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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  がんばれ!ベアーズ テイタム・オニールは「ペーパームーン」といいい本作といい、ちょっと勝ち気で生意気な女の子の役がいいですねえ。ダメチームだったベアーズの監督になった、飲んだくれで一見だらしなくてひと癖ありそうな中年男のウォルター・マッソーもまたハマリ役でした。試合は負けるより勝ったほうがいいに決まっている。でも勝ち負けだけが全てじゃない。決勝戦の終盤の大切な場面で試合に出してもらった、補欠だった少年が外野フライをキャッチしたシーンなんて本当に素晴らしかった。大人も子どももそれぞれの感動があってそれぞれの楽しみ方ができます。いい映画です。[DVD(吹替)] 8点(2010-07-25 00:07:48)(良:1票)

22.  華麗なるヒコーキ野郎 《ネタバレ》 あの時代、確かに奴らがそこにいて輝いていた・・・。こんな男達のドラマをノスタルジックに描かせたらジョージ・ロイ・ヒルは本当に上手いし、ジョージ・ロイ・ヒルのこんな映画にはレッドフォードが本当によく似合う。今回は危険を顧みず大空に魅せられた愛すべきヒコーキ野郎共のお話。 冒頭でウォルドが話すドイツ空軍の撃墜王ケスラーとの伝説の空中戦を、さも自分が戦ったように話すホラ話、後半にケスラーが登場し彼から実際にその空中戦が語られ、それを聞くウォルド。このシーンが素晴らしく、これが最後の対決に見事につながっていく。そしてラストは遂に夢がかなって憧れのケスラーと戦う。このラストの空中戦の結末の見せ方がやはり上手い。敬礼の後、実に爽やかな余韻を残して雲の中に消えていく。どんな映画でも見事に作品を盛り上げるヘンリー・マンシーニの音楽も素晴らしかったです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-06 12:39:54)(良:1票) 《改行有》

23.  カリートの道 《ネタバレ》 DVDで久々に鑑賞。ブライアン・デ・パルマ監督作品では最も好きな映画です。ラストのカリートの心のつぶやきと”You Are So Beautiful”が鑑賞後も何ともいえない余韻となって心に残る。オープニングでカリートの運命が分かってしまうのですが、だからこそ、その運命に逆らおうともがき苦しむカリートのドラマが実に見応えがありました。逆にあのオープニングが無ければ終盤の展開はもっと手に汗を握るものになったとも思うのですが。僕とって一番カッコいいパチーノはカリート・ブリガンテなのです。イカれたクスリ漬けの弁護士を演じたショーン・ペンの怪演ぶりもお見事。そして、カリートの恋人役のぺネロープ・アン・ミラーに惚れた。[DVD(字幕)] 8点(2009-04-23 20:20:49)

24.  カサンドラ・クロス 《ネタバレ》 パニックムービーといえばハリウッドのお家芸の一つと言えると思いますが、アメリカのパニックムービーとは一味違うヨーロッパの香りがいいですね。。演技派の実に渋い顔ぶれが揃った豪華キャストも見応え十分でした。今観るとさすがに古さを感じる部分も確かにあるのですが、そこは30年以上前の作品。仕方のないところです。”目的地”まで線路の上を走るしかない、止まることも許されない、逃げ場の無い閉ざされた空間の張り詰めた空気や焦燥感がとてもよく出ていて、無駄の無いストーリー展開も素晴らしくとても完成度が高い作品だと思います。非常に静かで不気味でもあるラストも印象に残ります。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-02-04 19:05:56)

25.  カメレオンマン 《ネタバレ》 これは面白かった!ウディ・アレンのアイデアとセンスに拍手喝采です。当時の有名人の映像に紛れ込むウディ・アレン=ゼリグ。思わず大爆笑してしまいました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-11-20 10:55:42)

