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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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評価順12
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21.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 ひとに勧められて観ました。映画は好きなのですが自分の産まれ年よりも古い、いわゆる自分的「クラシック」なジャンルに入る映画はほとんど観てきてなかったので、かなり有名な映画にもかかわらず前情報ほとんど無しの状態で鑑賞。 さて観てみての感想ですが、これきっと当時としてはかなりセンセーショナルな作品だったんでしょうね。精神病院での病棟の描写なんてけっこう刺激的だったのでは。今でこそそんな描写をする作品が世にはあふれていて、なんていうか、観る側にも免疫が出来てきましたけどね。 ただやはりこういう作品でいつも思うのは…登場人物に感情移入しにくい。というか、誰にも出来なかった。刑務所に入りたくなくて精神病を装うマクマーフィ(=ジャック・ニコルソンさん)もだし、それ以外の患者たちも、病院のナース・看守たちにも。 最近だと殺人しといて「精神を病んでるから…」って刑を免れるケースとかをよく耳にしますし、そういった点からもマクマーフィは自分的に×。それ以外の患者たちにも、自分がそうなったことがないからやはり気持ちをキチンとわかれない。ラチェッドはじめ病院職員はマジであんなのしかいないんですか??形だけのことしか出来ない・しようとしない。あれで金もらうってか。なんかの公務員の天下りじゃねーのってくらい使えない。 なんかの拷問機械みたいなのでマクマーフィを「ユルく」しようとしたのにはもう閉口。病院的には従順な患者でいてもらって平和に過ごして欲しいんだろうけど、あれが「治療」なのか?ふざけんなと言いたくなる。 まあこれも今の時代だからそう思えるだけで、公開当時ならまた色々違ったんでしょうね。 マクマーフィがチーフに殺されたとき、自分はマクマーフィは「やっぱりウーソ」と一席ぶとうとしたんじゃないかと思いました。しかしそんな反論の余地も与えず、チーフに窒息死させられ…。あわれ嘘つきのマクマーフィさんは天国に召されたのでした、ってオチかと。違うんでしょうか?もう40年からある映画なんで、もっと古くから色んな解釈があるんでしょうね。とりあえず今回の自分のレビューはこんな感じです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-13 01:49:16)《改行有》

22.  カイジ2 人生奪回ゲーム 《ネタバレ》 レビューを書く前に・・・。 少し前にやはり漫画が原作の映画についてのレビューでも書いたのですが、アニメや漫画が原作の話を実写として映画にする場合、それは「実写」なりのリアリティが求められるみたいなことを書きました。実物大の人間を登場人物として使うのだから、実物大なりの演出が必要で、かつ原作の世界観は大事にしなければならないと。そしてそれが出来ないなら実写化などしてほしくないというのが私の個人的な意見です。 で、そんな視点で本作を鑑賞したのですが、まあ現実味の薄いこと・・・。こんな内容ならいよいよ実写化する意味が分からない。普通にアニメで『劇場版 カイジ2』でも作ったほうが断然面白いと思う。 基本的にはギャンブルものの漫画というのは人間対人間だから面白いのだと思う。人間同士の読み合い・騙し合い・裏のかき合いが面白いのであって、本作の人間対パチンコ台という設定には心底ガッカリした。多少は人間による心理戦のようなものもあるのですが、基本的にレベルの低いイカサマの域を出ません。台そのものも玉あたりの金額・賞金とその仕組みが若干特殊なだけで、基本的に普通のパチンコ台となんら変わりません。その意味では前作のほうがまだ見応えがあった。「沼」に関わる全てのエピソードはそんな理由で霞んで見えました。 山本太郎さんや吉高さんが出てくる必要もあったのかなかったのか。ぶっちゃけ別にいらん。吉高さんの台詞の棒読み具合にもガッカリ。あれでよく女優をやっているものだ。とは言い過ぎか。しかし本当に棒読みがひどかったので・・・。エキストラならともかく、メインヒロインでしょう??こうなると監督のいい加減さも窺える。いいものを作ろうという気概が見えない作品でした。[地上波(邦画)] 3点(2012-12-03 18:32:16)《改行有》

