|
プロフィール |
コメント数 |
58 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
|
|
1. Avalon アヴァロン
この監督のアニメ基本的には好きなのだけれど…。
机上で全てが自由になるアニメと違って、実写映像ではクリエーターは現実世界を素材にしなければならないからいろいろと制約が掛かるのだろう。自分のイメージを探してポーランドくんだりまで出かけたり、画面をセピア色にした上で、映画全編にデジタル処理を施したり、凝り性なのは分かるけど、誤魔化すなら方向が違うのではないだろうか?本質として観客はアニメでのあの堂々とした迫力のある、これでもか、という凝った映像を実写で観たいのですよ、天然色で。『攻殻機動隊』に影響を受けたという『マトリックス』の方が、映画づくりの「姿勢」も「実力」も遥かに上ですな(もちろん評価も当たり前のことだが)この映画を観てから『攻殻』観るのも少々白け気味になってしまった。「香港の風景をした東京」って前から違和感があったけど。それでも日本がどこにあるのか分からないような、欧米のアニオタは雰囲気だけで喜んで乗って来てくれるだろうけどね。監督の己知らずの勇気と野心に3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-08-30 00:23:36)《改行有》
2. 青いパパイヤの香り
内容はともかく、何ともエキゾチックなタイトルに魅かれる作品。時代的にはベトナム戦争前のサイゴンが舞台。貧富の激しい国では、貧しい家に生まれた者は、子供の頃から金持ちの家の使用人として仕えると言うのは特に珍しい事ではない。ほとんどの場合、結婚するまで、運が悪ければ(未亡人になったり、離婚したりすれば)、一生、使用人として人生を終えることになる。教養を身につける余裕も無いし、またその必要も無い。それが当たり前の人生だから、別段自分を不幸だと思うことも無い。この映画の主人公の少女は、たまたま良い奉公先に恵まれ、器量が良く勤勉でもあったので、初恋の裕福な青年と結ばれることになる。一種のシンデレラストーリーと言えなくもないのだが、ストーリー性はほとんど無い。それよりも映像や雰囲気を感じる映画。「青いパパイヤの香り」と言う、タイトルもそうだが、ベトナムの庶民が見れば、この映画から郷愁や日常の記憶など、いろいろな面で心の琴線に触れることも多いのかも知れない。[地上波(字幕)] 5点(2006-01-07 03:26:26)
3. 赤ちょうちん
最初から最後まで暗~い雰囲気の青春映画。かぐや姫の「生きている事はただそれだけで悲しいことだと知りました~♪」という弾き語りもやり切れなくなって来る。ただ素直で分かりやすいストーリーは好印象。それに初々しい秋吉久美子と70年代の東京の風景に4点。
4点(2004-08-21 22:30:41)《改行有》
4. アメリカン・ビューティー
奥の深い、考えさせられる映画でした。表現方法は賛否両論ありますが、正常、異常とは何か?ほんとうの幸せとは何か?を観る人に痛烈に語りかけている映画だと思います。また、競争社会をマジメにがんばって生きている人には理解し難い感性の映画と映るかも知れませんが、本当はそういう人達にこそ観て貰いたいんでしょうね。主人公が死ぬ寸前に回想する日常の何気ない風景。泣かせます。9点(2003-06-18 02:50:52)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 5 | 8.62% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 4 | 6.90% |
|
4 | 5 | 8.62% |
|
5 | 6 | 10.34% |
|
6 | 5 | 8.62% |
|
7 | 13 | 22.41% |
|
8 | 7 | 12.07% |
|
9 | 7 | 12.07% |
|
10 | 6 | 10.34% |
|
|
|