みんなのシネマレビュー
とらやさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345

41.  川の底からこんにちは 女優満島ひかりさんの素晴らしさをたっぷり見ることが出来る作品。もう完全に彼女の独壇場ムービーですね。 序盤から人生への閉塞感や諦観を漂わせつつも、シュールなノリでクスリと笑わせてくれる。こういう笑いも好きだったりします。彼女の存在が本作を独特の味わいと可笑しさがある作品に押し上げたのだと思います。 佐和子さんの置かれている状況はかなり厳しいのですが、そんな状況を程よくユーモラスに淡々と演じつつも、工場のオバサマ方の心を鷲掴みにした演説やラストなど、時折感情を爆発させるところも良かったです。 そんな満島さんの演技のお陰かどうか?僕は佐和子さん結構好きだったな・・・。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-16 22:52:31)(良:1票) 《改行有》

42.  カバーガール 赤毛のセックスシンボルと表現されることが多いですが、本作はダンサー、リタ・ヘイワースの魅力が堪能できる作品です。この頃のリタをカラーで見ることが出来るというのも嬉しい。まさにタイトル通りカバーガール!ある時は可愛く、ある時は脚を、ある時は肩や背中を強調した衣装も楽しい。歌にダンスに陽気なミュージカルシーンもたっぷりと挿入されています。ジーン・ケリーに、作品のムードメーカー的役割のジーニアスなど、登場する男たちもいいキャラ揃いで、途中は色々ありながらもラストは3人で歌い踊ってしっかりハッピーエンド。やっぱりミュージカルはこうでなくっちゃ!陽気で楽しい映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-29 21:30:21)

43.  ガンモール/おかしなギャングと可愛い女 マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン。まさに鉄板!の名コンビが魅せるかなりおバカなドタバタコメディ。 この邦題もいい。“おかしなギャング”マストロヤンニ。ちょっと、いや、かなりマヌケで情けないギャングのボスをコミカルに演じる。こういう役を演じると絶品の味わいがあります。そして“可愛い女”、ソフィア。勿論本作でも彼女のゴージャスな魅力を堪能できますが、本作の彼女は本当に可愛いんですよ。この名コンビと絡むマストロヤンニの子分(こいつも相当なマヌケですが)を演じたアルド・マチオーネの貢献度も高いですね。 ソフィアが裏切り工作に打って出る。この時は彼女の台詞を歌にして実に楽しくテンポよく見せる。終盤のカーアクションもコミカルな音楽に乗せて一気に見せる。音楽の使い方も巧い。 序盤から全盛期のリタ・ヘイワースの姿が何度も出てくるのですが、ソフィアが「ギルダ」の中のリタ・ヘイワースのダンスを連想させるダンスで締めくくるラストも何とも粋でした。 残念だったのはDVDの画質の悪さ。もうちょっといい画質で見たかったですね。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-28 22:57:26)《改行有》

44.  花様年華 《ネタバレ》 トニー・レオンとマギー・チャン。見るからに狭く暑苦しいアパートに似つかわしくない2人。互いの妻と夫の顔を徹底的に見せない。それぞれの住む部屋の間取りも見せない。 しかし狭い廊下で何度となくすれ違う2人が印象的です。「最近ご主人を見かけないね」「海外に出張よ」「最近奥さんを見かけないわね」「親の看病で実家にいる」互いの結婚相手の不倫、孤独ということ以外私生活が見えない。赤みがかったクリストファー・ドイルの映像の中の2人は熱っぽくもありますが、一線を踏み越えない2人の関係にはリアリティも感じられます。 暗がりで一人ふかす煙草、一人の夕食、人気の無い夜のオフィスの残業、雨の夜。描かれる孤独な人間模様に、平凡な生活の中にある幸せについて考えてしまった。ただ、まったりとした展開から急激に時の流れが加速する終盤からラストは色んな事を簡略化しすぎている気がします。[DVD(字幕)] 7点(2011-09-15 20:20:28)《改行有》

45.  カッスル夫妻 《ネタバレ》 フレッド・アステアとジンジャー・ロジャース。映画史に残る名コンビを解消した作品にしてこのコンビの作品としては異色の作品。 実在した夫妻を描いた伝記ものであり、このコンビの作品はアステアがロジャースに恋をしてなんだかんだありながら最後は大ハッピーエンドとなるのですが、本作の2人は早々と結ばれる。さらに世界を戦争の暗い影が覆い、悲劇的な結末が待っています。 いつも素敵なダンスと音楽に乗せて夢のように優雅で幸せなドラマを見せてくれたこの名コンビが活躍した時代も第2次大戦の暗い影が迫っていた時代。しかしそんな事を忘れさせてくれるかのような2人の姿と素晴らしき予定調和のハッピーエンド。やはりこれが良かったんですね。本作の儚げな姿の2人が踊るラストシーンは、一世を風靡した名コンビの解消(本作の約10年後に一度復活を果たしますが)という寂しさをも感じさせます。[DVD(字幕)] 7点(2011-06-17 21:15:11)《改行有》