23.  輝く夜明けに向かって 《ネタバレ》 アパルトヘイトによる人種差別がテーマの映画だと思ってたんですが、そこに主人公の不倫や隠し子問題まで盛り込んじゃったもんで、問題はぼやけにぼやけ・・・。なんであんな中途半端な立ち位置の人間を主人公に据えたのか。リアルといえばリアルだが、映画にして世に出すようなリアルさではない。 冒頭でパーティから車で買える途中で理不尽に取調べを受けるシーンなどは良かった。が、その後テロ容疑で捕まってから、白人の家でご飯を食べたり、やれ浮気や隠し子が発覚したりと物語のベクトルがあっちこっちに行って定まらない。落ち着かない映画でした。 久しぶりに社会派ドラマに飢えていたので観賞しようと思った映画だったのですが、残念でした。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-22 11:38:17)《改行有》

24.  ガリバー旅行記(2010) 《ネタバレ》 大風呂敷広げた割りに面白くなかった映画もたくさん観てきましたので、こういう路線の映画でさくっと観れる上映時間にしてあるというのは◎だと思います。 『ナイトミュージアム』で小人達とベン・スティラーさんの掛け合いなどがありましたが、今作もそんな感じなんだろうと思ってたらそれ以外の小ネタがいっぱいありましたね。ジャック・ブラック映画は実はこれが初見だったのですが、肩の力抜いておふざけで観るような感じでちょうどいいかなって感じですね。あんまり真面目に観ようとするとストーリーやら他の映画の引用についてのクレームやら何やら言いたくなってくるかも。作品中のガリバーの人間性もそういう意味ではあんまり好きになれませんでした。口が動くのも才能っちゃあ才能だが、あんまりにも口ばっかなので途中から正直おとなしくして欲しくなってくる。『ソーシャル・ネットワーク』もそうでしたが、オタクってどんな種類のオタクでもとりあえずみんな喋るんですね。マシンガントーク率100%。それが映画一本分丸々くるとちょっとうざかった。 でも世界観は好きです。バミューダ・トライアングルはどうなっているのか、そこを抜けるとどんな世界があるのか、巨人や小人の世界もあるんだっていうとても夢の広がる映画だったと思います。冒険を通じて成長を描くって言うのも夢のあるお話ですよね。ちょっとお下品なラピュタみたいな感じで、お下品要素を何とかすれば子供にも観て欲しい映画だと思いました。 今回自分の鑑賞環境が良かったので、評価もちょっと甘めかもww[映画館(吹替)] 7点(2011-05-01 22:22:50)(良:1票) 《改行有》

25.  彼が二度愛したS 《ネタバレ》 序盤からある程度オチが分かってくる映画です。と言うのもヒュー・ジャックマンさんが冒頭から偽者フラグ立ちまくり。わざとらしく社員に話しかけ自分がその会社の一員のように見せるあの行動はカンペキばればれでしょう?少なくとも視聴者には。あそこだけまるで『クロサギ』を見てるかのよう。 騙し騙されなサスペンスとしては無難な仕上がりになっています。秘密クラブはインパクト◎。ですが秘密クラブに行くまでが不自然。そもそも他人の携帯に出て、誰とも知らない人にどこどこに何時に来いとか言われてのこのこ行きますかね??私生活淡白な彼がワイアッテに憧れて彼のまねをしたくなったと思えなくも無いですが、やや強引か。 あと個人的に好きになれないのが、洋画では良くありがちな非合法なもの(麻薬など)を親しい、もしくは親しくなりたい相手に勧めるようなシーン。いかにも日本人的なコメントですが、親しい相手だからこそそんなものを勧めてはダメだろうと言う感覚があり、ああいうシーンにはどうも顔をしかめてしまう。クライム・サスペンスにそんなこと言っても始まりませんけどね。あくまで個人的にいやだったところなので、あしからず。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-24 13:04:14)《改行有》

