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1. カルメン(1948)
赤とグレイの2色式テクニカラーに部分的な着色を加えたような、独特の色彩。
ヒロインのカルメンは、型にはまったような自己主張の激しい性格なので好きにはなれないけども、
街並みなど歴史的な舞台再現がすばらしく、大作史劇のような雰囲気も漂っている。
しかしそれは前半までで、後半は失速して低予算の愛憎ドラマのようになり、
観るのが苦痛なほどつまらなくなるのが残念。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-31 00:10:16)《改行有》
2. カサブランカ
やたらカッコつけているだけの、スカスカ映画という感じ。
もとが舞台劇なんだそうで、どうりでカフェの場面から変わらないわけだ。
歴史が覚えられるかも?と思って観てみたけど、リアリティがなくて、あまり勉強にならない内容だった。
舞台は戦時だけど、戦闘シーンなんて全くなかったし。
アクションも何もなくて、顔アップとかどうでもいい会話ばっかりの、本当に退屈な内容。
せめてカラーだったら、もうちょっと印象も違っていたかもしれないけど。
アカデミーを取ったのは、反ファシズムのメッセージが
当時の世相にぴったりマッチしたからだと思う、でも今となっては…。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2009-07-15 09:02:43)《改行有》
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