46.  カサブランカ ロマンスとしてはあまり惹かれる話ではないのですが、リックの店での絡み合う登場人物の様々な思惑に、絡み合う様々な視線。その人間模様の見せ方が見事な作品だと思います。 また、作品に漲る反ナチスの感情は戦時中に作られた映画なので非常に力強いものがあります。リックの店でドイツ人が歌うのに対抗し”ラ・マルセイエーズ”を合唱するシーンには特にその力強さを感じました。その時代を生きた人達によってその時代に撮られた映画だからこその力強さを感じます。 本作のイングリッド・バーグマンの美しさは強烈に印象に残ります。彼女の撮り方にもその美しさをいかに際立たせるかという相当なこだわりも感じられるし、彼女のその美しさとともに映画史に残り語り継がれていく作品なんだなと思います。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-22 01:35:26)《改行有》

47.  輝ける女たち 《ネタバレ》 キャバレー「青いオウム」の支配人が亡くなるところから話は始まる。その支配人を父親代わりにキャバレーで育った男を軸に、彼の周りにいるみんな家族のようで、家族でない?複雑な背景がある人間関係が交錯する、「青いオウム」をめぐる人々を描いた群像劇。主要登場人物の相関図がやや複雑なのですが、この複雑な関係がポイントでもあります。支配人の死をきっかけにバラバラに暮らしていた家族が集いそれぞれに家族や人生を見つめなおす、といった作品。皆が亡くなった支配人を愛しているという共通項が効いていて、かなり複雑な事情のある家族の人間ドラマで遺産相続なんかも絡む話ですが、いい意味でのユルさやユーモアが心地よく楽しめました。豪華女優陣が魅力的ないかにもフランス映画らしい作品でした。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-11 20:12:18)(良:1票) 《改行有》

48.  會議は踊る もう80年も前の、戦前のドイツのオペレッタの傑作と名高い本作をこの度初めて鑑賞しました。正直、映画としては退屈する時間帯も多かった。しかしそれでも観てよかったですねえ!あまりにも有名なお城からのお迎えの馬車に乗るクリステルの高揚する気持ちが伝わってくるかのような名曲「ただ一度だけ」とその馬車が街から郊外を駆け抜ける様子と沿道の人々をも生き生きと捉え続ける移動撮影。やはり映画史に残る名シーンですね。感動しました。リリアン・ハーヴェイもとてもチャーミング。一度最後まで見た鑑賞後も繰り返しここだけを何度も何度も見てしまいました。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-29 23:09:06)

49.  川の流れに草は青々 80年代のホウ・シャオシェンの映画には瑞々しい魅力があふれている。本作もそれを冒頭から感じる事が出来る。今の日本から見ても懐かしさを感じさせる田舎町の風景、優しさを感じさせる音楽と自然光の温かみと柔らかさ。何気ない冒頭の風景描写から画面に釘付けにさせられるのです。 「童年往時」や「恋恋風塵」といった80年代の傑作群でも感じる事ですが、音楽と台詞の無いシーンの使い方が実に上手い。映画ではなく本当に台湾のどこかの田舎町の風景を切り取ったかのような何気ない日常に、俳優ではなくそこで遊んでいる子ども達やそこで暮らす人々を捉えたような表情には演技を感じさせない、いい生活感がある。 例えば頻繁に登場する川や教室でのシーン。河原で戯れる子ども達や教室の隅に座っている台詞の無い子ども達に至るまで表情が実に生き生きとしている。全ての子ども達に語りかけるように演技指導をしているホウ・シャオシェンの姿が目に浮かぶようです。そんな中彼が描くのは子供の頃、若い頃といった人生の大切な一時期の日常とその等身大の姿。それは彼のその頃の思い出の風景なのか。ゆったりとした気分で楽しむことが出来る映画です。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-03 13:22:31)《改行有》

50.  華麗なる週末 大した話ではないのですが、少年の成長と彼を取り巻く人々をほのぼのと描いたとても楽しく心温まる映画です。マーク・ライデル監督の映画はそんなに数多くは観ていませんが、地味にいい映画を撮ってくれるお気に入りの監督です。地味ながらも、そっと心に残るユーモアやメッセージを挿入するのが実に上手い。今回のマックイーンの役どころはどこにでもいそうな田舎のあんちゃんという役なのですが、何でこの人は何をやってもこうも魅力的なのでしょうか。古き良きアメリカ、まだクルマが珍しい時代で今よりもっと広さを感じさせるアメリカ。そんな風景によく似合うどこかで耳にした事があるような素朴な音楽が耳に心地良く、そんな風景にはマックイーンがよく似合います。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-02 20:18:19)