26.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 一言で言うなら、「説得力に欠ける」ですかね。 世界観は素晴らしい、言うこと無しです。『アリエッティ』という人物を通して、普段自分達が住んでいる世界を小人視点でじっくりと堪能することができました。少し規模は違いますが、自分が100cmにも満たない子供だったときのあの視点の記憶がよみがえりました。 一方、作中で役割的にも登場頻度的にもかなりのウェイトを占める翔君があそこまで薄っぺらい人間だったことはあまりにもひどかったと思います。病弱でずっと本を読んでるからなのかは知りませんが、実際に見聞きもしたことの無い世界をしれっと数字で語るシーンなどは興醒めです。「君たちは絶滅する種族なんだよ」って要するに何が言いたいの!?病弱な自分と小人の弱さを重ねてシンパシー感じたいんだろうか?? 例えば同じ台詞を年嵩のお爺さんから言われたならだいぶ印象は違ってきたと思います。(風の谷のナウシカの大ババ様のように) 自分の心臓の手術に対する心構えもどこか他力本願だし、彼をストーリーに組み込んだことは最大の失敗だったと個人的にはそう感じます。原作から今作を作るにあたってどこがどう変わったかは知りませんが、彼の部分だけはもう少し何とかして欲しかった。 他の方のレビューも拝見して、「借りる」「返す」などの言葉遊びの部分は別にして、彼ら小人の存在が自分たちの生活にこんな良い影響を与えてくれてるんだ、というシーンを挿入してくれたらだいぶ良くなったのではと思いました。 例えば彼らが砂糖をもらっていく代わりにコップを一つ洗ってくれるだとか、ティッシュをもらう代わりに床のごみを一つ拾ってくれるだとか、そういう話ならとても夢があるのになと想像しました。 逆に言えば、「夢が無い」。そういう映画でした。[映画館(邦画)] 5点(2010-09-02 16:15:30)(良:1票) 《改行有》

27.  カタコンベ 《ネタバレ》 美と芸術の街パリの真下にそのような大規模な墓所があるというのはとても興味深いとまず思いました。そういった明と暗のギャップをどのように表現してくれるのかと期待しましたが、イカレたジャンキーの集まりのシーンからはテンションの下降は止まらず。墓地で英雄気取りで、喋る言葉は大層な単語を用いて、自分たちは特別だとでも思ってるんでしょうか。『SAW』シリーズと絡めて宣伝張ってましたが、それとは程遠いストーリーのレベルの低さに閉口。題材・設定は悪くなかった。だからこそ観た人も多かったろうに・・・。合掌。 ああいう風なオチを用意すればラストはああなるかな、と。事実あのジャンキーグループにはイラっとしましたし、ヒロインがああいう行動に出たのはある意味視聴者の代弁をしたのかな、と思います。残念なのは、700万人の死体が埋まっているという墓地で大はしゃぎする割には、人が死んだ途端に狼狽するジャンキー達(←もうほんま、こいつらが映画を台無しにしてる)。そこでジャンキー達が「これで、死者の数が700万と1人になったね」などと開き直れるようなら逆にすごいと思えたんですが。彼らの中途半端なイカレ具合にまた落胆。 たぶん、この映画のテーマは「美と芸術の街であるパリの裏の顔」という風にしたかったんでしょうが、ジャンキー達は完全に失敗でした。壮大なテーマを扱うなら、毒々しい題材でももっと上品に扱って欲しい映画でした。『ジキルとハイド』のように。 2点。[DVD(字幕)] 2点(2009-11-11 09:45:32)《改行有》

28.  カイジ 人生逆転ゲーム 《ネタバレ》 現実では言いにくいことをズバズバ言っちゃう映画ですねww「親や教師が言えないなら言ってやる!!」って、いやいや香川さん、羨ましいです(笑)原作未読ですがそもそも漫画ですからね、極端なところはあるにせよこの映画のいわゆる「負け組」のような人たちは確かにいます。自分では何もせず権利だけを主張して周囲が動いてくれるのをひたすら待つ、的な。こんなぬるま湯にどっぷり漬かりながら、そのくせ周囲のことをなめきってる人、確かにいますもんね。そういう人たちがどれだけ自分勝手で惨めかということを伝える映画としてはかなり良い出来になっていると思います。 映画自体は少しテンポの悪さを感じました。「希望」の名を冠する船に乗って、いざギャンブルクルーズ!!!と思ったら地下帝国って。。。船に乗るまでの時間をかけたくだりが大変もったいない。個人的には地下帝国は無くても良かったな。もっとドンドンギャンブル勝負を描いていって欲しかった。カイジの勝ち方も、一旦勝負が終わった後で裏ワザ的に無理やり勝つようなのが多くて、彼が勝ったシーンを見てもイマイチ盛り上がりに欠けました。しかもあの人を蔑むような勝ち誇り方は、仮にも物語の主人公としては致命的。もっとスマートな勝ち名乗りをして欲しい。原作のカイジもあんな感じ悪い風なんですか?? 少しカイジについては悪く書きましたが、それ以外のキャスト面ではとても評価できる作品だと思います。それぞれ本当に安っぽいっちゃあ安っぽい役柄を演じましたが、安っぽかったのは役柄で、俳優たちは真に迫る演技を見せてくれました。特に香川照之が「Eカード」で負けた瞬間の彼の目の泳ぎようったら無かったです。狼狽ぶりがありありと伝わる、迫真の演技でした。 ツッコミどころとしては鉄骨の上で長々とドラマをやりすぎ、とか、結局利根川(香川照之)の時計のイカサマはどういう仕掛けでなぜカイジにバレたのか、とか、Eカードで利根川が負けるところをわざわざテレビで地下帝国に見せないだろう、とか、まあ挙げたらキリが無いですが、そこは映画という作り物として達観します。 「これでもまだ負けるようなやつはもうっ・・・・・・・・知らん!!」という香川さんの台詞に一点追加☆[映画館(邦画)] 4点(2009-10-27 13:44:22)《改行有》