26.  カラミティ・ジェーン 《ネタバレ》 ドリス・デイ主演のミュージカル・コメディ・ウエスタンです。 男勝りの気の強さで、男どもが騒ぎ出すと銃をぶっ放して黙らせるといった具合で、 序盤からずっとドリス・デイらしくないです。 しかしそこはさすがにドリス・デイです。ミュージカルシーンではきっちりとらしさをみせてくれます。 男2人、女2人の4人が絡み合うそれぞれの友情と恋。 最後はウェディングドレス姿で、前半では考えらない、見違えるような朗らかな笑顔で今の幸せを歌うドリス。 前半から彼女がみせる、いかつい表情や姿が最後の最後に効いています。 ラストでは、誰もが思い浮かべる彼女の表情と姿がありました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-19 17:30:07)(良:1票) 《改行有》

27.  華氏119 今日は2020年11月8日。 大統領選挙が混沌とする中、アメリカ主要メディアがバイデンの当選確実を報じ、バイデンが勝利宣言を行った。 このタイミングでCSで放送されていたので久しぶりにマイケル・ムーアの作品を見ることにした。 これまでの作品と比べると角が取れている感じですが、彼のことですから当然主張の根底にあるのは反トランプです。 しかし殊更そこだけを強調するのではなく、 アメリカの政治や民主主義の現状、対抗馬の民主党についても冷静に物申す作品となっています。 あまり馴染みのない出来事も取り上げられていますが、相変わらず巧みな構成で分かりやすくまとめられています。 そんな中にも「ブッシュが骨抜きにされるのは快感だったな。」と所々でムーア節が顔をのぞかせてはいますけどね。 「トランプのおかげで僕は目を覚ますことが出来た。今動き出さなければ。その時間はもう無い。」 本作は2018年の作品。トランプが大統領になって2年。そして次の大統領選挙まであと2年。 「119」とは、前回選挙でトランプが勝利宣言を行った11月9日を指すのだという。 これまでの経緯を振り返り、アメリカの現状を見つめなおし、我々は今、何をせねばならないのか。 マイケル・ムーアが本作でメッセージを出すのはまさにこのタイミングだったのだろう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-08 16:19:49)《改行有》

28.  華麗なる大泥棒 ベルモンド印の陽気なアクションコメディを期待していたのですが、 監督はアンリ・ヴェルヌイユなのでコメディタッチな部分もありましたが、 やはりサスペンスの方に軸足が置かれています。 そういう意味では期待通りではなかったものの、それはそれで面白かった。 特にベルモンドとオマー・シャリフが絡む時間帯はどれも面白いし、 本作でもモリコーネの音楽が作品の空気と絶妙に絡んでいます。 上映時間は120分。中だるみもあり100分前後がちょうど良かった作品と思いますが、 前半のカーアクションに、スタントに頼らないベルモンドのアクションなど、 見せ場は十分に挿入された作品となっています。[DVD(字幕)] 7点(2019-06-16 21:36:26)《改行有》

29.  風が吹くまま 都会からある山村に取材にやってきた主人公の男。ひたすらあるおばあさんの死を待つのみ。 しかし何も起こらない。 都会からやってきた男と村人、大人と子ども、男と女、姿が見えない声だけの登場人物・・・。 なかなか噛み合わない会話が延々と続く。しかし、何とも言えない可笑しさや味わいがある。 主人公の男にとっては居心地がよくないのであろうが、見る者にとっては不思議な居心地の良さがある。 音楽も全く使われていませんが、意識的に挿入されている鳥のさえずりや家畜の鳴き声、風の音が耳に心地いい。 都会の人間から見れば不便も多いであろう、村に暮らす女は「この村には電話なんて必要ないのさ」と言う。 一方で便利なはずの携帯電話を持つ都会からやってきた主人公の男が携帯に振り回されている様は何とも滑稽に映る。 仕事でプレッシャーをかけられている男と風が吹くままに日々を生きる村人の対比はコミカルでもある。 ラストで黄金色に輝く麦畑を行く医者の男が語る死生観と、その美しい風景が印象的。 「天国は美しい所だと言うが、あの世から戻った者がいないのにどうして分かる?響きがいい約束より目の前のぶどう酒の方が美しい。」 返す言葉もありません。これぞ「風が吹くまま」ということか。簡単なようで今を生きる人間にとって、何と難しいことだろう。[DVD(字幕)] 7点(2019-05-20 21:41:10)《改行有》

