人的にはラブコメ1本で見せてくれたほうが気分が乗れます。もちろん、この映画が面白い作品であることは間違いありません。  やたらとひねった設定にされがちなタイムトラベルもの。オチも悲恋だったり切ないものが多い気がします。そんななか、ある意味革命的なこの作品。ひねりなし。深い考証もなし。  ルール①『タイムトラベルは過去に戻れるだけ。未来には行けない。』  ルール②『過去に戻って過去を改変したのち、過去に戻る前の現在の時間のところには帰ってこれる。』  ルール③『子供が生まれてから過去に戻っちゃうと子供が別人になってしまう。』  ルール④『手をつなぐと自分以外の人を過去に連れて行くこともできる。』  わかりやすい。そしてこの超便利な能力でやることが、父親は読書で、息子は彼女ゲット、なんとも平和なお話。  ただねえ、その彼女がレイチェル・マクアダムスだからたまらないですね。この女優さん大好きです。  失敗したらタイムトラベル。小さな修正繰り返し、ちょっとだけ良い未来にしていって、最後はメアリーを見事ゲット。メアリー、あなた騙されてますよー、って教えてあげたい。でもこの恋愛パートは凄く面白くて見入っちゃいました。  後半は、もしかすると今までの幸せが全部なくなっちゃうような嫌などんでん返しにびびりながら鑑賞。妹のくだりや父親のガンは特にドキドキしましたが、主人公が家族のために自己犠牲も厭わないような高尚な人物ではなく、奥さんと子供を優先する凡人で本当に良かった。  ルール③で子供をとるか父親をとるかの2拓を迫られるシーンで、最後に父親に会いに行くシーンは感動。  ただ、過去に戻って父親と会った後、その父親と一緒に更に過去に戻るシーンはちょっとやりすぎな気も・・・。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-05-12 13:17:59)(良:1票) 《改行有》

53.  アイズ(2008) 《ネタバレ》  オリジナル見ています。オリジナルは、かなりはまりました。満点つけたと思います。ホラー映画の傑作です。  こちらのリメイク版も好きです。よく出来ています。オリジナルの雰囲気も出せていたのではないでしょうか。  ドラマパートよりホラーに力を入れているイメージがあります。その分、私はこのリメイク版のほうが怖かったわけですが、ドラマパートはオリジナルに軍配が上がりそうです。  特にアリシアとのエピソード。オリジナルでは子供との別れで泣いた記憶があるくらい感動しましたが、こちらではあっさり。  『アリシアとの別れを悲しむ』⇒『写真を見ながら、アリシアとの思い出を懐かしむ』⇒『写真を見ながら、笑顔でコレは誰?』  この演出がリメイク版ではいまいちなんです。特に、写真を見るときに最初から怪訝そうな表情をしていてはだめなんです。わかってないなー。この辺りのドラマパートの演出が随分大味でありきたりなものになってしまったのがもったいない。  ですので、これはもう普通のホラー映画。とにかく怖がらせてきます。カフェでのおばさん霊も怖かったのですが、一番怖かったのはエレベーター。密室で一人のところにあの霊はやばいっしょ。好きなエピソードは火事になった中華料理屋。かなり好きです。  ちょっと怖すぎるシーンもありましたが、ホラー映画として十分満足できる内容でした。[DVD(字幕)] 7点(2020-04-11 14:13:49)《改行有》

54.  悪魔の棲む森(2008) 《ネタバレ》  あまり予算はかかっていなさそうですが、かなりよくできたスパニッシュホラーです。  主人公のサンティ、その同級生の女の子、ともになかなかのイケメン、美少女です。これ、大事。フードにグラサンのサンティはもはやバンバイアの血族かと思えるほどのビジュアル。でも中身は結構ヘタレなので、そのギャップに親近感が湧きます。  この作品は、極端なひねりはなく、妄想系でもありません。至極真っ当なホラーと言えるでしょう。  正統派ホラーとしての完成度は非常に高いです。恐怖演出も王道。  サンティがソファで眠ってしまったときに、女の子が家の中に入ってきちゃうシーンはまじで怖いです。  更には少しばかりのミステリー要素が、この作品にコクと深みを与えています。  女の子は確かに恐怖の存在。でもそれとは別に悪い奴がいるんだな、これが。こいつは怖くはないけれど、また別の緊張感を生み出しています。  正直女の子がサンティを助けたのはさっぱり意味がわからんですが、この悪いやつのおかげでクライマックスのオチは爽快ですらあります。  ですがこーゆーオチにするのであれば、エンディングの少女の恐怖演出はもはや蛇足。そこは『母親、サンティ、女の子、3人で仲良く暮らしましたとさ・・・』みたいな余韻の残る終わり方にしたほうが、寓話的で良かったと思います。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-27 14:16:19)《改行有》

55.  悪魔の毒々パーティー 《ネタバレ》  タイトルからしてB級感満載。きっとオバカゾンビ映画だろうとタカをくくって見たのですが・・・。いや、オバカ映画には違いないんですが、なにやら真面目にバカやってみました、みたいな丁寧な作り。ちょっと感心しちゃいました。  まずこの作品、ゾンビ映画にはぜひほしい『サバイバル感』が感じられます。登場人物たちは生き残るために最善を尽くします。ちゃんと逃げるしちゃんと闘う。これって結構大事。  その一方で、『車を運転するゾンビ』『ロックにうっとりしちゃうゾンビ』など、バカゾンビ映画ならではのユニークな演出もちゃんとある。  このバランス感覚、いい塩梅です。気楽に見られるゾンビ映画としてなかなかの掘り出し物ではないでしょうか。  グウェンとスティーヴンの結末は意外でした。まさかこんな結果になろうとは・・・。ゾンビになってはじめて好きな人と結ばれるなんてなかなかの悲恋じゃないですかー。2人でキスしあってんのと見せかけて、食べあっている。作り手のセンスの良さを感じます。  グウェンたちや不良君みたいに、メインっぽい人が死んでいくなか、明らかにモブキャラのみなさんが結構生き残っちゃうのもなんか新鮮。直球と変化球をたくみに使い分けるなかなかのゾンビムービー。エンターテイメント性が高く、これはちょっとB級、イロモノとバカに出来ない出来栄えですねぇ。作り手のゾンビ愛を感じる作品。ごちそうさまでした。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-22 14:28:27)《改行有》

56.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》  前作に引き続き、こちらでの評価があまり高くなかったので過剰な期待はせずに鑑賞。  プロローグの両親の最期。緊迫したサスペンス。およそスパイダーマンらしくない雰囲気。ちょっと期待が膨らみ始めます。そしてオープニングの『ニトロ強盗アレクセイVSスパイダーマン』でこれは前作より面白いと確信。爽快なアクション。迫力ある映像。ザッツエンターテイメント。幸先良いスタートに胸躍ります。  で、本題に入ると次第にテンションは緩やかな下降線を描きます。  まずはグウェンとの別れ。いやいや。そりゃ父親との約束はあるけれど。でもそれは前作でふっきったわけですから。こちらに持ち越すのはよしましょうや。  助けてあげた黒人設計士マックス。熱烈なスパイダーマンのファン。そんな彼がスパイダーマンに憎悪の念を燃やす。う~ん。  親友のハリー。昔を懐かしみながら、再び親交を深める二人。そんな彼が、スパイダーマンに憎悪の念を燃やす。う~ん。  どれをとっても暗いなー。もとがみんな悪い人じゃないだけに、誰が勝ってもすかっとしません。なぜこんな暗い話に・・・。まあ、いいか。せめてグウェンとハッピーエンド迎えてくれたら・・・。ってグウェン死んじゃったよ!しかも親友ハリーの手にかかって死んじゃったよ!  ハリーはブタ箱にぶち込まれた挙句、完全な悪の組織のボスに。立派になっちゃってまあ。  もっとカラっとした明るいエンターテイメント希望です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-13 14:11:36)《改行有》

57.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》  『ちょっとイケメンすぎるなー』とか、『ベンおじさんの死がなんか軽いなー』とか、『糸は機械で出すんかい』とか、妻と一緒に文句ばかり言っていたんです。最初は。  でも中盤あたりからぐっと面白くなってきまして。コナーズ博士が変身しちゃうあたりかな。来た来たーって感じで。ちょっとだけホラー色あってかなり好みのテイストです。  前半はかなりオリジナルに近いストーリー。だからどうしてもオリジナルと比較しちゃいます。  オリジナルでは『少しずつスパイダーマンになっていく過程』が面白くて、終始ワクワクしていた記憶があります。それに対し本作は『設定』や『陰謀』の雑味が強くて、肝心のスパイダーマンへの道のりが随分あっさり描かれたように感じます。そのためでしょうか、前半は物足りなさを感じてしまい乗り切れません。  リザードが暴れだしてからは、全く新しいスパイダーマンの物語として純粋に楽しめます。そしてその躍動感あふれるスピーディなアクションは本家にひけを取らない出来栄えで、そのスピード感に酔いしれるのです。  マーベルシリーズではスパイダーマンシリーズがやっぱ一番好きかもしれない。ただアベンジャーシリーズをまだ全部見ていないので、今後どうなるかはわかりませんが。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-12 23:53:57)《改行有》

