みんなのシネマレビュー |
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1. アレックス 《ネタバレ》 結論から言えば「オチのない『メメント』」って感じ。時間軸を逆行させる意図がわからなかったし、シーンの合間に挿入されるアクロバチックなカメラワークがさらに不快。前作『カノン』に衝撃を受けて、「あのギャスパー・ノエ監督の最新作」ってだけで何の前知識も仕入れずに観てしまったのが失敗だったかも。まさにセックス・アンド・バイオレンス。そのほうが生々しくて人間っぽくっていいかもしれないけど、『カノン』ような深いテーマもなかったように思えたし、あまりにもドラマ性に欠けていた。3点(2003-09-09 23:58:44) 2. ALI アリ マイケル・マン監督の前作「インサイダー」と同じく「巨大勢力に立ち向かう男のカッコよさ」というメッセージは何となくつかみとれたけど、いかんせんテーマが「人種差別」とか「宗教問題」とか、そういう環境にない今の日本で育った(育ってしまった)僕にはいまいちピンと来ない話なだけに、モハメド・アリに感情移入ができなかったのが残念。その為客観的に観てたからか150分がすごく疲れた。全編のドキュメンタリー・タッチな手ブレ映像がそれに輪をかけていた。大胆な肉体改造を施してアリ役に臨んだウィル・スミスの役者根性に+1点。6点(2002-11-06 23:50:15) 3. アタック・ナンバーハーフ 日本では珍しい(?)「タイ」の、しかも「オカマ+バレーボール」ってだけで興味津々(笑)ストーリーは至ってエンターテイメントだし(つじつまは若干どころかかなり合わないけど)、撮影技術もなんかインドっぽくて極めてポジティブなトコがけっこう好き。サントラは思ったよりもよかったし(特に「サタデー・ナイト」のタイ語版はビックリ)、エンドロールでの実在人物の登場でさらにビックリ。点数は極甘で(笑)8点(2002-10-14 00:22:59) 4. アイス・エイジ 前日に「モンスターズ・インク」を観てしまったせいか、「モンスターズ~」に比べると全体的にインパクト不足。ストーリーは「ダイナソー」に「シュレック」を足したような感じでファミリーで何の不満もなく楽しめると思うし、CGは適度にデフォルメされていていい意味でアニメしてると思う。キャラも愛嬌たっぷりで、個人的に腹を抱えて笑ったネズミ(リス?)のコミカルな動きに+1点7点(2002-09-21 23:49:07) 5. アメリ まさに「現代のおとぎ話」。ヒロインのアメリだけではなく、登場人物がみんなキャラクターが濃くて面白いエピソードもふんだんにあったのが好感。アメリの行動がとにかくおかしく、味付け程度のCGも効果的な演出になってたと思う。サントラがファンタジックな作品によりメルヘンな印象を与えてくれたし、思ったより感動はしなかったけど何度も観たくなるほど「いい」脚本だと思った。10点(2002-08-26 00:38:17) 6. アメリカン・スウィートハート ストーリーはシンプルなラブコメだけど、豪華なキャストが盛り上げてくれるので時間はあっという間。ブラックな笑いは個人的に歓迎。クリストファー・ウォーケンの登場にビックリさせられた。だけど肝心の恋愛模様はエピソードが少ない分感情移入しにくかった。だけど…こういうカップルがアメリカの“スウィートハート(理想の恋人)”??6点(2002-08-18 00:13:11) 7. アトランティスのこころ いかにもスティーブン・キング原作らしいファンタジック・ドラマ。もともと時代背景にもピンとこなくて感情移入がしづらかったんだけど、それでもクライマックスまでのストーリーに起伏がなくてダラダラと過ぎてる印象。だからラストも思ったより感動が薄かった。それでもあの50年代のアメ車のフォルムが好きなんで+1点(謎)6点(2002-08-15 00:33:28) 8. アメリカン・サマー・ストーリー 「アメリカン・パイ」の続編だけど、前作よりは過激さは減ったみたいだけど、やはり前作から観るべき。笑える下ネタは健在だし、前作の関係からどう変化していくかも見物。意外と失恋した男性に効果ありそう(?)サントラは個人的に好き。相変わらずお父さん最高!(笑)7点(2002-07-18 00:57:04) 9. 悪魔の呼ぶ海へ 100年前に起こった事件の真相を探るサスペンス・スリラー。といっても謎解きの要素は薄く、ストーリーもほぼ一本調子でむしろドラマっぽい。でもそれなりのムードが出ていて、スリラーとしてのクオリティは保ってると思う。あとは妙にキャラが一人浮いてた、セクシーなエリザベス・ハーレーに+1点(爆)6点(2002-05-10 00:17:50) 10. アメリカン・パイ 最初から下ネタモード全開の笑いがオンパレードで、ほんと“バカだなぁ”って思いながらも爆笑してる自分がいた(笑)けどクライマックスがグッとシリアスになって、そのギャップがちょっとついていけなかったけど、ちょっとしたどんでん返しもあったりして最後までよかった。お父さん最高!7点(2002-03-22 23:37:41) 11. アメリカン・サイコ 現代におけるブランド至上主義へのアイロニーに満ちたブラックユーモアと、クリスチャン・ベールの狂気の怪演と猟奇シーンはイイ感じ。だけど、ストーリーが全て一人称で語られているので、現実と妄想の区別がつきにくいしラストも意味不明。劇中に出てくるいくつかの主人公の呼び名の原因もわからない。原作を読んでみないと…5点(2002-02-02 00:03:20) 12. アクシデンタル・スパイ 今まで少なかった(?)シリアスなジャッキー映画。軽快なカンフーと派手で豪快なスタントアクションを、今回はクドいほど(笑)見せてくれる。アクションだけでなくストーリーも最後までよくできてるし、トルコや韓国など諸国のエキゾチックなムードも満喫できた。アクションとドラマのいいトコ取りって気がしないでもないけど、合わせ技で一本って感じ。8点(2002-01-27 23:55:50) 13. 愛ここにありて …正直つまらなかった。C・クライン演じるケリーはベタベタな“ワガママなお坊ちゃん(っていうか高校生に見えない(笑)”だし、L・ソビエスキー演じるサマンサは恋愛に対して無責任な“子供”。そんな二人を中心とした恋愛(ごっこ?)を見せられても感情移入できないし、さらに説明不足が拍車をかけて意味不明なストーリーになってる。健気な演技が涙を誘ったJ・ハートネットに+1点。2点(2001-10-11 00:32:57) 14. アンブレイカブル これを観て最初に思ったのが“これは最もリアリティのあるヒーローもの”。「デフォルメされたアメコミ・ヒーローにリアリズムをつけるとこうなりました」って感じ。けど、エンターテイメントとしてのアメコミにリアリティっている?娯楽性があるからアメコミ・ヒーローじゃないの?リアリティがあるからこそ緊迫したシーンも生まれるんだろうけど、結果として最後までどっちつかずの中途半端な感じがした。4点(2001-09-10 00:16:10) 15. アンラッキー・モンキー 相変わらずSABU節が炸裂してるクライムムービー。今作はかなりオカルトチックに仕上がってて、若干の抵抗を感じた。しかし、SABU作品俳優はけっこういろんな役で使いまわされてるけど、違和感がないのがすごい(笑)6点(2001-07-16 00:24:37) 16. I love ペッカー 「芸術」を皮肉ったコメディ。ドタバタもあるけどあまり笑えないのはどうしてなんだろう…(笑)登場するキャラは個性的で魅力的5点(2001-04-28 00:17:49) 17. あの頃ペニー・レインと いかにもベタな青春映画だけど、キャラの個性がいいバランスをとっているので最後まで楽しめる。懐かしいBGMと笑いで気分爽快。しかしなんと言ってもケイト・ハドソンに限る!(爆)「200本のたばこ」も観たけど、ホントいいです(笑)7点(2001-04-06 03:14:07) 18. アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ 「でっかいケーキ(厳密にはギリシャ特有の民族料理・ムサカ)が人を襲う映画」ってどんなんだろうと思って観たら…、そのまんま(笑)ストーリーはシリアスなのかコメディなのかわからないけど、UFOとか映像はかなりチャチ。エンターテイメント的にはそれでOKなんだろうけど、これに「ギリシャで最高のキャスト・スタッフが結集!」って書いてあるのを見ると、どうしても閉口してしまう。でもほんとおバカだから嫌いではないんだけど(笑)3点(2001-02-17 03:12:09) 19. アイアン・ジャイアント 至ってシンプルなストーリーで、どこかで観たようなマンネリな展開はマイナス。けどアニメーションのクオリティは十分に高く感情移入できる。最後の結果は好みが別れるところだと思うけど、大人も子供も満足できる内容になっている。あのジャイアントのフォルムがレトロですごく大好き8点(2001-01-18 00:05:25) 20. アンツ アリの巣も大勢のアリが動く描写もキレイだし、なんか奇妙キテレツなサクセスストーリーも悪くないんだけど…。あのアリの顔は怖い!怖すぎる!!なんであんなにリアルなんだ!?もうちょっと子供ウケするように、カワイイ顔にすればよかったのに…5点(2000-12-26 04:36:11)
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