51.  ガープの世界 《ネタバレ》 何度か観ていますが何度観ても飽きがこない不思議な味わいがある映画です。人生、いい時も悪い時もある。どんな時も結局は今の己の人生の局面を受け入れて生きていくしかない、そんな気持ちを感じさせるガープが見せる微笑みがこの作品の人生に対する考え方なのでしょう。ロビン・ウィリアムスの持つ、この頃もその後も変わらないキャラクターや脇を固める(特に女装ジョン・リスゴー!)俳優陣の好演、ジョージ・ロイ・ヒル監督の軽妙な話術もあって、決してハッピーな話ではないし唐突に感じられる展開もあるのですが、どこかほのぼのとしていて鑑賞後の余韻も不思議といい作品です。ガープがラストでヘリコプターの中で「ヘレン、全てを忘れないで」という台詞が印象に残る。この作品を観た人はきっとそんなガープのことを忘れないでことでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2009-11-04 21:26:34)

52.  喝采の陰で 《ネタバレ》 パチーノのいつもよりちょっとおさえた演技で見せるいいお父さんぶりが微笑ましい。「クレイマー、クレイマー」と比較される事が多い本作ですが、ダスティン・ホフマンのお父さんぶりと比べるとパチーノのお父さんぶりはやっぱり熱い(笑)。父親と子供達が互いに愛し合っているのがよく分かる。そんな仲良く明るく支えあって生きているパチーノと子供達の描写がとても微笑ましいし、この親子を素直に応援したくなる、素晴らしい家族の物語でした。「引き取る義務は無いが」としながらも子供達全員を引き取る決心をした時のパチーノがカッコ良かったですね。地味ですがとてもあたたかい良質のホームドラマです。[DVD(字幕)] 7点(2009-07-15 00:24:18)

53.  海上48hours-悪夢のバカンス- 《ネタバレ》 英国製のサメ映画です。 海上か海底か、47か48の違いはありますが同じサメ映画のシリーズと似た邦題が付いてるけど別物の作品。 最後に誰が助かるのかは、冒頭の海に出て行く前のキャラからも非常に分かりやすいですが、 足を怪我して最初に犠牲になる男は別にして、あとの2人の男が仲間を救うために見せる男気がいいじゃないですか。 上映開始後、若い男3人と女が2人。海に投げ出されるまでに10分か15分程度、 そして90分足らずの上映時間で展開も早く、最後までまずまず楽しめるサメ映画です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-18 13:10:20)《改行有》

54.  カムバック・トゥ・ハリウッド!! 《ネタバレ》 デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズの豪華競演。 近年、ハリウッドでも爺さんたちが元気です。 こういう爺さんトリオものが増えてきたなあと思いますが、 中でもカッコいいのが、今は落ちぶれてしまったけど、往年の西部劇の大スターを演じるトミー・リーですよ。 撮影中の事故に見せかけて彼を殺して保険金を騙し取るというストーリーなんですが、 カメラが回る中、なんだかんだでことごとくその危機を切り抜け、ことごとくそれが名シーンになっていく。 彼を殺しに来た、フリーマン演じる、無類の映画好きのギャングのボスも惚れ惚れしてしまう。 西部劇のヒーローとはかくあるべき。 時の流れと共に映画の流行も変わっていきますが、変わるべきではないこういうお約束もいいものです。 この「西部の老銃士」がラストのように大ヒット作になるかは別ですけどね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-12-27 17:32:28)(良:1票) 《改行有》

55.  カーリー・スー 本作の後も「ホーム・アローン」や「ベートーベン」といったシリーズものなど、 多くのファミリー映画の脚本や製作で活躍したジョン・ヒューズですが、本作は彼の監督としての最後の作品です。 本作もかわいい子どもが活躍するジョン・ヒューズ印のハートフル・コメディです。 サタデーナイト・ライブ系などのコメディアンを好んで起用したジョン・ヒューズですが、 本作もジム・ベルーシが主演。しかし本作のジム・ベールシ、ちょっとカッコいいです。 この手の映画は筋書きが読めてしまっても全然OKだし、話は単純で一向に構わないのですが、 美人のエリート弁護士がなぜにこの男にあそこまで急激に惹かれていったのか。 この美人のエリート弁護士の大ピンチをカーリーと一緒に救うとか、 こういう映画だし単純なことで構わないので何かそのきっかけが挿入されていると良かったんですけどね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-06 20:51:23)《改行有》

56.  海底47m 《ネタバレ》 海中のケージの中の人間が巨大なサメに襲われる。 「ジョーズ」の海洋学者フーパーのエピソードが参考になっているのかもしれませんが、 これを美人姉妹に置き換え、(やはりヒゲ面の男よりこっちの方がいい) サメの恐怖に加え酸素が無くなるというもう1つの恐怖、2人を引き離すことにより生まれる恐怖に 「窒素」や「潜水病」といった新たな要素も加えている。 序盤を手短にまとめ、90分という尺もよし。サメ映画、海洋パニック映画としても健闘している作品です。[CS・衛星(吹替)] 6点(2019-08-19 15:13:28)《改行有》