30.  輝ける人生 監督のリチャード・ロンクレイン自身がそういう年齢ということもあるでしょうが、 前作に続き、セカンドライフ、人生の晩年をどう生きるのかというテーマをコメディタッチで描いた佳作。 高齢化社会の現代。アメリカ映画でもイギリス映画でも、こういうテーマの映画が増えてきたような気がします。 登場人物の末期癌や重度のアルツハイマーという作品が重たくなる要素もありますが、 人生まだまだこれから。恋をするのに年齢なんて関係ない。 作品を通してみればそれ程重さは感じさせず、前向きなスタンスが気持ちいい。イギリスのベテラン俳優たちが好演。 イメルダ・スタウントンのラストのジャンプが清々しい余韻を残してくれます。[DVD(字幕)] 7点(2019-03-22 20:33:04)《改行有》

31.  カプチーノはお熱いうちに 《ネタバレ》 街角のカフェで働く主人公の女性エレナ。彼女の前に現れた、親友のカレ。 出会った時から互いの何もかもが気に入らない。反目し合う2人。 そんな2人が恋に落ちることは映画ではよくあることだし、実際にその通りにストーリーが展開していく。 そこに意外性は無く、親友との関係も悪化するはずですが、その辺りはバッサリとカットして、 何事も無かったかのように結婚後の13年後に話が飛びます。しかしこの映画、その13年後のドラマが良かった。 事前にこういうストーリーだと分かっていたら見るのを避ける、僕にとって苦手なジャンルがあります。 それは、主人公の体がガンに冒されたりといった闘病もの。 13年後、まさかこういう展開になるとは思いもしませんでした。 しかし、ここで前半から登場していたバラエティに富んだ主要登場人物が見事に活きてきます。 次第に辛い状況になっていきますが、彼女の周りにいるこれらの登場人物がそれを和らげてくれる。 そしてすっかり忘れていた13年前の、男をめぐる親友との可笑しなエピソードの挿入。 ラストは微笑んで鑑賞を終えることになるとは思いもしませんでした。 彼女の運命を見せないというのもまた良かった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-07 21:08:07)《改行有》

32.  海外特派員 1940年製作。第二次世界大戦のさなかの作品。ヒッチコックのハリウッド製作2作目の作品です。 祖国イギリスも戦争に巻き込まれ、ヒッチコックの政治的な意思表示を非常に強く感じる作品です。 空襲警報が鳴り響く中、主人公の特派員が「アメリカの皆さん!」とラジオ放送で訴えるラストは特にそれを強く感じます。 しかし、主人公の海外特派員の活躍を描くメリハリのきいたテンポのいい展開はさすがヒッチコックです。 暗殺者を追う主人公を遮る群衆の傘が印象的な序盤から、風車小屋でのスリリングな中盤、 ホテルからの脱出の際の殺し屋との攻防におけるユーモアの挿入、そしてロマンス。 展望台での心理戦に終盤の飛行機墜落アクションとその前後の人間ドラマ。 第二次世界大戦下、祖国を思うヒッチコックの当時の心情を感じさせながらも、 随所にヒッチコックらしい見せ場が散りばめられており、娯楽作として今に見ても十分に面白い映画です。[DVD(字幕)] 7点(2017-11-23 22:28:18)《改行有》