29.  カムイ外伝 《ネタバレ》 どうもキャストに違和感を覚えてしまう映画でした。コミックの「カムイ伝」は未読なのですが、冒頭にあった漫画の絵の描写からイメージするカムイは、松山ケンイチよりもっと若々しくて眼光鋭い若者という感じだったのですが、松山ケンイチはどこかカムイとして見れませんでした。(かといって他にキャストが思い当たるかと言われれば誰も思いつかなかったんですが) そもそも「外伝」ということで、原作未読でも楽しめるような無難な内容にはなっていたと思います。ですが作品通して観客に伝わるのは、カムイの人生の虚しさだけ。彼が行くところには血が流れ、交わりを持とうとする人は殺され、放浪の旅を続けるのみ・・・。原作ではその後なんらかの答えが得られるのでしょうか??外伝だけでは大変空虚な作品に思えました。 そうなるとあとの見所はアクションシーン。こっちも、忍術を使うキャラクターという設定上CGが必須になってきますが、実はこないだトランス・フォーマー・リベンジを観たばかりで、CGとしては種類がまた違うのですが、物足りなさはどうしても感じてしまいました。 個人的に現在のレベルの邦画に求めるものは、アクションでもなく、コメディでもなく、ドラマです。どこまでも人間くさいドラマです。邦画ではそのジャンルが一番面白い気がします。後のものはハリウッドの物まね的な感じがどうしても安っぽく感じてしまうので。 大作ドラマ、来たれ。[映画館(邦画)] 5点(2009-09-24 11:27:11)《改行有》

30.  完全犯罪クラブ 《ネタバレ》 今ひとつ盛り上がりに欠ける展開・・・。一人として登場人物に魅力を感じられなかったのはイタイところ。  犯罪に手を染めた後に恋をしたジャスティンが、彼女のもとに戻ろうと必死に懇願する姿は少し悲しさを覚えました。作中のセリフにもありましたが、本当にあんなチキンのへたれ野郎と知り合う前に彼女と出会っていれば、と思います。  タイトル(原題のほう)の意味もさっぱりわからなかった。MURDER BY NUMBERSって題でしたが、数にかかわるような殺人って起きましたっけこれ?せいぜい時計の針をいじくったくらいしか数との関連性が見当たらない・・・。観察不足??なんにせよ、どこか消化不良の1本でした。 [DVD(字幕)] 4点(2006-09-15 22:28:46)《改行有》