57.  ガール・オン・ザ・トレイン 《ネタバレ》 抑揚があまりなく時間軸が頻繁に移動し、登場人物は少ないけど複雑な相関図が提示される前半が結構しんどい。 しかし中盤以降、相関図が整理されてからはエミリー・ブラント演じるアルコール依存の女を中心としたサスペンスが徐々に盛り上がりを見せる。 アルコール依存による記憶の曖昧さが1つのキーになっていて、やはりエミリーはこういうひと癖ある役を演じると抜群の存在感があります。 ミステリとして最大の難点は登場人物が限られるゆえ、中盤の段階で誰が犯人か特定できてしまうことでしょうか。 しかし限られた登場人物により狭い範囲で展開される、電車の車窓から見える一見何気ない日常に潜むサスペンスはなかなかの迫力がある作品です。[DVD(字幕)] 6点(2017-09-12 21:38:54)《改行有》

58.  華麗なる殺人 近未来を舞台に、人間が持つ闘争本能が戦争や無差別殺人に向かわないよう、 ルールに則った上で殺人をゲームとしてシステム化してしまったというSFアクション・サスペンス。 「昔からこのシステムがあればヒトラーは出現しなかった」といった台詞もありましたが、 所詮このシステムも人と人が殺しあっていることに変わりはなく、人間の持つ野蛮な一面に対する皮肉り方が面白い。 しかし音楽や登場人物の衣装に室内装飾といった作品の世界観が妙にオシャレにポップにまとめられていて 殺人ゲームという殺伐とした空気がほとんど感じられない一風変わった作品。 60年代、まだまだ若いマストロヤンニがいつもとは違うクールな2枚目ぶりを披露する作品ですが、 当時としては結構奇抜な作品だったのかもしれません。[DVD(字幕)] 6点(2017-08-18 15:17:48)《改行有》

59.  神様メール 《ネタバレ》 パソコンが必須アイテムになってしまった現代社会。そのあたりの事情は神様と言えども同じのようで・・・。 何となく可愛い感じの邦題にDVDのパッケージ。新感覚の宗教映画といったところですが、 この映画、結構挑戦的。ブラックユーモアではあるのですが、 主人公の女の子は神の子ども。ということは父は何と神様。その神様が一番病んでいるように見える。 この娘が父のパソコンにイタズラして、下界の人間にあるメールを一斉送信してしまったから、さあ大変! まず娘が下界にやってきて、次に神様である父もやってきての騒動が描かれるのかと思っていたら、 娘が出会う人間達とのエピソードは予想に反し真面目に作られています。 もっと娘が地上の人間社会を冒険するアドベンチャー的要素があっても面白かったかとは思いますが、 親父が地上で散々な目に会う笑いドコロがいいアクセントになっています。 地上にやって来た神様と人間の交流を通して描かれる一風変わった現代社会への皮肉が面白い。[DVD(字幕)] 6点(2016-12-03 21:29:23)(良:1票) 《改行有》

60.  帰らざる河 《ネタバレ》 ゴールドラッシュに沸く西部開拓時代の人間ドラマ。 主演がマリリンでなかったら既に忘れられた映画のようになっているのかもしれませんが、 歌声も魅力的なマリリンの姿がいっぱい、それだけでも価値がある作品だと思います。 今ならバッチリCGで処理されるのでしょうが、今に見ると微笑ましさすらあるいかにもという合成の川下りシーンも、 川下りの旅の過酷さを演出するためだけに動員されたかのような先住民の登場も時代を感じさせる味があります。 冒頭の賑わいを見せる盛り場。どこを見ても男、男、男・・・。 そこにギターを持って現れ、歌い始めるマリリン。見事な冒頭の掴みです。 旅の途中から、既に少年にとって母のようなマリリンの姿もいい。これまでの彼女の映画にはなかったマリリンの姿です。 旅の途中もずっと一緒のギターもまた本作には欠かせないピースの1つ。 ”river of no return”のメロディ、マリリンの歌声、歌う表情、その全てが魅力的です。 そんな彼女が歌う酒場に現れるミッチャム。彼女を抱きかかえ、強引にさらっていく。 「家に帰ろう」という彼の言葉を受け入れたかのように、脱いだハイヒールをそっと捨てて馬車に揺られ行くラストシーンが印象的。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-20 22:15:29)《改行有》

000.00%
120.10%
2130.62%
3492.33%
41205.71%
527312.99%
646622.18%
757027.13%
841119.56%
91627.71%
10351.67%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS