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1. アルジェの戦い
仏領アルジェリアにおける、独立運動家のテロ活動と、それを掃討しようとする
フランス軍との戦いを経て、アルジェリアの独立に至るまでが描かれている。
映画を観たあとに、この映画が描いている事柄について調べてみると、
この映画の内容はアルジェリアの独立に至るまでの流れのうちの
ほんの断片にすぎないという感じもしたし、
無差別テロを美化しているような雰囲気を感じなくもなかったけど、
この映画を観ることで、アルジェリアの独立運動についてだけでなく、
それ以外の世界各地で起こっている無差別テロや民族紛争などへの
理解を深める一助になるのではないかと思う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-27 20:01:13)《改行有》
2. 赤いハンカチ
全体的に暗い雰囲気で、哀愁が漂っている。
話はいかにも作り物のようなサスペンス・ラブストーリーで、
粗さが目立ち、とくに感心するところはなかったし、
意図的に照明を使わずに撮ったようなブラックの強いシーンが多いのもストレスになったけど、
工場、居酒屋、繁華街など、当時の雰囲気を映し込んだ部分の映像はなかなかよかった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-07-18 23:05:46)《改行有》
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