33.  カフェ・ソサエティ 《ネタバレ》 1930年代のハリウッドを舞台にした、アレンにしては控え目ながらもシニカルな一面も見せるロマンティックコメディ。 作中には次から次へと映画の歴史を作ってきたレジェンドの名前が出てきたり、 スペンサー・トレイシーやジョーン・クロフォードのビバリーヒルズの邸宅を見物に行くくだりなどには、 いち映画ファン、アレンの趣味が垣間見えてとても楽しい。 撮影がストラーロであることに驚きましたが、これまでにもアレンが描いてきた 過去のアメリカ、アレンの作品の色との相性も抜群でとても美しい映画でした。 近年のアレンはヨーロッパを拠点にした作品を発表する機会が多いですが、 アイゼンバーグ演じる主人公を中心としたユダヤ人のファミリーに、ギャングに、軽快な音楽に、 やはり、アメリカで撮った映画にはよそいき感が無いというか、アレンらしいテンポ、アレンらしい言い回しにほっとさせられます。 作中の台詞にもありますが、人生はラブソング。ハリウッドで一度は恋に落ちた2人が、それぞれの人生のパートナーと現実の人生を生きる一方で、 ひょっとしたら全く違った人生になっていたかもしれない、実現しなかったもうひとつの人生に思いをめぐらす。 あっさりとしたエンディングではありますが、何も語らない2人の表情で終わるラストが何とも言えない余韻を残します。[DVD(字幕)] 7点(2017-11-11 22:00:24)《改行有》

34.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 公開当時、この手のヨーロッパ映画にしては結構話題になり、ヒットしました。 この作品のヒットが日本でもルコントの名が広く知られるきっかけにもなりました。 それにしても、官能的でいてシュールすぎるこの世界観、独特です。 少年時代の妄想が現実のものになった大人のおとぎ話、いや、男のおとぎ話か。 シュールではあるのですが、艶やかでしっとり感のある作品の質感がいい。 これはもうアンナ・ガリエナの醸し出す雰囲気につきるのではないかと思います。 唐突な結末には驚きましたが、この行動に出ざるを得ないほど今が満たされていて、 今のこの幸せな状態のまま、人生を完結させたかったということなのでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-26 17:15:05)《改行有》

35.  ガス燈(1944) 夫との関係を軸に展開される、主人公の妻が次第に精神的に追い詰められていく様を 些細な出来事を積み重ねじっくり描くサスペンスですが、 歴史を感じさせる屋敷の佇まいや古城の中のような室内装飾の様式美にはゴシックロマンの香りも漂う。 本作の少し前に撮られたヒッチコックの「断崖」「レベッカ」あたりを思わせる作品です。 ヒッチコックなら本作の主演女優はジョーン・フォンティーンで決まりだったでしょうか。 霧が立ち込めたロンドンの夜に浮かび上がるガス燈の灯り。室内のガス燈が作り出す光と影。 モノクロの世界。そして美しい伝説の名女優イングリッド・バーグマン。 昔の映画の中にある、格調の高さを感じさせる空気もたまらなくいい。 ミステリとしては、誰が犯人なのかは前半で見当が付いてしまいますが、 本作はその上で夫妻の関係の中にあるサスペンスを堪能する映画。 本作でオスカーを手にしたのはバーグマンでしたが、シャルル・ボワイエの悪役も秀逸。 嫌な雰囲気を漂わす若いメイドの存在も効いていました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-27 21:33:14)《改行有》

36.  カウボーイ ジャック・レモンの西部劇。はじめて見た気がする。 ゴツい風貌の男気キャラが集う西部劇にあってレモンのカウボーイ姿はハッキリ言って似合っていません。 でも、レモン演じる男は牛追いになるのが夢だったシカゴのホテルマン。それが憧れのカウボーイに転職!というお話。 そんな新米カウボーイですから似合ってなくて当たり前、きっとこの役はレモンで良かったのでしょう。 グレン・フォード、ブライアン・ドンレヴィら男臭い西部の男達に混じって、彼らとレモンの対比が面白く、 最初は違和感ありありだったレモンが次第にカウボーイらしくなっていく。 最後は元の職場のホテルに凱旋。冒頭のフォードと同じく、バスルームで銃をぶっ放すユーモアのあるラストも良かった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-25 22:03:19)《改行有》

37.  艦隊を追って ミュージカル&水兵さん、と言われて思い浮かぶのはジーン・ケリー。 一方アステアの水兵さんはちょっと華奢に見えるけど、それもアステアらしくてまた良しです。 アステアと言えばジンジャー・ロジャースをはじめとして、パートナーの美女と華麗に優雅に。 一方ジーン・ケリーと言えば男同士で陽気にパワフルに、というイメージがありますが、 本作は作品の半分は戦艦の艦上ということもあり、アステアと水兵達との陽気な絡みも楽しい作品です。 勿論アステアのパワフルなソロも、ジンジャー・ロジャースとのペアの舞いもたっぷりと堪能できます。 ストーリーはやっぱり典型的ないつものアステアとロジャースの映画。でもこの2人の映画はそれでいいんです。 セーラー服姿をはじめ、正装ではないアステアとロジャースのダンスも新鮮。 でも、ラストはやっぱり正装に身を包んだ2人の優雅なダンスが素敵です。 この頃のアステアは映画の中で陸海空軍、全てに入隊しています。 この2人が活躍した時代は戦争の暗い影が世界を覆っていた時代と重なります。 しかし、軍隊生活を描きながらもひたすら陽気。 そんな時代だからこそ、こんな映画の存在も必要だったんだろうなと思わされます。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-16 22:39:19)《改行有》

38.  カルラの歌 《ネタバレ》 まずは前半のグラスゴー。ニカラグア人女性カルラと、心優しきバス運転手ジョージが出会う。2人のラブストーリーを軸にしながらも、ケン・ローチらしく移民や貧困といった問題を絡めた話なのかなと思いながらの鑑賞でしたが、後半、舞台がニカラグアに移って以降は本当に厳しい映画でした。 ケン・ローチは近年もイラク戦争とアメリカの問題を告発する映画を撮っていますが、本作でもCIAの影がちらつくニカラグアで何が起こっているのかを映画という形で告発する。 様々な形で介入しては、都合が悪くなると逃げ出す。アフリカやアジアなど、色んな映画でこんなアメリカを中心とした強国の姿を見てきました。本作のジョージも結局はニカラグアを去って行きましたが、彼に関してはこれ以上自分には彼女を守ることができない。あまりにも世界が近いすぎる彼女の祖国の現状を目の当たりにして身を引かざるを得なかったということでしょうか。 ラストの“カルラの歌”がとても美しかった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-05 21:37:30)《改行有》

39.  崖っぷちの男 《ネタバレ》 か弱き小さな個の正義が巨悪に立ち向かう。この構図の映画の場合、実話モノの場合は途中の展開も厳しく、鑑賞後も心にズシリと重いものが残る映画が多い。 一方、本作の場合にはそのような重さも無く、スリルや緊張感を持続させながらも基本的には非常にうまく話が運び、その展開もいいスピード感があります。なぜ主人公の男がこんな危険を冒しているのか真相を明らかにしていく過程も簡潔に分かりやすく挿入されています。 エド・ハリス演じる悪の親玉から証拠の品を入手し、無実が明らかになる瞬間の爽快感も格別。最後は必ず正義が勝つ!こういう分かりやすいエンターテイメントもいいものです。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-26 13:56:56)(良:1票) 《改行有》

40.  華麗なる賭け オープニングから音楽も雰囲気もアラン・ドロンでも登場しそうなフレンチ・ノワールを思わせる。監督は名匠ノーマン・ジュイソンに主演マックイーン。当然アメリカ映画ですが、音楽はあのミシェル・ルグランですからね。多用される画面分割、そこに流れるルグランの音楽とお洒落な雰囲気の中に、マックイーンが男の色気を静かに漂わす。僕にとってのマックイーンのベストの映画ではないですが、今までに見たマックイーンの映画では、彼のカッコよさランキングではかなり上位に来る作品です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-07 20:20:41)

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