58.  アウェイク(2007) 《ネタバレ》  『術中覚醒』。手術中に麻酔が切れちゃったってまじで怖いです。正確には、麻酔が体には効いているので、体の自由が効かない金縛り状態。だから、触覚や痛覚、そして意識は切れていないにも関わらず、そのことを伝えることすらできない。ご、拷問じゃないですか。こんな状態で体開かれたらショック死しそうですけど・・・。  クレイトンの慌て方が尋常じゃないので、それも恐怖を煽ります。手術開始前に、『冷たい』『臭い』みたいな感覚が残っているのを示唆するシーンがえぐいです。  ただ、映画そのものはグロ系でもなければ医療スリラーでもない、ただの犯罪ミステリーでした。  信頼していた親友と婚約者が全員自分を裏切って、しかも自分の命を狙っていたっていう救いようの無いお話。一番視聴者から反感をもたれそうな母親が、実際のところ最大の味方であったというのもある意味どんでん返し。先入観を利用したミステリーサスペンス。いいようにだまされちゃいましたね・・・。  プロローグでクレイトンが死んじゃうようなことを独白していたので、最悪のバッドエンドも覚悟していたのですが、クレイトンだけでも助かってよかったです。でも彼の今後を思うと・・・。自分にとって大切だった母親、親友、婚約者が、目覚めたときには全員いないわけですから、なかなか辛いもんがありますね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-01-12 00:50:40)《改行有》

59.  アイアンマン2 《ネタバレ》  『1』と同じくらい好き。ラストバトルだけでいけば前作よりちょっとだけ好きです。  アイアンマンとウォーマシンのタッグがめいいっぱい闘ってくれるシーンが楽しい。ドローンたちもやられ役としてちょうど良い。ウィップラッシュはクールなボスキャラとして合格点。まだ『2』ですから。『強すぎない』というのが大事。特にモナコでの登場シーンは最高。ワクワクさせられます。  スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウも最高にかっこいい。良いですね。こうやってちょっとずつキャラが増えていき、その世界が少しずつ広がっていくのがシリーズものの醍醐味。普段は黒子に徹しながら、いざというときだけ本領を発揮するブラック・ウィドウ。こーゆーキャラが特に好きです。  ストーリーをジャマしないコメディが◎。監督が必死に一人倒している間に、警備員全員が倒されちゃうシーン。世紀の大発明、芸術作品ですらある『別れた妻』。この辺りは完全につぼ。  今作ではアイアンマンのヴァージョンアップも見られます。手から出るレーザーでドローンたちを一刀両断。あつい。  ヴァージョンアップまでのプロセスも良いですね。父親のメッセージっていうのが泣かせます。模型がヒントになるっていうマンガ的発想が楽しい。  マンガと言えば、ウィップラッシュはグフ、ウォーマシンはガンキャノン、ドローンたちはその他ザコMSを連想しちゃったのは僕だけですか?[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-11-30 11:45:09)(良:1票) 《改行有》

60.  アイアンマン 《ネタバレ》  いよいよアベンジャーズシリーズ初体験。記念すべき一作目。わくわくします。  で、アイアンマン、期待通りのクオリティ。初めて『スパイダーマン』を見たときにも感じたことですが、『ヒーローが出来上がるまで』って、なぜこうもわくわくするのでしょうか。  テロリスト達に拉致されて、絶体絶命の状況。なのに、そんな絶望的な状況の中秘密裏に行われるアイアンマンの原型作りに胸躍ります。  そして脱出。こーゆー過酷で八方塞がりなシチュエーションを、圧倒的なパワーで粉砕する。最高に爽快です。アイアンマン作成を手伝ってくれた恩人が犠牲になっちゃう悲しいシーンでもありますが、これはスタークが正義に目覚めるうえで、必要なプロセスだったのでしょう。  そしてそして。遂に完成版アイアンマン登場。その作成過程が最高に面白い。コメディタッチの演出が多くてとにかく楽しい。出力が強すぎて、スタークが吹っ飛ばされるのが面白すぎ。秘書やお手伝いロボットたちとのやりとりも楽しい。  個人的に一番の見所は、アイアンマンの初陣シーン。紛争地帯でのテロリスト殲滅、兵器破壊の名シーン。これぞヒーロームービー。こーゆーのが見たいのです。子供の父親が撃たれそうになるシーンで、妻と一緒に呼んでいました。『助けてー、アーイアーンマーン』期待通り颯爽と登場するアイアンマン。キターって感じです。  ここがこの映画最大の見所だと個人的には思っています。戦闘機とのドッグファイトも含めてです。最高に面白おかしく、それでいてエキサイティングな演出の数々でした。  ラスボスとの一騎打ちには物足りなさを感じてしまいます。やはりアイアンマンの力で倒してほしかったかな。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-19 12:41:57)(良:2票) 《改行有》

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