31.  華氏911 《ネタバレ》 噂には聞いていたけど、確かにあんまドキュメンタリーとは言えないかも。<ドキュメンタリー>という言葉を広辞苑で調べましたところ、『虚構を用いず記録に基づいて作られた記録文学、映画の類のもの』ということでした。別にこの映画が虚構で作られてるものだというわけではありませんが、内容の所々に製作者の意図(ブッシュを落とす!という)が込められているのは明らかで、それを『記録に基づいて作られた映画』とは呼べないような気がしてなりませんでした。でもまぁこれがドキュメンタリーということをあまり気にさえしなければ良質の一品ですよね。これを機にドキュメンタリーではなく、批判映画なんてジャンルを作ってもいいんじゃないかって思ったぐらいです。一部の企業をめちゃくちゃに批判するような本もあるんだし、その映画版があったって別にいいですよね。 オレはこの映画をブッシュが再選されてしばらくしてからようやく観たわけですが、一番印象が強かったのはテロの知らせを聞いて平然と小学校の視察を続けるブッシュでもなく、裏でブッシュ家とつながりがある(らしい)オサマ家の人々でもなく、そんな人間達の下で何も知らずに命を奪われていった多くの人たちとその家族のシーンでした。あんな風に死んでいった人達は本当に救われないでしょう。『華氏911』の内容のどこまでが真実かはわかりかねますが、そこで取り上げられた戦争の犠牲者達は間違いなく真実です。つくづく平和主義を貫く日本って偉いと思う。最近日本も武力を持とうとか言ってるアホ政治家もいるようですが。そういうやつに限って危なくなったら真っ先に政治家専用シェルターを作るとか言い出すんでしょうね。 マイケル・ムーアはこの映画でブッシュ再選を阻む事を公言していましたが、同時にこの映画が戦争の抑止力となってくれたらどれだけいいかと思います。最近は収まってきましたが、興味本位でイラクなどに行く日本人は実際平和ボケもいい加減にしろと言いたくなります。一度戦争で家族を失ってみれば二度とそんな気も起こらないはずである。 平和主義、どこまでも貫いていきたいものです。 7点(2005-03-24 01:43:57)《改行有》

32.  ガーゴイル(2001) 《ネタバレ》 始まってしばらくの間は、「ホラーって書いてあったのに全然怖くないなー」と思って鑑賞してたんですが、ちょうど1時間を過ぎたときにほんと画面から顔を背けたくなるぐらい怖くなりました。「怖い」どころじゃなく「恐ろしかった」です。貪っているじゃないですか人間を!その奇病で死んでそれで終わりの映画かと思ってたらなんかまだ死体をいじってるし!!ゾンビが人を喰らう怖さとはまた違い、既に息絶えた相手に対し「もっとやろう・・・」と言わんばかりに狂気じみた愛撫のような行動を見ているのは正直凍りつきましたね。。 と同時に、いやちょっと落ち着いてからですが、少し安心も感じました。「何だ!!日本のホラー映画の真似やリメイクじゃなくても洋画独自のホラーはちゃんとあるんじゃん!」みたいな安心です。まあこれはフランス映画で元々フランス映画って独特なものが多いし、一概に日本のホラーの真似ばかりするハリウッドや最近の韓国映画と一緒にする事自体ちょっと違う気もしますが、ちゃんと自分なりの怖がらせ方を創造することの出来るこの監督兼脚本担当のクレール・ドニって人はすごいと思います。もっと見習えハリウッドと韓流は!! あと、この手の洋画には珍しく邦題はなかなかグッドだったと思います。少なくともこの映画に関心は持たせてくれました。やっと観たって感じですが(苦笑)。クレール・ドニ、覚えとこうと思います。 7点(2005-03-01 14:35:59)《改行有》

33.  海底二万哩 《ネタバレ》 なんか馴染めない感があったかな・・・。多分オレが最近の映像やアクションの文化にどっぷり浸かっちゃってるからでしょうね。 でも、観る前はただの海底探索紀行みたいな映画なんだろうと思ってたけどけっこう実際観てみると奥が深い。 まさかネモ船長にあんな過去があったとは。もしネモ船長の立場なら自分達を過去に奴隷のように使い、しかも世界に争いをもたらす弾薬を運ぶ船は破壊すべき対象だったんでしょうね。 しかし船を沈める前にピアノを弾いてるネモ船長(=ジェームズ・メイソン)の表情は痛々しかった。痛々しすぎて多少嫌悪感を覚えましたが。 ネモ船長ネタばっかですが、ラストのほうで撃たれたネモ船長がすぐに諦めて集団自決を図ろうとするのはさすがにツッコミたかった。「私が死ぬときはノーチラスも死ぬときだ」って傷の確認ぐらいしてから言え!あんだけの施設があっておまえは医療セットの一つも積んでないのか。 そりゃあネッド(=カーク・ダグラス)もそんなんに巻き込まれたくはないだろう。 どうでもいいけど教授の付き人のまるっこいの。いい味出てましたね。頭なでられた時の音にディズニーを感じました☆ そういえばカーク・ダグラスがショー・シャンクに出てたヘイウッド(だっけ?)役のウィリアム・サドラーに似てるような気がしたのはオレだけだろうか。5点(2004-08-11 02:44:40)《改行有》

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